オシャレ魔女 アブandチェンジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はねるのトびら > はねるのトびらの企画 > オシャレ魔女 アブandチェンジ
この記事は、上記の親記事が長くなったために分割されて生じた記事です。このテーマについて体系的な情報を得たい場合には、上記の親記事(目次ページ)にあるリンクを順番に辿ってみてください。
オシャレ魔女 アブandチェンジ (おしゃれまじょ あぶあんどちぇんじ)は、フジテレビ系列のバラエティ番組「はねるのトびら」内で放送されているゲームコーナー。
目次 |
[編集] 概要
オシャレ魔女 ラブandベリーのパロディ。通称:アブandチェンジ、アブチェン。
2006年7月12日スタート。打ち合わせなどと偽って呼び出した私服姿の女性ゲストと同じ私服姿 (?)の虻川扮するオシャレ魔女「アブ」が「オシャレース」と呼ばれる、指定された「オシャレワード」(主に「デニム」などの所謂ファッション用語。たまに「アッコ」「めぐみ」などゲストの名前や、「鬼嫁日記」の「にっき」などの番宣関係なども混じる)の最後の文字から始まる単語をリズムに合わせて交互に言っていく言葉ゲームで対決する。例えば、オシャレワードが「ベルト」だった場合、「と」から始まる単語 (例: 時計)を言う。(例)「♪ベルトベルトベルとけい・・」 言えなかったり、リズムに乗れなかった場合や、存在しない単語、一度言った単語、人名、下品すぎる単語を言うとアウト。失敗した場合、勝者が指名した両方の私服を交換する。
このルールは絶対である為、アブを負かせば服を取り戻す事が出来る (交換タイムをパスすることも可能)。但し、虻川の私服は購入金額が安い上にダサく (しかも「ゴルゴダ」「バラグーダ」「ザ・チャップリン」「ポコスカポン」など、誰も知らないようなマイナーブランドの服であり、そこもまた笑いを誘う要因となっている)、とても交換に耐えないので、明らかにゲストが不利 (と言うかほぼ罰ゲーム)である。その上「アブダンス」をした後だからか、服が汗で濡れて非常に臭ってくるとのこと (ほしのあき曰く「アブ臭」、また観月ありさ曰く「加齢臭」。)。更にゲーム終了後、交換した服は (8月23日放送分で)永久に返さないと放送されている。真偽の程は疑わしいのだが、もし本当なら多くの芸能人から相当高額な衣類・履物などを大量にせしめていることになる。ゲストは常に本人が知らない状態でコーナーに参加させられている事から、参加させられた芸能人のファン等からのクレームが多いコーナーである。
ゲームは合計5回行う。尚、梶原曰く、虻川の私服があまりにダサい為、各タレント事務所からコーナー出演のお断りが続出しているらしい。しかも虻川のヒップが大きい (101cm)為、ゲストと交換してもズボンが穿けない (例として夏川純、若槻千夏等)ことや、穿けたものの伸びてしまい型崩れする (安田美沙子等)こともある。また、虻川が騙し絵の描いてある服を着るのも定番化してきた。
オシャレースを仕切る「天の声」 (ナレーション)はアブ曰く「叔母」らしい (実際の声は住友七絵が担当)。
オシャレースのBGMはボーイズ・タウン・ギャングの「SIGNED, SEALED, DELIVERED (I'M YOURS)(涙を届けて)」。
[編集] 登場メンバー
[編集] これまでのゲスト
以下の勝敗はゲスト側から見た結果である。
- MEGUMI 1勝4敗(2006年7月12日放送)
- 平山あや 0勝5敗(2006年7月19日放送)
- アブが初の全勝。私服を全て奪ったアブはかなりオシャレになった。
- 夏川純 1勝4敗(2006年8月2日放送)
- 叶姉妹 1勝4敗(2006年8月23日放送)
- 服を交換したのは妹の美香。(いつもの調子で恭子に押し付けられたから)
- 衣装のあまりのダサさに美香は交換を断り、チェンジしないままゲームを続行。因みに負けて得た服は全て着ようとはせず、着替え中のカーテンに引っかけたり、スタジオ外に投げる始末であった。おかげで美香は、最終的には下着と恭子が持参したファーのストールを身につけた姿で帰る結果となった。因みに交換を拒否されたアブの服は宅配便で恭子側に送ると発言した。ゲストが交換を拒否することは他の回では許可されていない。
- 若槻千夏 0勝5敗(2006年8月30日放送)
- アブが挑発した際に、アブの頬をビンタした。
- ほしのあき 2勝3敗(2006年9月6日放送)
- ゲストでは珍しくこのコーナーをテレビで見たことがあり、冒頭「アブチェンですよね?」と発言。最初こそ負けてしまったが、後半の2回は意地で勝って、キャミソールを除いて、全て取り返した。その時、唯一、交換できなかった“ナイスバディTシャツ”(ビキニ姿の女性の体がプリントされているのでパッと見、着た人が本当にビキニ姿に見えるTシャツ)を気に入り、そのまま青山の友人の誕生日パーティーに行ったらしい。
- 神田うの 0勝5敗(2006年10月4日放送)
- 安田美沙子 0勝5敗 (2006年10月25日放送)
- 熊田曜子 2勝3敗(2006年11月15日放送)
- 勝ち越しは逃したものの、現時点では歴代最強といわれる。尚、オシャレースでの強さは、彼女が寝る前にやっている「一人しりとり」で培われたものらしい。
- 西川史子 2勝3敗(2006年11月29日放送)
- 「得意」と豪語していたにも関わらず惜しくも負け越す。通常はアブが先攻だが、「先攻の方が有利では?」ということで、1回だけ交代した結果、「ハット♪ ハット♪ ハットム・ソーヤ♪」と、リズムをいきなり変えてアブを撹乱するという頭脳プレイで西川が勝利。が、結局奪還したスカートを除いて全て取られたので、西川は「何着ても似合う私が似合わなーい」と完全に負けを認めていた。
- 和田アキ子 1勝4敗(2007年1月3日放送)
- 開始早々アブが危険を察知し、番宣を兼ねた機動隊が出動(シールドに番組宣伝が書かれていた)。この機動隊は和田が状況を理解すると引っ込んだ。その後もアブは、本来逆らえないはずの和田に対し終始ナメた態度をとり続け、西野達をハラハラさせていた。1回目のゲームで「♪おせち・おせち・おせちんこ」と発言してしまい、「ゲームの中」という設定を越えて西野らが厳重注意 (余談だが、本人は「ぽ」ではなく「こ」ならばセーフだと思っていたらしい。「ぽ」でも当然アウト)。3回目直前に和田がルール変更を求め、オシャレワードの発表後シンキングタイムを設けることに。だが結局この回更に「おもち」で「ちんこ」発言をしてしまい、またしても設定を超えた厳重注意が。この回アブは和田のズボンと自分のミニスカートを交換、和田曰く「半世紀ぶりのミニ」との事。交換後和田は美脚という事が判明、しかし当の本人は恥ずかしく、その間本人は女性らしく振舞っていた。4回目以降は和田のみにワードの発表、和田のみにシンキングタイムを設けて (因みにこの間のアブは別室に隔離され、ヘッドホンをつけて激しくダンスを踊り、和田のズボンをさらに汗まみれにしていた)再挑戦した結果、4回目は見事勝利、ズボンを取り戻した。が、ノリノリで挑んだ5回目に負けてしまい、アブは視聴者の期待を裏切らずズボンとミニを交換し、和田は恥ずかしい思いで (本物の)打ち合わせに望むことになった。
- 矢口真里 1勝4敗(2007年1月17日放送)
- 身長144cmの矢口に対しアブが169cmと、2人にはかなりの身長差があった。矢口の頭を見失って探している仕草をしたりも(池乃めだか風)。始め、矢口はかかと8cmのハイヒールを履いて登場したが、ゲームに負けてアブの履いていたボロボロ靴(靴底がべろべろに剥がれ、悪臭を放つ状態だったようだ。)と交換するはめに。その後、見かけ上は33cmの差となり、2人のギャップは更に大きくなった。VTRを見ると、合成動画と思わせるほどアブが大きく見えてしまう事に。返してもらうため頑張るものの、残念ながら最後まで取り戻すことは出来なかった。
- マリエ 0勝5敗(2007年1月31日放送)
- ウエストがアブとは20cm近くの差があったにも拘らずお互いスカートがピッタリはけたこと、特技がダンスであるはずなのにリズムに乗れていなかったことから、プロフィールの詐称が疑われた。コーナーの最後に専属モデルを務める雑誌ViViの編集部に対し「今後は出演する番組を考える」と謝罪した。
- 安めぐみ 0勝5敗(2007年2月14日放送)
- 5回ともかなりの熱戦であったが、全て最後は力尽きてしまい全敗を喫した。アブと服を交換させられ続けるうちに「癒し系」から「元癒し系」にされてしまった。一方安から私服を奪ったアブは珍しくかなりオシャレになっていた。
- 香里奈 1勝4敗(2007年2月28日放送)
- 観月ありさ 0勝5敗(2007年4月4日放送)
- 自身の主演ドラマ「鬼嫁日記 いい湯だな」の衣装合わせをすると騙されて来た。このコーナーのことは知っていたものの、結局全敗し、しまいにはドラマさながらの鬼嫁キャラになりかけた。ちなみに夫役のゴリはガレッジセールとして同日の「ギリギリッス」に出演。
[編集] 備考
- 虻川の私服があまりにダサいため、本当に私服なのか疑わしく思う視聴者が多いようだが、以前から虻川の私服センスが番組でいじられることがあった。それが本コーナーの誕生の由来にもなっている (しかし、はねトび以外の番組では一般的に普通の服を着ているので「ネタなのでは?」と思う視聴者も多い)。
- 2006年12月20日放送で、番組メンバーの鈴木拓がアブandチェンジに挑戦することになった。しかし実際は鈴木へのドッキリで、オシャレ魔女アブの代わりに鈴木の実母がオシャレママとして登場。オシャレースを拒否した鈴木のズボンと母親のスカートを交換させられた。ちなみに鈴木は私服ではなくサンタクロースの衣装だった。
- 北陽は映画「オシャレ魔女 ラブandベリー しあわせのまほう」というパロディ元の映画版への出演が決まった (虻川がマリア先生役、伊藤がオシャレ魔女学園の生徒役である)。
- 「SMAP×SMAP」 (2006年12月25日放送)の「BISTRO SMAP」にはねるのトびらメンバーが出演した際、香取慎吾が虻川の私服 (アブandチェンジでゲストに譲ったはずの物も含む)を着て登場した。
カテゴリ: テレビ番組に関するスタブ | 番組の企画 | はねるのトびら