フジエクスプレス
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フジエクスプレス(ふじえくすぷれす)は東京都港区を拠点として、主に貸切バス事業を運営する富士急行の子会社である。また、中央高速バス諏訪岡谷線・伊那線と、港区コミュニティバス「ちぃばす」の運行も行なっている。また、2007年4月1日より横浜市営バス134系統の運行を引き継いで運行を開始した。
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[編集] 沿革
- 1997年9月8日 富士急行東京営業所を分離して設立。
- 2002年 中央高速バス諏訪岡谷線・伊那線の運行を富士急行から移行。
- 2004年10月1日 東京都内では富士急グループ初の一般路線バスとして「ちぃばす」を運行開始。
- 2005年 富士急横浜観光(旧・横浜営業所)と合併。
- 2006年12月21日 横浜市交通局(市営バス)134系統の運行引継ぎ決定(2007年4月より運行開始予定)[1]。
- 2007年3月18日 港区コミュニティバス「ちぃばす」にてPASMOを導入。
- 2007年4月1日 横浜市交通局(市営バス)134系統を引継ぎ、横浜タウンバス・フジエクスプレス134系統として運行開始。
[編集] 本社および営業所
カッコ内は営業所記号。
- 本社営業所(T)
- 東京都港区芝浦4-20-47
- 横浜営業所(H)
- 神奈川県横浜市中区新山下3-5-8
[編集] 路線
詳細については個別記事を参照のこと。
[編集] 車両
富士急行全体としては日野車が中心であったが、もともと高速車では三菱ふそう車も以前から導入しており、高速・貸切専門の営業所であった当営業所は2社の車両が主であった。しかし、近年は日産ディーゼル車の導入が目立つ。
高速車については、分社化とともに富士急行本体の甲府営業所・河口湖営業所に集約しており、5年近くは貸切専門の営業所となっていた(ただし、夜間駐泊で利用はされていた)。中央高速バスに東京の事業者として参入できたのは、この営業所の存在があったからである。
なお、富士急グループ貸切車全体の看板車「Resort Wind」として、富士急唯一のボルボ・アステローペが1台在籍している。現在の車両は2代目であるが、先代の車両は3台導入されていた。
路線バス車両は、「ちぃばす」用に日野リエッセのCNG(圧縮天然ガス)車・日野・レインボーIIが在籍している。また、横浜市内の134系統用には、日野・レインボーHR9mノンステップ車が導入された。
[編集] 関連項目
[編集] 注記
- ^ 横浜市道路局プレスリリース「横浜市生活交通バス路線の運行事業者が決定しました」より。
[編集] 外部リンク
- フジエクスプレス(公式ページ)
- フジエクスプレス(横浜路線バス)(公式ページ)
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