P-15 (ミサイル)
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P-15「テルミート」(ロシア語:П-15 «Термит»ペー・ピトナーッツァチ・チルミート)は、1950年代にソ連によって開発された中距離対艦ミサイルである。愛称はロシア語で「白蟻」や「テルミット」の意味。北大西洋条約機構(NATO)では、SS-N-2「スティクス」(Styx)というコードネームをこのミサイルをさす名称として用いきた。
中華人民共和国は1958年にソ連からの供与を受け、少なくとも4種の派生型を開発した。そのうち、中国で生産された艦船発射型はNATOコードネームでCSS-N-1 ScrubbrushやCSS-N-2と区別された。一方、その派生型であるHY-1とHY-2は沿岸防衛用として運用された。このタイプのミサイルの他の名前としては、SY-1、FL-1などがある。中国による命名の特色として、仕様が同じでも国内用と輸出用とで名称が異なっている。
[編集] 実戦運用
ソ連製のP-15の主な使用は以下の通りである。
中国製に関しては、イラン・イラク戦争において全種類使用されている。
[編集] 仕様
- 全長: 5.8m
- 直径: 0.76m
- 翼長: 2.4m
- 重量: 2,300kg
- 弾頭重量: 454kg
- 飛行速度: 不明
- 射程: 80km
- 誘導モード: オートパイロット、アクティブレーダー
- 命中率: 不明
[編集] 運用国
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