SDガンダム列伝 ガンダム騎士団
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『SDガンダム列伝ガンダム騎士団』(エスディーガンダムれつでんガンダムぱわーず)は、「コミックボンボン」(講談社)で連載された漫画作品。「コミックボンボン・ガンダム誕生20周年記念特別作品」であり、騎士ガンダムシリーズの第九弾である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
騎士ガンダムシリーズ | ||
通番 | 題名 | 期間 |
第8作 | SDガンダム聖伝 | 1997年 |
第9作 | SDガンダム列伝 ガンダム騎士団 | 1998年 |
第10作 | SDガンダム英雄伝 | 2001年 |
目次 |
[編集] 概要
騎士ガンダムシリーズの第九弾で、第一弾から長らく続いたほしの竜一による騎士ガンダムシリーズの最後の漫画作品である。シリーズで初めてカードダス化はされていない。これまでのシリーズに登場したキャラクターが登場し、騎士ガンダムシリーズの総決算の様相を呈している。歴代のキャラが次々と登場していくのはファンサービス的であったが、同時にそれらのキャラが次々と死んでいくという衝撃的なストーリーであった。
[編集] あらすじ
聖なる郷、エレナ・ルウムは闇の盟主シャアとその下僕、メビィースト(半機獣)の襲撃により闇の支配地と変わり果てた。最後の抵抗をする戦士達がメビィーストに追い詰められた時、一人の召喚士がスダドア・カ・ワールドから仲間となる騎士ガンダムを召喚した。
[編集] 登場人物
()内はモデルとなったキャラクター。ただし、モチーフについて公式には発表されていないので諸説ある。
なお、特に記述の無いガンダムの職業は皆『騎士』である。
[編集] スダドア・カ・ワールドより召還された騎士達
[編集] 最初の召還
- アルフガンダム()
- ノーベルによって呼び出された見習いの騎士。しかし、その正体はユニオン族の神スペリオルドラゴンの生まれ変わりであった。闇の支配から解かれたエレナ・ルウムをスタドア・カ・ワールドへと改名することを提案した。
- ゼータガンダム(Ζガンダム)
- ニューガンダム(νガンダム)
- ダブルゼータガンダム(ΖΖガンダム)
- インディガンダム()
- メテオガンダム(Hi-νガンダム)
[編集] 円卓の騎士の召還
- レットウォーリアー(レッドウォーリア)
- 騎士ガンダム達の中でもリーダー格であり、アルフ・ノーベル・光の騎士以外の騎士では唯一最後まで生き残る。
- 白金卿(百式改)
- マークⅡガンダム(ガンダムMk-II)
- ヘビィガンダム(ヘビーガンダム)
- F90ガンダム(ガンダムF90)
- ガンタンクR(ガンタンクR-44)
[編集] 闇のガンダムの召還
シャアにより操られたノーベルが召還した闇のガンダム達。闇の結界をつくり騎士ガンダムを追い詰める。
[編集] 光の騎士の召還
ノーベルの召喚術がアルフを触媒に呼び出した、伝説を超える光の騎士ガンダム達。
- ウィングガンダム(ウィングガンダム)
- ローズガンダム(ガンダムローズ)
- ガンダムマックスター(ガンダムマックスター)
- ガンダムサンドロック(ガンダムサンドロック)
- シャインガンダム(シャイニングガンダム)
- ゼロガンダム(リグ・シャッコー)
[編集] エレナ・ルウム
- 召喚士ノーベルガンダム(ノーベルガンダム)
- エレナ・ルウムの精霊と光の竜(スペリオルドラゴン)の御名において騎士ガンダムを召喚できる唯一の存在。
- スカルガンダム(スカルガンダム)
- テムジンガンダム(テムジンガンダム)
- フェイロンガンダム(フェイロンガンダム)
- ピクシーガンダム(ガンダムピクシー)
[編集] メビィースト
- 闇の盟主シャア(シャア・アズナブル)
- メビィーストの統領。エレナ・ルウムの支配を目論む。その正体はデビルガンダムであった。