南国市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
南国市（なんこくし）は、高知県の市。高知県の中東部に位置し、県庁所在地の高知市の東に隣接する。市の中心地は後免（ごめん）でここに市役所等行政施設や商業施設が集中している。
四国山地が尽きて高知平野が開ける場所に当たり高知県の空・陸の玄関口となっている。高知龍馬空港があり、鉄道は土讃線・土佐電鉄・土佐くろしお鉄道が走る。また道路では高知自動車道が走り、北部四国方面からの国道32号と室戸岬方面からの国道55号、徳島方面からの国道195号が交わる交通の要衝である。
目次 |
[編集] 地理
北部は四国山地の南端に位置し山林となっている。また南部は高知平野が広がり太平洋を臨む。香南市との境に物部川が北から南に流れ太平洋に注いでいる。また国分川や野中兼山の新田開発によって作られた舟入川が市の中央部を東から西に流れ、高知市で浦戸湾に注いでいる。
- 山：笹ヶ峰（1131m）、高木尻山（897m）
- 河川：物部川、国分川
- 湖沼：石土池
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 奈良時代の天平13年（741年）この地に国分寺が建立され、前後して土佐国府が置かれ、土佐の中心地となった。
- 平安時代の延長8年（930年）には紀貫之が土佐守（土佐国守）として赴任し「土佐日記」を著したことは有名である。
- 戦国時代には長宗我部氏が本拠地として岡豊城を構え、長宗我部元親はここを四国統一の足がかりとした。
- 江戸時代初期、土佐藩家老として活躍した野中兼山によって新田開発が行われた。新田の中心部に商業圏を作り、その町作りに関わった入植者には年貢・役務を免除（御免）し、やがてこの地の名が「後免」と呼ばれるようになった。
- 昭和34年（1959年）10月1日 - 長岡郡後免町・香長村・野田村・岡豊村、香美郡岩村の5町村が合併し市制施行、南国市となる。
[編集] 行政
- 市長名:浜田純（1995年12月24日から 3期目）
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 大学・高専
- 高知大学医学部（岡豊キャンパス、旧・高知医科大学）
- 高知大学農学部（物部キャンパス）
- 高知工業高等専門学校
[編集] 高校
[編集] 中学校
- 南国市立香長中学校
- 南国市立香南中学校
- 南国市立鳶ヶ池中学校
- 南国市立北陵中学校
- 南国市立北陵中学校希望ヶ丘分校
- 私立清和女子中学校
[編集] 小学校
- 南国市立稲生小学校
- 南国市立大篠小学校
- 南国市立大湊小学校
- 南国市立岡豊小学校
- 南国市立岡豊小学校希望ヶ丘分校
- 南国市立久礼田小学校
- 南国市立国府小学校
- 南国市立後免野田小学校
- 南国市立白木谷小学校
- 南国市立十市小学校
- 南国市立長岡小学校
- 南国市立奈路小学校
- 南国市立日章小学校
- 南国市立三和小学校
[編集] 養護学校
- 高知県立高知江の口養護学校高知大学医学部附属病院分校
- 高知県立高知若草養護学校土佐希望の家分校
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道路線
- 中心となる駅：後免駅
[編集] 道路
- 高速道路
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡・観光スポット
- 岡豊城跡
- 土佐国分寺址
- 土佐国衙跡
- 紀貫之邸跡・古今集の庭
- 西島園芸団地
- 巨峰園
- はらたいらと世界のオルゴールの館閉館
- 長尾鶏センター
- 道の駅南国風良里
- 四国霊場第二十九番札所国分寺
- 四国霊場第三十二番札所禅師峰寺
- ネレウス（現代企業社のレストラン）
- 坂本神社
[編集] 祭事・催事
- 伊都多神社秋大祭（毎年11月10日）
- えんこう祭（毎年6月第一土曜日）
- 土佐のまほろば祭り（毎年8月第一土曜日）
[編集] 出身有名人
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 南国市 | 日本の市町村のスタブ項目
