丹波口駅
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丹波口駅(たんばぐちえき)は、京都府京都市下京区中堂寺南町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅。かつての平安京の朱雀大路の跡を南北を走る嵯峨野線が、五条通(国道9号線)と交差する位置にある。駅名は京の七口の一つ「丹波口」に由来する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
交換設備を備えた島式1面2線ホームの高架駅。なお駅業務はジェイアール西日本交通サービスへ委託されている。
改札口には、いわゆるパタパタ式の列車案内表示が残されており、その駅名には往年の山陰線長距離列車の名残を垣間見ることもできる。
- のりば
- ■ 京都方面
- ■ 亀岡・園部・福知山方面
[編集] 駅周辺
- 京都市中央卸売市場第一市場
- 京都リサーチパーク
- 島原遊郭跡
- スーパーマツモト五条店
この他、梅小路蒸気機関車館の最寄り駅にはなっているが、実際にはかなりの距離がある。
[編集] バスのりば
- 京都リサーチパーク前
バス停は駅前ではなく、駅から西へ徒歩2分の五条通沿いにある。
- 五条千本
バス停は駅前ではなく、駅から徒歩2分の五条通沿いにある。 市バス等の「京都リサーチパーク」と同一の場所にある。
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)4月27日 - 京都鉄道の駅として開業。
- 1907年(明治40年)8月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
- 1918年(大正7年)9月10日 - 東海道本線貨物支線 梅小路駅~当駅間が開通。
- 1976年(昭和51年)3月16日 - 高架駅化。貨物取扱業務を新設の京都市場駅へ移管。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 京都市場駅廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。