河原町駅 (京都府)
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河原町駅（かわらまちえき）は、京都府京都市下京区にある、阪急電鉄京都本線の終着駅。
かつては京都の同社のターミナル駅であることを強調するため、「京都河原町駅」と呼んでいたこともあった。現在も車内放送や駅員によるアナウンスでは「京都河原町」（英語表記は Kawaramachi (Kyoto) ）の呼称が使われている（京都線系統の駅での自動放送は当面「河原町」呼称のままであるが、三宮駅での自動放送における乗換え案内で「京都河原町」呼称が登場している）。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
烏丸駅までは地下道でつながっており、徒歩10分ほどでたどり着ける。ただしそれは「地下街」ではなくあくまで「地下道」であって、そこに駅売店・案内所などを除くと店などは存在しない。
京阪電車の乗り換えは一度地上に出て、四条大橋を渡り、再び京阪電車の地下に向かう必要がある。阪急と京阪が競合関係にあるため、相互の乗り換えアナウンスはないが、阪急河原町駅、京阪四条駅ともに、連絡通路に相手方の駅の発車時刻表を掲出して便宜を図っている。
[編集] 駅構造
四条通の直下に存在する地下駅で、島式1面3線の構成。改札口は東改札・中央改札の2か所がある。2号線ホームに直結する西改札は2007年3月17日以降閉鎖されている。トイレはプラットホーム東端にある。
[編集] のりば
- 1号線 ■大阪（梅田）・高槻市・嵐山・神戸・宝塚方面
- 2号線 ■大阪（梅田）・高槻市・嵐山・神戸・宝塚方面
- 3号線 ■大阪（梅田）・高槻市・嵐山・神戸・宝塚方面
- 1号線はかつて京阪本線の淀屋橋駅同様に同一線路を2つのホームとして使用していた時代があった。長編成化に伴い、この扱いは廃止されている。
- 2号線は3号線部分の切欠きホームで、7両編成までしか入線することができない。また2号線を出発する列車は平日、土曜・祝日ダイヤのそれぞれ6時27分発普通1本のみとなっている。
- 3号線は8両編成までしか入線できないため、朝ラッシュ時の10両編成の快速急行は1号線より発車する。
[編集] 駅周辺
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京都市内でも有数の繁華街、四条河原町に位置する。周辺には阪急百貨店、高島屋などがあり、いずれも地下で当駅に直結している。
2007年10月には、四条河原町交差点北東角に阪急電鉄が開発する商業ビルが新たにオープンする予定であり、こちらも地下で当駅に直結する。
[編集] 駅名について
地元の住民は、当駅付近一帯を呼称する時にはあくまでも「四条河原町」と呼ぶことが多く、ここを以って地名として「河原町」と呼ぶことはほとんどない（ただし京都市民でも中心部の住民以外は「河原町」あるいは「四条」と呼ぶことも多い）。京都市民の感覚としては、「河原町」はあくまでも通りの名前である。しかし最近では、観光ガイドブックやグルメガイドなどで「河原町エリア」などといった用法で、この付近一帯を指す名称として「河原町」が用いられることが多い。
なお、当駅の駅名に「四条」が冠されていないのは、市内において阪急電車が四条通の直下を走っているためと思われる（地下鉄烏丸線の各駅に「烏丸」が冠されていないのと同様）。
[編集] バスのりば
- 四条河原町
- 山科、醍醐方面行
[編集] 利用状況
繁華街である四条河原町へ向かう人も多い。
平成15年度の1日あたりの乗車人員は約38,164人（京都府統計書より）。
