ロックマンX
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『ロックマンX』(ろっくまんえっくす)は、1993年にカプコンから発売されたスーパーファミコン専用のアクションゲームである。
シリーズ第一作。『ロックマン』より1世紀未来の世界を舞台としている。ロックマンシリーズにはなかったシリアスなストーリーや壁蹴りが話題になった。シグマ、ゼロ、ヴァヴァといったシリーズを彩るキャラクターは既にこの第一作で登場している。この作品は発売当時、致命的なバグが発覚したため回収されたことで話題になった。
ボスキャラクターを倒し、そのボスの武器をゲットするという基本的なシステムは変わっていない。ロックマンシリーズにない主な特色としては
- ロックマン自身を強化できるパーツの存在
- アームパーツの入手により特殊武器のチャージが可能(ロックマン7では一応チャージも可能なものがある)
- 8ステージ選択の前のオープニングステージ(ロックマン7でも採用された)
- 搭乗型ロボット、ライドアーマー
- スライディングではなく、ダッシュ
- 壁蹴り
などである。また、ライフアップ(ライフエネルギーの上限値を増やすアイテム)やサブタンクなど、斬新なアイテムも数多く存在する。
また売上に関しては国内で47万本、海外を含めると約116万本を売上げており、歴代ロックマンXシリーズでもトップの実績を誇っている。
PSPソフトとして発売されたイレギュラーハンターXは、本作のリメイク版である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ストーリー
初代『ロックマン』から100年後、200X年~21XX年。ライト博士が研究未完成なため数十年前に封印したロボット、エックスが主人公の物語。
人間と人間に近い思考回路を持つロボット「レプリロイド」が共存する世界(以前のように人間に使われるだけのロボットも存在し、そうしたロボットはメカニロイドと呼ばれる)。そんな世界で、人間が犯罪を犯すのと同じく、レプリロイドやメカニロイドも故障し犯罪を犯すものが現れていた。それを速やかに解決、抹消する特殊機関が「イレギュラーハンター」である。ケイン博士によってエックスは封印から目覚め、暴走したレプリロイドことイレギュラーを排除すべく組織されたこの部隊にBクラスハンターとして所属。エックスは先輩であり親友でもある特Aクラスハンター・ゼロと共に日夜イレギュラーの排除に務めていた。
ある日、謎のイレギュラーが暴走しているとの知らせを受け、シグマ率いる第17精鋭部隊が出撃した。しかし、その圧倒的な力に並みのハンターではかなわず、隊長のシグマが戦いを挑む。ついに、シグマはそのイレギュラーの鎮圧に成功したが、その日からシグマの様子はおかしくなっていったという……。シグマによって鎮圧されたイレギュラーは「ゼロ」と呼ばれ、その後は正常な機能を維持。シグマが監視を兼ねる意味でイレギュラーハンター第17精鋭部隊に配属となった(ただし、ここまでの話は『ロックマンX』では語られていない)。
それからしばらくした頃、シグマが人間を守ることに疑問を感じ、突然人間に対して反乱を起こした。人間を排除し、レプリロイドだけの世界を築こうというのである。さらに、前々からエックスの秘められた力に興味があり、それを見出すための戦いでもあるとも言う。(これはイレギュラーハンターXで追加された設定である)それに乗じてイレギュラーハンターの隊員もシグマ側に付く者もいた。 残されたハンター達は戦いを挑んだが、シグマ勢の圧倒的な力に次々と倒されてしまう。
そしてエックスとゼロはシグマの計画を打ち砕くため、たった2人でこの大規模な反乱に立ち向かうのだった。
[編集] キャラクター
以下のキャラクターの詳細については、主要キャラクターの項を参照。
- エックス
- ゼロ
- ライト博士
- シグマ
- ヴァヴァ
[編集] イレギュラーハンター
イレギュラーハンターとして前線で活動する者以外に、彼らをサポートする者も含む。
- エックス(X)
- 本作の主人公。他のレプリロイドと違い悩むことが出来る『優しさ』の感情を持ち、平和を望み続ける心優しいレプリロイド。 その優しさからどうしても非情になりきれず、ハンターランクとしてはB級に位置しているが、その潜在能力は特A級を凌ぐ。人間とレプリロイドが共存する平和を取り戻すため、反乱を発起したシグマを倒すため、ゼロと共に反乱軍に立ち向かう。
- ゼロ(ZERO)
- エックスの先輩であり、無二の友人。特A級ハンターとして並々ならぬ実力を持つ。後輩であり親友であるエックスの潜在能力に気づいている数少ない者で、共にシグマ率いる反乱軍に立ち向かう。
- ライト博士(Dr.Right)
- ロボット工学の父とよばれる存在であり、レプリロイドの基礎と呼べるエックスの開発者。エックスが戦いに立ち向かう運命を予想していたのか、そのサポートとして、各地に隠されたカプセルによってパワーアップパーツを授ける。
[編集] イレギュラー
- シグマ(Σ)
- 元イレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長。エックスとゼロ(当時)の上司。かつてはイレギュラーハンターであり、史上最強と謳われるほどの高い戦闘能力と優秀な頭脳を持ち、多くのレプリロイドから慕われていた。しかし、ある日突然イレギュラー化してしまい、レプリロイドのための世界を創造するために反乱を起こす。
- ヴァヴァ(VAVA)
- 元イレギュラーハンター第17精鋭部隊所属。エックスやゼロの元同僚。電子頭脳回路に異常があり、イレギュラー以上の残忍さを持っているため拘束されていたが、反乱により解放される。上司であるシグマの計画に乗り、ライドアーマーを駆使して破壊行為を行い、エックスたちを追い詰める。
[編集] ボスキャラクター
[編集] 8大ボス
斜体は異名
- 深海の武装将軍 ランチャー・オクトパルド
- 元第6艦隊所属の、タコ型レプリロイド。
- 銃火器で全身を武装し、狙った獲物は決して逃さないスナイパー。常日頃より自分達レプリロイドより弱い人間達を守る事に疑問を感じており、それがためシグマの反乱軍へと身を投じる事となる。蜂起後は海上都市を制圧した。
- 幽林の妖撃手 スティング・カメリーオ
- カメレオン型レプリロイド。如何なる場所にも適応可能な保護色能力を持つ、第9レンジャー部隊きっての実力者だった。
- 野心家で毒舌、狡猾な性格のため、人望が薄い嫌われ者。同部隊の隊長には常に今一歩のところでなれずにいた。己の名を高め、自分を評価しなかったハンター組織に復讐する為シグマの反乱軍へと身を投じる事となる。蜂起後は前線基地の警備を担当していた。X6ではメタルシャーク・プレイヤーによって不完全ながらも再生される(ゼロのときのみ)。
- 鋼鉄の甲弾闘士 アーマー・アルマージ
- アルマジロ型レプリロイド。第8機甲部隊の元隊長。鉄壁の防御力を誇るボディシールドをまとう。
- 武人肌の堅物で、イレギュラーハンター部隊の指揮権を全てシグマに掌握された事から、彼を上官と判断。「上官の命令は絶対」として反乱に参加する。蜂起後は兵器の原料の採れる鉱山を占拠した。
- 灼熱のオイルタンク バーニン・ナウマンダー
- ナウマン象型レプリロイド。元第4陸上部隊隊長として中東で戦い、動きこそ鈍重だが、圧倒的な火力を有し、その武力を以って第4陸上部隊を束ねていた。
- シグマの反乱に加わったのは「自分の実力を今まで以上に試す機会」と判断した為。反乱に加担してからは工場地帯を大規模な兵器生産工場にしようとした。自分より小さい者や弱者を見下す性癖があり、小柄なアイシー・ペンギーゴなどとは何かと対立する事が多い。池原版ではペンギーゴにとどめを刺されてエックスにペンギーゴ打倒を託した
- 天空の貴公子 ストーム・イーグリード
- 鷲型レプリロイド。第7空挺部隊の元隊長を務めた。
- 人望と正義感に厚く、当初は反乱を起こしたシグマとも対立していたが、直接対決で敗れ、その軍門に降ってしまう。その後、彼の意図とは裏腹に第7部隊旗艦であり彼の乗艦であるデスログマーは反乱軍の空中要塞となり、空路を遮断するため空港を制圧、エックスらの前に立ちはだかる事となる。
- なお、SFC版初代Xで、彼がエックスに勝負を挑む時に旗艦デスログマーを破壊したのは、「自分はここでエックスに敗北するから、もうシグマに従う必要はない。なら自分が死んでも悪用されるこの船も必要ない」と言う、彼なりの最後のシグマへの抵抗だった。
- 豪速拳の雷王 スパーク・マンドリラー
- マンドリル型の、第17部隊所属の特A級ハンター。
- 隊長であったシグマに従う形で反乱に参加し、その圧倒的な戦闘力で巨大発電所を占拠。制圧後のことは部下に任せ、自分はごろ寝を決め込んで好物の電気を貪り食っているが、いざ戦いとなれば勇猛果敢な戦士へと変わり、特A級のランクに恥じない腕前を見せる。池原版ではペンギーゴと一緒にクワンガーを倒そうとするがエックスの同士討ちでペンギーゴに足を破壊されてしまう。
- 時空の斬鉄鬼 ブーメル・クワンガー
- クワガタ型レプリロイド。マンドリラーと同じく、第17部隊に所属していた。
- 気分屋で残忍、冷酷な性格の持ち主で、シグマの反乱にも「楽しそうだから」と言う実に短絡的な理由で参加。行動が素早く、人間はおろかレプリロイドでさえ目に見えない速さで動き、イレギュラー達から上記の異名でよばれるようになった。蜂起後は都市のシンボルになるはずだったタワーを制圧して、侵入者を迎え撃つ要塞に作り変えた。
- 雪原の皇帝 アイシー・ペンギーゴ
- ペンギン型レプリロイド。元第13極地部隊所属の特A級ハンター。
- その異名通り吹雪や氷を使った攻撃方法を得意とする。退屈な極地暮らしに飽きており、シグマの計画を知ると当時の13部隊長を殺害し、シグマの反乱軍へと身を投じる事となる。小柄だが負けん気は非常に強く、ナウマンダーとは犬猿の仲だった。
[編集] 大ボス
- ボスパイダー
- シグマステージ1のボス。雑魚メカニロイド・クラッシャーの大型版として開発された、蜘蛛型の大型メカニロイド。あみだくじのようにランダムで張られるレールの上を高速移動して体当たりを仕掛ける他、体内で生産した小グモメカ(プチパイダー)を発射して攻撃する。装甲そのものは頑丈だが、設計上のミスで、地面に衝突する際に弱点を露出するようになってしまっている。
- ランダ・バンダ
- シグマステージ2のボス。壁画のメカニロイド。シグマがイレギュラーハンターだった当時、東南アジアの遺跡で見つけたとされる壁画がモチーフとなっている。壁画に埋め込まれた青、赤、緑の目と鼻の形をしたコアが本体であり、全てを破壊しなくてはならない。侵入者を左右の壁で押し潰すはずだったが、設計ミスで半分しか埋まらない。そのため鼻が動いたり目からエネルギー弾を出すように改造した。
- D-REX
- シグマステージ3のボス。肉食恐竜型メカニロイド。本来は体長30mの巨大メカニロイドになる予定だったが、シグマの基地が思いのほか早く発見されてしまったため、急遽頭部だけの戦車として作られた。上顎部分と車輪部分に分かれており、体当たり、上顎による押し潰し、巨大エネルギー弾で攻撃する。車輪部分は攻撃を受け付けない。
- ベルガーダー(Velgarder)
- シグマステージ4でシグマと共に現れる、獰猛な狼型メカニロイド。シグマの忠実なペットであり、最も信頼の厚いガーディアン。その他に裏切り者の処分も任されていたらしい。壁蹴りなどを用いた俊敏な動きを誇り、口から炎やエネルギー弾を吐いて攻撃する。シグマが設計に加わったせいなのか、動きがシグマ本人に類似するところがある。後のX7には、量産型と思われる「ヘルガーダー」というメカニロイドが登場する。
- ウルフシグマ
- 本作におけるシグマの第二形態。巨大な狼型メカニロイドで、額部分にシグマの顔が付いている。腕と下半身はまだ未完成であるものの、口から吐く炎や電撃、両手から放つ稲妻は非常に強力。シグマはこれが完成したら一気に世界を我が物にする計画を立てていたらしい。装甲も頑丈で、ロックマンX史上最強のボスとの声も名高い。
[編集] 中ボス
- ビーブレイダー
- 蜂型の大型メカニロイド。主に森林や都市でゲリラと戦う為に造られた。輸送用のヘリコプターとして、ボール・ド・ボー(ザコ)を各地へ輸送していた。ミサイルやマシンガンで武装している。
- アングラーゲ
- 鮟鱇型メカニロイドで、元々は海底の汚物などを取り除くための清掃用として作られた。提灯部分は動体センサーとなっており、本体から独立している。4つのミサイル発射口を持つほか、吸引口を利用してエックスを吸い寄せたり押し戻したりもする。
- ウツボロス
- ウツボ型の海底探査用メカニロイド。柔らかい体を生かして狭い溝に入ったり砂の中に潜ることが可能。海底から出現し、海中を泳ぎ回った後、また海底へと消える。場所によっては潜らず、ひたすら泳ぎ回るタイプも存在する。
- クルージラー
- 鯨型の海上警備用メカニロイド。何らかの原因で航行能力が失われた上、攻撃回路が完全に暴走して警備用に搭載された武器をでたらめに発射し続けている。
- RT-55J
- かつて『ロボット大相撲』で横綱として人気を博した力士型メカニロイド。力士型だけあってパワーは強く、アームを伸ばして攻撃は、壁に激突する際の衝撃でエックスを壁から落とすほどの威力がある。装甲も硬く、特定の弱点部位以外はエックスの全ての攻撃を弾いてしまう。配置されている場所とそのボディの形状から、ライト博士がエックスのボディパーツを守る為にライトットを戦闘用に改造した姿と言う説もある(RTも『RIGHTOT』の略ではないかもとも言われている)。
- サンダースライマー
- 『一つの細胞をどこまで大きくできるか』という実験のために、10年と言う歳月をかけて作られた怪物。ゼリー状の物質に包まれている。現在は発電所に放置され、ゼリー状の物質で相手の動きを止め、発電所から吸収した電気を利用して電撃を放つ。特定のステージをクリアしている状態だと、電力が供給されないために電撃を撃てなくなる。
- モルボーラー
- 土竜型の掘削用メカニロイド。装備されているローラーで壁を掘り進む。行動パターンはただ直進してくるだけだが、ローラーはあらゆる攻撃を弾き返し、エックス自身も触れてしまうと一撃で撃破されてしまう。しかし後ろからの攻撃には弱い。
[編集] 特殊武器
左が入手する特殊武器名、右がそれを所有するボス名。
- ストームトルネード - ストーム・イーグリード
-
- 通常 - 敵や壁をも貫通する竜巻を前方に発射する。軌道上の敵を薙ぎ倒す。非常に強力。
- チャージ - エックスの周囲に縦の竜巻を発生させる。攻撃力は通常よりも高いが、発生時間は短い。
- ホーミングトーピード - ランチャー・オクトパルド
-
- 通常 - 2発まで連射可能の追尾ミサイルを発射する。
- チャージ - 魚型追尾ミサイルを5発発射する。通常版ほどの追尾性能は無いが、通常版よりも攻撃力が高くて弾速も速い。
- エレクトリックスパーク - スパーク・マンドリラー
-
- 通常 - 壁や無敵状態の敵に当たると上下に分裂して飛ぶ電気の弾を発射する。坂に当てると、斜めに分裂する。3発まで連射できる。
- チャージ - エックスの左右に電気の壁ができ、各方向に飛んでいく。攻撃力が高く、弾速が速く、敵や地形を貫通して進んでいく。
- カメレオンスティング - スティング・カメリーオ
-
- 通常 - 前3方向に緑の光の矢を発射する。発射時は球状の弾だが、直後に3本の矢になる。
- チャージ - 一定時間無敵になり、穴に落ちない限り死なない(ただし、何故かイーグリードの羽ばたきによる突風のみ無効化出来ない)。使用中、通常のカメレオンスティングを使える。
- ブーメランカッター - ブーメル・クワンガー
- ローリングシールド - アーマー・アルマージ
-
- 通常 - 地面を転がる、球状のエネルギー弾を発射する。壁に当たると1回だけ跳ね返る。一部の敵の弾を消滅させる。ヘッドパーツを装備すれば、より多くの弾を消滅できるようになる。
- チャージ - バリアを発生させる。一部の敵の弾を防ぎ、攻撃能力もある。一撃で倒せない敵や無敵状態の敵、防げない弾に当たると消滅するが、一撃で倒せる敵については耐久力制限が無く、時間制限も無い為、アイテム稼ぎに有効。ヘッドパーツを装備すれば、より多くの弾を防げるようになる。
- ショットガンアイス - アイシー・ペンギーゴ
-
- 通常 - 敵や壁に当たると5つ分裂して跳ね返る氷の弾を発射。他の武器に比べて弾速が速いが連射ができない。
- チャージ - 氷の足場を作り出す。一定時間経つと前方に滑り出し、トロッコのように乗り物として使えるが、壁や硬い敵に当たると砕ける。攻撃力が高い。
- ファイヤーウェーブ - バーニン・ナウマンダー
- 水中では効果なし。
- 通常 - 射程の短い炎を連続で発生させる。武器ボタンを押し続けると、エネルギーが切れるまで放射し続ける。
- チャージ - 貫通性のある火炎弾を落とす。着弾すると何本も火柱を上げながら、段差や壁に当たるまで地面を這って進んでいく。火炎弾が壁に当たった場合は、その場で一度火柱を出してから消滅する。
[編集] パワーアップパーツ
通常、フットパーツはルート上必ず入手する事ができる仕様になっている。しかしながら、特定のパスワードを入力することにより、フットパーツを入手していない状態で8ボスを倒した時点からプレイする事ができるという裏ワザが存在する。
[編集] ノーマルアーマー
- ヘッドパーツ
- 頭突き『ヘッドクラッシュ』(発売当時の名称は『ヘッドブレーク』)で特定のブロックを破壊できるようになる。落下物の直撃をある程度防げるようにもなる。また、ローリングシールドの性能を高め、より多くの弾を消滅できるようになる。
- フットパーツ
- 緊急加速システム・ダッシュが装備される。壁蹴りで特定のブロックを破壊することも可能になる。
- ボディパーツ
- 受けるダメージを半減する。また、ダメージ時ののけぞりも小さくなる。
- アームパーツ
- チャージ段階が1段階アップし、フルチャージショットが大量の拡散弾を束ねた『スパイラルクラッシュバスター』になる。発射時は後方に衝撃波を発生させる(この衝撃波にも攻撃力がある)。特殊武器のチャージも可能になる。ゲームの攻略内容によっては入手しないままにシグマステージ1に挑戦できるが、本ステージ途中のゼロのアームパーツを受け取るイベントによって強制的に入手することになる。
[編集] 裏パーツ
- 波動拳
- ライフエネルギー満タン時のみ、
+攻撃ボタン(右向き時)で発射。
- 一直線に飛んでいく単純な飛び道具である。地上でしか発動できない。ステージ中の敵にはXバスター通常弾の16倍の威力を発揮し、各種ボスを一撃で葬ることができる。威力とエフェクト以外の特性はXバスターとほぼ同じであるため、最終ボスの変身後のシグマのみ倒すことができない。
- 「はどうけん!」という声は、緒方恵美が担当していた(公式ホームページにて、公表されている)。なぜかライト博士がカプセル内で『ストリートファイター』のリュウのような格好をしている。「後ろに見ゆる大瀑布(滝)で鍛えた」とのことで、口調もやや荒くなっている。元ネタはもちろん『ストリートファイターII』。パスワードで記録できない。
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