I.Q
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I.Q(アイキュー)は1997年1月にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたパズルゲーム。 またそのシリーズの総称。原案は佐藤雅彦。I.QはIntelligent Qube(インテリジェントキューブ)の略で、知能指数とは関係ない(ただし「キューブ」の綴りは本来、「Qube」ではなく「Cube」である)。
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[編集] 概要
I.Qはプレイヤーが思考と反射神経を駆使し、奥から迫りくる複数のキューブを次々と捕獲していくゲームである。
[編集] ルールと目的
- プレイヤーは、ある一定のマス分広がるフィールド上に立ち、奥から迫りくる複数のキューブ(これを問題という)が来る前に足下にマーキングをする。マーキングをしたマスの上にキューブが乗ったときマーキングを解除することで、そのキューブを地面に沈めることができる。これを捕獲という。
- ステージと同じ色をしたノーマルキューブ、緑色のアドバンテージキューブは、ステージ外に落下させず必ず捕獲しなければならない。
- アドバンテージキューブは、捕獲するとフィールド上に緑色のマークが残る。その状態で指定されたボタンを押すと、そのマークを中心にひとまわり拡大した3×3マスのエリアを爆発させることができ、爆発エリア上にあるキューブは全て捕獲することができる。
- 黒いフォービドゥンキューブは捕獲してはいけない。捕獲してしまうとフィールドが1行崩壊してしまう。フォービドゥンキューブは捕獲せずにフィールド外に流す。
- マーキング、マーキング解除を繰り返し、フォービドゥンキューブを捕獲しないように他の全てのキューブを捕獲し、問題をクリアしていくのがこのゲームの目的である。
- もしプレイヤーが迫りくるキューブに踏みつぶされてもミスにはならないが、その時点で残っていた全てのキューブが高速でフィールド外に流されてしまう。
- 捕獲しなくてはならないノーマルキューブ、アドバンテージキューブを捕獲できないままフィールド外に落下させてしまった場合、それが一定数以上落下するごとにフィールドが1行崩壊してしまう。
- フィールドが崩壊すると同時にプレイヤーが落ちてしまうとゲームオーバーとなる。
- 問題が開始してから、キューブが1マス手前に迫るごとに歩数が加算されていく。模範歩数以内にフォービドゥンキューブ以外の全てのキューブを捕獲(クリア)できた場合PERFECT!、模範歩数は超えてしまったがクリアできた場合GREAT!を得られる。なお、模範歩数未満でクリアした場合、EXCELLENT!を得られる。いずれかの称号を得たとき、フィールドが1行追加され広がる。
- そのステージの全ての問題をクリアすると、次のステージに進める。
[編集] I.Qの算出
- キューブを捕獲したり、問題をクリアし称号を得るごとに得点が加算されていく。また、ステージをクリアしたときのフィールドの行数に応じてボーナスが加算される。
- すべてのステージをクリアするか、ゲームオーバーになったとき、得点に応じてプレイヤーのI.Q(Intelligent Qube)が数値として算出される。
[編集] シリーズ一覧
- I.Q 〜intelligent qube〜(PS)(1997年1月31日発売)
- I.Q FINAL(PS)(1998年12月23日発売)
- I.Q REMIX+(PS2)(2000年3月23日)
- I.Q Mania(PSP)(2006年3月9日)
- I.Q(携帯用アプリ)
※対応機種名には略称を使用している。
PS・PS2=プレイステーション・プレイステーション2、PSP=プレイステーション・ポータブル
[編集] I.Q 〜intelligent qube〜
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[編集] I.Q FINAL
- プレイステーション用として1998年12月23日に発売。
- 現在でもPlaystation The BestやPS one Booksとして販売されているベストセラー。
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[編集] I.Q REMIX+
- プレイステーション2用として2000年3月23日に発売。
- 現在は絶版。
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[編集] I.Q Mania
- プレイステーション・ポータブル用として2006年3月9日に発売。
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[編集] I.Q(携帯用アプリ)
- iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ、CLUB AIR-EDGE向けに配信中。