中国囲棋甲級リーグ戦
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ちゅうごくいきこうきゅうりーぐせん | |
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簡体字表記 | 中国围棋甲级联赛 |
中国囲棋甲級リーグ戦(ちゅうごくいきこうきゅうりーぐせん)は、中国の地域対抗で行われる、囲碁のプロ棋士による団体リーグ戦。甲級、乙級それぞれ12チームがホーム&アウェー方式で22戦を行い(1999年は甲級10チーム)、甲級の下位2チームが乙級に降級し、乙級の上位2チームが甲級に昇級する。1チームは6人で、1戦に4人が出場する。企業の協賛チームも可能。またチーム間での選手の移籍も可能で、中国の棋士の他,韓国、台湾、日本の棋士も選手として参加している。
それまで行われていた全国団体戦が前身。正式名称は、1999-2002年は「江鈴杯全国囲棋男子甲級リーグ戦」、2003年は「好猫杯全国囲棋男子甲級リーグ戦」、2004-2005年は「全国囲棋男子甲級リーグ戦」。2006年からは「中国和全国囲棋男子甲級リーグ戦(中国和围棋甲级联赛)」。英語名はCina Weiqi League。
また甲級の優勝チームは、韓国囲碁リーグ戦の優勝チームと対抗戦を行う。
[編集] 過去の優勝チーム
- 1999年 重慶建設摩托
- 2000年 重慶建設摩托
- 2001年 重慶建設摩托
- 2002年 重慶建設摩托
- 2003年 重慶建設摩托
- 2004年 上海移動通信
- 2005年 上海移動通信
- 2006年 重慶冷酸魂
[編集] 構成チームと選手
2006年度の甲級リーグのチームと主な選手
- 上海移動通信(上海移动通信)常昊、胡耀宇、邱峻、劉世振
- 貴州咳速停(贵州咳速停)李世ドル、王磊
- 北京新興地産(北京新兴地产)羅洗河、劉星、黄奕中、彭筌
- 重慶冷酸魂(重庆冷酸灵)兪斌、古力、王檄、王雷
- 北京大宝(北京大宝)張文東、孔傑、陳耀燁、汪洋
- 武漢宝安地産(武汉宝安地产)馬暁春、金承俊、張維
- 貴州衛視(贵州卫视)聶衛平、趙哲倫
- 北京海淀億城(北京海淀)周睿羊、馬笑冰
- 山東中国網通(山东中国网通)周鶴洋、邵煒剛、謝赫
- 北京麒麟至誠(北京麒麟至诚)劉小光、李康、王幼侠、牛雨田
- 雲南香格里拉(云南香格里拉)丁偉、王尭、付冲
- 平頂山煤集団(平顶山煤业集团)王昊洋、朱毅
(2005年度成績により、四川矮子(四川娇子)、香港新世界(香港新世界)が乙級に落ち、雲南、平頂山が昇級。第5戦より大連上方が北京麒麟至誠に変更)
他に外国棋士の出場には下記その他がある。
- 2005年 貴州咳速停で韓国の睦鎮碩、四川で曺薫鉉、香港新世界で台湾の周俊勲
- 2004年 山東魯抗で韓国の劉昌赫
- 2003年 北京海淀で日本の王立誠、羽根直樹、貴州衛視で周俊勲
- 2002年 浙江新湖で韓国の李昌鎬、日本の河野臨、貴州衛視で日本の林海峰、河北金玉で韓国の江鋳久