Infection/LITTLE BEAT RIFLE
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infection/LITTLE BEAT RIFLE | ||
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鬼束ちひろ の シングル | ||
リリース | 2001年9月7日 | |
録音 | 2001年 | |
ジャンル | J-POP・J-ROCK | |
時間 | 10分19秒 | |
レーベル | 東芝EMI・Virgin TOKYO | |
プロデュース | 羽毛田丈史 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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鬼束ちひろ 年表 | ||
眩暈/edge (2001年) |
infection/LITTLE BEAT RIFLE (2001年) |
流星群 (2002年) |
infection/LITTLE BEAT RIFLE(インフェクション/リトル ビート ライフル)は、鬼束ちひろの5枚目のシングル。
目次 |
[編集] 解説
2001年9月7日に発売された。作詞・作曲は鬼束ちひろ、編曲は羽毛田丈史。
初回プレス盤のみ、スリーブケース仕様となっている。またこの作品のみ、収録上の理由でインストゥルメンタルが収録されていない。
この作品をリリースした4日後、アメリカ同時多発テロ事件が発生。奇しくも「infection」の“爆破して飛び散った心の破片”という衝撃的な歌詞がそれを髣髴させるということで、同年11月まで同曲のプロモーションは自粛され、代わりに「LITTLE BEAT RIFLE」のみのプロモーションを行った。
新星堂では初回プレス盤の購入特典としてポストカードが付属していた。
[編集] 収録曲
- infection
- オーケストラを起用し、壮大なバラードに仕上がっている。ドラマ制作側が「人間の陰の部分・感情を豊かに歌い上げる歌声と世界観が完全にドラマと一致する」と賞賛し、楽曲起用を決定したという。だが、これはもともとドラマ用に書き下ろしたものではなくデビュー直後に書き上げられていたストック曲のひとつであり、ドラマと合うのではないかと提案したところ採用となったという。上記の通り、発売直後にアメリカ同時多発テロ事件が発生した。予見していたかのような歌詞はそれを彷彿させるとのことで発売から2ヶ月間はこの曲によるプロモーションは見送られ、東芝EMIのサイト上でもプロモーション自粛の声明文が公表された(だがドラマ主題歌であったため、楽曲はドラマ内では毎週使用されていた。ちなみにドラマ内では毎週使用される部分が違っていた)。当人にとってもこれは大変ショックな出来事であり、精神的にもダメージを受けたようだが、これにより次回作となる「流星群」、また3枚目のアルバム『Sugar High』収録の「King of Solitude」が生まれるきっかけともなった。ちなみに、レコーディング・プロモーションビデオともにロンドンで収録が行われたが、アルバム「インソムニア」のインタビューの際、「以前有名なタロット占い師に“絶対次回作は海外でレコーディングやPV撮影を行いなさい”と言われた」とのことで、このことも考慮したのであろうと思われる。また、鬼束の高校時代の同級生であり鬼束をフェイバリットアーティストと挙げる歌手の久嶋美さちは同曲を邦楽で最も好きな曲に挙げている。
- LITTLE BEAT RIFLE
- 荘厳なバラードの「infection」とは対照的に、カントリーロックをイメージして制作されたアップテンポなナンバー。「infection」がプロモーション自粛の際に代わりにこの曲で音楽番組に出演していた。しかしもともと「infection」のプロモーションは発売直前まで行われず、発売前も「LITTLE BEAT RIFLE」の方がラジオオンエアされていたりプロモーションビデオが先に制作されてオンエアされる等していた。結果、発売事前から年内に渡っての長期プロモーションによって、同作品のスマッシュヒット・次回作「流星群」への布石・話題性においても貢献したのも事実である。
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[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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