三鷹電車区
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三鷹電車区(みたかでんしゃく)は、東京都三鷹市上連雀3-1-18にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。同社八王子支社の管轄。
中央線三鷹駅西方に位置する。同駅から電車区までの線路沿い南側の三鷹市道は「電車庫通り」と名付けられている。
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[編集] 配置車両の車体に記される略号
「八ミツ」・・・八王子支社を意味する「八」と、三鷹を意味する「ミツ」から構成される。
[編集] 歴史
- 1929年6月 - 「中野電車庫三鷹派出所」として開設。略号は「西ミツ」。
- 1929年9月1日 - 「三鷹電車庫」へ改称。
- 1987年3月12日 - 中野電車区所属の中央・総武線緩行線用201系を当区へ移管。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本へ承継。略号は「東ミツ」。
- 1998年4月1日 - 八王子支社発足に伴い、同支社の管轄となる。略号は「八ミツ」。
- 2003年12月 - 習志野電車区を統合。
- 2007年11月 - 三鷹電車区の人員配置を廃止。(予定)
[編集] 運転士乗務範囲
[編集] 配置車両
[編集] 一般型電車
- 209系
- 500番台10両編成12本が配置されている。
- 中央・総武緩行線(立川・三鷹~千葉間)で運用されている。
- E231系
- 0番台10両編成46本、800番台10両編成7本、900番台10両編成1本、計52本が配置されている。
- 0・900番台は中央・総武緩行線(立川・三鷹~千葉間)、800番台は中央・総武緩行線から東京メトロ東西線に直通する電車でそれぞれ運用されている。
[編集] 元配置車両
[編集] 通勤型車両
- 103系 - 地上線向けの黄色い車両は比較的早期に撤退した。地下鉄乗り入れ向けの1000番代・1200番代は2003年まで在籍した。
- 301系 - 1966年から2003年まで在籍していた。
- 201系 - JR東日本に継承されてから2001年まで緩行線向けの車両が在籍した。なお、試作車が国鉄時代(当時は快速線向けの車両も受け持っていた)から在籍していたが、京葉車両センターに転籍したのち2005年に廃車された。
- 205系 - 1989年から2001年まで在籍していた。初期(1989年~96年)に在籍した車両は埼京線、後期(1996年~2001年)に在籍した車両は京葉線・武蔵野線・南武支線に移籍した。205系登場後、外見が類似していた地下鉄対応車両の車体色が黄色から青に改まっている。
[編集] 近郊形車両
- 115系(スカ色・中央東線用)
[編集] 急行形車両
- 165系・169系(波動用、パノラマエクスプレスアルプスを含む)三鷹電車区に所属する一部の165系・169系は専用の塗装が施されており、「三鷹色」や「八王子色」と呼ばれていた。
[編集] 習志野電車区廃止時の配置車両
[編集] 一般型車両
[編集] 元配置車両
[編集] 旧習志野電車区
習志野電車区(ならしのでんしゃく 略号「千ラシ」)は、千葉県船橋市の津田沼駅にあった東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地。国鉄時代は津田沼電車区(略号「千ツヌ」)という名称だった。
2003年12月の区所統合で当区に統合されて廃止となり、電留線化された。2006年現在でも津田沼駅を始終着とする電車が留置されている。仕業検査は習志野運輸区が行っている。
[編集] 関連項目
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