中央通り (東京都)
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中央通り(ちゅうおうどおり)は東京都台東区上野駅から中央区新橋駅交差点まで至る道路の通称である。上野駅周辺・上野広小路駅・秋葉原・神田駅・日本橋・京橋・銀座など、著名な繁華街・商業地を通り、都心の大動脈となっている。中央区・銀座通り入口交差点から、銀座8丁目にかけては、中央通りの他に銀座通りや銀座中央通りの名称で呼ばれることもある。地下には東京地下鉄銀座線が全区間にわたり走っており、比較的地面に近い高いところを走っている。国道1号・国道4号・国道6号・国道15号・国道17号・国道20号・東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線の一部に属している。日本の道100選の一。
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[編集] 通過する自治体
[編集] 路線区分
日本橋は、交通の起点となることから、国道1号・国道4号・国道6号・国道14号・国道15号・国道17号・国道20号の全てが中央通りを経由して接続されている。また永代通りから南は国道15号のみとなり、第一京浜と接続する。また新日本橋駅交差点から千代田区万世橋交差点にかけては、国道17号のみに属している。万世橋から先は東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線に属している。
[編集] 歩行者天国
中央通りの2つの区間で毎週日曜に歩行者天国が実施されている。これは、1970年8月に都内の代表的な繁華街で実施されたのが始まりで、車と人を分離することによって、環境配慮やショッピング環境の改善を図ったものである。その結果、秋葉原や銀座では多くの人が自動車道路を歩くことが出来、商業の活性化の効果があるといわれる。
[編集] 区間
[編集] 実施日時
毎週日曜日、休日 4月~9月 正午~午後6時 10月~3月 正午~午後5時の間。
[編集] 中央通りに面している主な名所
[編集] 中央通りと交差・接続する主な道路
- 浅草通り(東京都道463号上野月島線)
- 昭和通り(国道4号)・首都高速道路1号上野線
- 不忍通り(東京都道437号秋葉原雑司ヶ谷線)
- 春日通り(東京都道453号本郷亀戸線)
- 蔵前橋通り
- 外堀通り(国道17号・東京都道405号外濠環状線)
- 靖国通り(東京都道302号新宿両国線)
- 神田警察通り(浅草橋・両国橋方面一方通行)
- 神田金物屋通り(神田橋方面一方通行)
- 江戸通り(国道4号・国道6号・東京都道407号都庁前室町線)
- 首都高速道路都心環状線(日本橋)
- 永代通り(国道1号・国道20号・東京都道・千葉県道10号東京浦安線)
- 八重洲通り(東京都道408号八重洲宝町線)
- 鍛冶橋通り
- 東京高速道路(西銀座)
- 晴海通り(東京都道304号日比谷豊洲埠頭東雲町線)
- 東京高速道路(新橋)
- 昭和通り・海岸通り(東京都道316号日本橋芝浦大森線)・外堀通り(東京都道405号外濠環状線)
- 第一京浜
[編集] 中央通りに接続する駅・路線
※全線にわたり、地下に東京地下鉄銀座線が通っている
- 上野駅(JR各線・東京メトロ銀座線・日比谷線)
- 京成上野駅(京成本線)
- 上野広小路駅(東京メトロ銀座線)
- 上野御徒町駅(都営地下鉄大江戸線)
- 末広町駅(東京メトロ銀座線)
- 秋葉原駅(JR山手線・京浜東北線・総武緩行線)
- 神田駅(JR山手線・中央線・東京メトロ銀座線)
- 新日本橋駅(JR総武快速線)
- 三越前駅(東京メトロ銀座線・半蔵門線)
- 日本橋駅(東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線)
- 京橋駅(東京メトロ銀座線)
- 銀座一丁目駅(東京メトロ有楽町線)
- 銀座駅(東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線
- 新橋駅(JR各線・ゆりかもめ・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線)