千島列島沖地震 (2007年)
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本項目では、日本時間で2007年1月13日午後1時24分頃に、千島海溝付近で発生したM8.3(気象庁速報値、アメリカ地質調査所発表はM7.9、太平洋津波警報センター発表はM8.4)の地震について述べる。
震源地は北緯46.1度東経154.2度(日本の東端と北端の参考リンク)、千島海溝付近で、クリル島の南南西約500kmの太平洋。 震源の深さは約30km。この地震の影響で気象庁は午後1時36分、日本では北海道から和歌山県の太平洋沿岸部、伊豆諸島の沿岸部に津波警報や津波注意報を発表した。
なお、この地震の名称は、気象庁が大規模な被害をもたらした地震の際に付けられる名称ではなく、報道機関が便宜上付けた名称である。
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[編集] 地震
日本国内では、北海道・青森県・岩手県・宮城県で最大震度3を観測したほか、山形県・秋田県・福島県・長野県・栃木県・神奈川県・東京都・埼玉県・兵庫県でも震度1~2を観測した。
[編集] 津波
[編集] 津波警報・注意報
- 日本の気象庁は、この地震で北海道太平洋沿岸東部、オホーツク海沿岸地域に津波警報を、北海道の日本海沿岸、東日本の太平洋沿岸と、伊豆諸島に津波注意報を発令した。津波警報が発令されたオホーツク海沿岸では津波の高さが1mと予想された。
- 日本以外では、千島列島全域やアメリカ西海岸、ハワイ、フィリピン、台湾でも津波発生の恐れがあるとして警戒が行われた。
- その他、緊急警報放送も合わせて実施した。
[編集] 避難指示・勧告
今回の津波警報・注意報に伴い、避難の指示や勧告が行われた。