京終駅
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京終駅(きょうばてえき)は、奈良県奈良市南京終町211にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)桜井線の駅。難読駅名としても知られている。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、無人駅。自動券売機が設置されている。若干ホームがカーブしている。駅本屋側が下り(天理・桜井方面)ホームであり、地下道を通って反対側のホームが上り(奈良方面)である。 保守車両用の側線を備える。 駅舎内にカメラとセンサーがあり、改札口を通ると「ご利用頂きありがとうございます」等の放送が流れる。
[編集] 利用状況
周辺は住宅密集地ではあるが、直接奈良駅まで行った方が便利ということもあり、さほど利用客は多くはない。しかし、平日の駅前広場は自転車で埋め尽くされている状態である。(自転車置き場が無料であることと、ラッシュ時JR難波直通の桜井線経由区間快速があり、座りやすいことがあるせいか?)
[編集] 駅周辺
奈良市中心部の南の端に位置し、「京終(きょうばて)」の様に今でも、京(奈良)の果て(終わり、末端部)「きょうのはて」らしくなっている。付近は住宅地となっている。近隣にテイチクがあり、かつては拠点となっていた。
- コメダ珈琲店奈良中央店(関西地区初出店の店舗)
[編集] 歴史
- 1898年5月11日 奈良鉄道が、大阪鉄道と接続する現在の桜井線桜井駅以北を建設した際、終着駅として開業。
- 1899年10月14日 京終~奈良間開業、途中駅となる。
- 1905年2月7日 関西鉄道が奈良鉄道を合併。
- 1907年10月1日 国有化。国鉄京終駅に。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。