京成八幡駅
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京成八幡駅(けいせいやわたえき)は、千葉県市川市八幡にある京成電鉄京成本線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。踏切が当駅を挟み込む形で存在しており、これらはいわゆる「開かずの踏切」となり、大渋滞のもととなっている。
自動改札設置の有人駅で、橋上駅舎を持ち、駅南口は市川京成百貨店(現在は閉店)に直結していた。
- のりば
1 | ■京成本線 | 京成上野・押上・都営浅草線・京急線方面 |
2 | ■京成本線 | 京成船橋・佐倉・成田空港・千葉中央方面 |
[編集] 駅周辺
都営新宿線の本八幡駅と連絡している。JR本八幡駅とも乗換え自体は可能な構造となっているが、都営新宿線ホームをまるまる越えるかたちとなるため、徒歩で5分以上を要する。
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降人員は31,736人であった。
[編集] 歴史
- 1915年11月3日 新八幡駅として開業。当時は、鬼越駅寄りの葛飾八幡宮付近に別箇に八幡駅が設置されていた(新八幡駅と同日開業)。
- 1942年8月15日 八幡駅廃止、新八幡駅に統合される。
- 1942年11月1日 新八幡駅を京成八幡駅に改称。
- 1963年9月 市川京成百貨店(1984年より京成ストアの経営となり、リブレ京成 八幡駅前店の他、テナントが多く入居していた)が営業開始。
- 2007年3月 市川京成百貨店がJR本八幡駅北口再開発事業に伴い閉店。
文豪永井荷風が晩年、駅近くに住んでいた事で知られる。駅前の商店街には「荷風の散歩道」と名付けられた飾りの旗が見られる。荷風行き付けの料理屋や銭湯も現存する。
[編集] 隣の駅
- 京成電鉄
- ■■京成本線