フランク・ゲーリー
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フランク・オーウェン・ゲーリー（Frank Owen Gehry, 1929年2月28日 - ） は、アメリカ合衆国の建築家。カナダトロント出身。
[編集] 略歴
 
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少年時代は祖母と木くずを使い、「小さい町」を作り過ごす。1947年に家族とロサンゼルスに移住。ロサンゼルスシティカレッジの夜間クラスに通い、1954年に南カリフォルニア大学より建築学士号を取得する。その後陸軍に従事し、ハーバード大学で都市計画を1年間学んだ。
1961年に妻と幼い2人の娘と共にパリへ移る。そこで建築家のアンドレ・ルモンデ（André Remondet）の下で働き、週末にはシャルトル大聖堂やロンシャン教会（Notre Dame du Haut, Ronchamp）などの建築のメッカで過ごす。1962年にアメリカに戻り、1967年に他の若い建築家と事務所を設立する。
当初一般向け家具のデザインを手掛けた彼は、価格をめぐり投資家と対立し、成功には恵まれなかった。1978年より世間の注目を集めるきっかけになったのは、皮肉にもサンタモニカの自宅の安価なリノベーションであった、「ゲーリー自邸」である。その後「脱構築主義」建築の旗手とみなされるようになり、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞を含む、高い評価を受ける作品を数多く発表するようになる。
[編集] 代表作
- ロヨラ大学・ロースクール（アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルス）
- サンタモニカ・プレイス（アメリカ・カリフォルニア州・サンタモニカ）
- ミネソタ大学・ワイズマン美術館（アメリカ・ミネソタ州・ミネアポリス）
- ロサンゼルス現代美術館別館「ゲフィン・コンテンポラリー・アット・MOCA（旧テンポラリー・コンテンポラリー）」（アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルス）
- フィッシュ・ダンス（日本・神戸市）
- アメリカン・センター（フランス・パリ）
- ビルバオ・グッゲンハイム美術館（スペイン・ビルバオ）
- ナショナル・ネーデルランデン・ビル（通称「Dancing Building - "踊るビル"」または「Fred & Ginger」）（チェコ共和国・プラハ）
- DG銀行ビル（ドイツ・ベルリン）
- ゲーリー・タワー（ドイツ・ハノーバー）
- イッセイ・ミヤケ旗艦店（アメリカ・ニューヨーク）
- マギー・センター（イギリス・スコットランド・ダンディー）
- ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール（アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルス）
- マサチューセッツ工科大学・ステイタ・センター（アメリカ・マサチューセッツ州・ケンブリッジ）
- プリツカー・パビリオン（アメリカ・イリノイ州・シカゴ）
- マルタ （ドイツ・ハーフォード）
- IAC/InterActiveCorp 西海岸ヘッドクオーター（アメリカ・カリフォルニア州・ウェストハリウッド）
プリツカー賞: 受賞者
高松宮殿下記念世界文化賞建築部門: 受賞者
カテゴリ: アメリカ合衆国の建築家 | プリツカー賞 | 1929年生
