夜明け前より瑠璃色な
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| 夜明け前より瑠璃色な | |
|---|---|
| ジャンル | 恋愛 |
| ゲーム: 夜明け前より瑠璃色な（PC） 夜明け前より瑠璃色な ～Brighter than dawning blue～（PS2） |
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| ゲームジャンル | 月のお姫様ホームステイADV （PC） お姫様ホームステイ恋愛ADV （PS2） |
| 対応機種 | Windows98/2000/Me/XP プレイステーション2 |
| 発売元 | オーガスト（PC） ARIA（PS2） |
| キャラクターデザイン | べっかんこう |
| プレイ人数 | 1 |
| 発売日 | 2005年9月22日（PC初回版） 2005年12月22日（PC通常版） 2006年12月7日（PS2） |
| レイティング | 18禁（PC） CERO-C（PS2） |
| キャラクター名設定 | 不可 |
| エンディング数 | 8（PC）[1]10（PS2）[2] |
| セーブファイル数 | 80（PC） 100 + 中断ポイント1（PS2）[3] |
| 画面サイズ | 800×600 24bit（PC） |
| 音楽フォーマット | Active Planets（PC） |
| キャラクターボイス | 主人公以外 |
| CGモード | あり |
| 音楽モード | あり |
| 回想モード | あり |
| メッセージスキップ | 全文/既読 |
| オートモード | あり |
| テレビアニメ : 夜明け前より瑠璃色な ～Crescent Love～ |
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| 監督 | 太田雅彦 |
| アニメーション制作 | 童夢 |
| 製作 | 月文化交流会 |
| 放送局 | 放送局参照 |
| 放送期間 | 2006年10月 - 12月 |
| 話数 | 全12話 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
『夜明け前より瑠璃色な』（よあけまえよりるりいろな）は、オーガストより2005年9月22日に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。オーガスト5作目となる。
目次 |
[編集] 概要
2005年のアダルトゲーム年間セールス第3位の約7万本もの売上を記録した。また、2006年12月7日にはプレイステーション2移植版（CERO-C）となる『夜明け前より瑠璃色な ～Brighter than dawning blue～』が、オーガストのスタッフによる別ブランド「ARIA」より発売された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
大昔に月に渡った人々が作ったスフィア王国（月王国）。だが、数百年前に起こった戦争（第1次～第4次オイディプス戦争）以降は地球との関係は冷え切った状態が続いており、地球における唯一の窓口である「満弦ヶ崎中央連絡港市」に王国の大使館、月人居住区画、王立月博物館などが設置されているものの、一般市民の月との往還はほとんどなくなっていた。そんな満弦ヶ崎中央連絡港市に住む朝霧家に、月王国の王女がホームステイすることになった……。
[編集] 登場人物
※声優表記⇒（PC版/PS2版/TVアニメ版）注釈なき場合はこの順番
[編集] メインキャラクター
- 朝霧達哉（あさぎり たつや） 声優：司晃一（ドラマCD版）/千葉進歩（TVアニメ）
- 誕生日：12月12日。血液型：A型。星座：いて座。身長：174.9cm。
- 主人公。満弦ヶ崎大学附属カテリナ学院3年生。父、朝霧千春（あさぎり ちはる）は月の歴史学者だが5年前から行方不明。母、朝霧琴子（あさぎり ことこ）は3年前肝臓ガンで死亡しているが、そのことを本人は知らず、母親の死には父親が突然姿を消したことに関係があると考え、今でも父親のことを受け入れられずにいる。フィーナが来るまでは従姉のさやかと義妹の麻衣と3人で暮らし、自宅の隣にあるイタリアンレストラン・トラットリア左門にてウェイターのアルバイトをしている。幼い頃から捨て犬を見捨てる事ができない性格であり、現在三匹の犬を飼っている。
- フィーナ・ファム・アーシュライト〔Feena fam Earthlight〕 声優：（手塚まき/生天目仁美/同左）
- 誕生日：9月29日。血液型：B型。星座：てんびん座。身長：162.3cm。3サイズ：84（C）/56/85。テーマ曲「蒼月のティアラ」
- 本作のメインヒロイン。月の王国「スフィア王国」の王女。たっての希望により護衛無しで地球にホームステイすることになり、達哉と出会う。王女としてふさわしいだけの才能の持ち主であるが努力家、責任感が強く真っ直ぐな性格である。また、意外に負けず嫌いな一面も見せる。姫としての気品に凛然としているが、時折見せるお茶目さもあって、「凛デレ」キャラとされる。母であるセフィリアを尊敬しており、いつか自分も母のようになりたいと思っている。だが、時に母親の事で周りが見えなくなる事もある。好物は桃とシュークリーム（仁の影響）。苦手なものは生魚。オフィシャルホームページで行われたキャラクター人気投票で僅差ながら見事1位になった。アニメ版では、ドジな部分を見せたりもする。
- なお彼女のシナリオは二部構成となっており、最初に第一部をクリアしないと他のキャラルートには進めず、逆に第二部は全キャラ攻略後でないと進めない構成になっている。
- ミア・クレメンティス〔Mia Clementis〕 声優：（成瀬未亜/野々瀬ミオ/同左）
- 誕生日：12月22日。血液型：A型。星座：山羊座。身長：148.1cm。3サイズ：72（A）/52/77。テーマ曲「sweet&sweet」
- フィーナの侍従（メイド、裏設定ではアーシュライト家に仕えている）で、今回の留学では唯一人の付き添い。フィーナのことをとても尊敬している。また、フィーナの母セフィリアに謁見したことがあり、直々にフィーナの事を託されている。その為、フィーナに尽くそうという気持ちが人一倍強い。フィーナの乳母の娘、つまりフィーナとは乳兄弟ならぬ乳姉妹にあたる。血の繋がった兄弟姉妹が設定されていないフィーナにとっては実の姉妹以上の絆のはずだが、作中ではそれを感じさせるシーンはあまり存在しない。朝霧家では屋根裏倉庫を改造した部屋で寝泊りし、麻衣と家事を分担している。料理も上手で、麻衣から地球の料理を習って作る場面もある。また、自作のジャムもある。人気投票は5位。
- 母親の名前はクララ・クレメンティス（声優：風華）である。
- 朝霧麻衣（あさぎり まい）声優：（安玖深音/後藤麻衣/同左）
- 誕生日：8月3日。血液型：A型。星座：しし座。身長：153.7cm。3サイズ78（B）/54/79。テーマ曲「Pastel melody」
- 達哉の義妹で満弦ヶ崎大学附属カテリナ学院2年生。吹奏楽部に所属し、フルートのパートリーダーを務める。実の両親は「北原」といい、達哉の父と同じ月と地球の歴史研究者だが12年前に調査中の事故で夫婦共に死亡し、達哉の父の計らいで朝霧家の養女になった。義兄妹であることは周りにはもちろんのこと、姉代わりであるさやかにも秘密にしている。フィーナがやってきてミアが分担してくれるまでは朝霧家の家事、特に料理を担当。その腕前はフィーナの口に合うほどである。だが料理を失敗する時もあり、失敗した時に歌う鼻歌は「デスマーチ」と呼ばれ恐れられている。昔は達哉のことを「たーくん」と呼んでいた。アニメ版では、妄想癖がある。胸が小さいのをかなり気にしていて（実際はそれほど小さくはない）、水着のときに上にTシャツを着るほど。好きな食べ物はアイス。人気投票は有効投票総ポイント数71832ポイント中、394ポイントの僅差で2位。
- 鷹見沢菜月（たかみざわ なつき）声優：（海原エレナ/氷青/同左）
- 誕生日：5月23日。血液型：AB型。星座：ふたご座。身長：163.8cm。3サイズ：88（D）/59/86。テーマ曲「Happy relation」
- 達哉の幼馴染にしてクラスメイト。努力家でいつも明るく面倒見がよい性格。父親が経営しているトラットリア左門にてウェイトレスのアルバイトをしている。将来の夢は獣医になる事。恥ずかしい目にあうと「ボンッ」と音がするほど真っ赤になる（達哉曰く「瞬間沸騰」）。菜月の部屋と達哉の部屋は向かい合っており、窓をまたいでいける。必殺技はどこからともなく飛ばすしゃもじブーメラン。ゲーム中では百発百中（しかしアニメ版ではしゃもじによる打撃技が多くみられる）。だが、被害を受けるのは仁のみ。彼女が作る料理は、小さい頃に達哉に料理を作ったつもりが消し炭の山ができてしまったため、カーボン（アニメ版ではマスターカーボン）と呼ばれる。母親の鷹見沢春日（たかみざわ はるひ）はミラノで料理修行中のため、現在は父親と兄の3人暮らし。母親から料理の腕こそは遺伝しなかったものの、しゃもじ投げは遺伝されたようである。人気投票3位（ただし2位票ではダントツのトップ）。
- 穂積さやか（ほづみ さやか）声優：（本山美奈/黒河奈美/同左）
- 誕生日：3月6日。血液型：O型。星座：うお座。身長165.0cm。3サイズ：86（C）/58/86。テーマ曲「Sunny place perfume」
- 達哉の従姉。実の両親の夫婦仲が悪く家庭が荒んでいたため、達哉の両親の計らいで里子として引き取られる。のちに達哉の両親が相次いでいなくなった事から残された達哉と麻衣の保護者となる。月への留学経験のある数少ない地球人で、その経験を買われて月の文化を紹介する「王立月博物館」の館長代理（正館長は名義上フィーナである）を務めている（アニメ版では地球連邦政府の大統領秘書官）。カレンとは月留学時代以来の友人で酒を飲んで帰ってくることがあり、大体は酔いつぶれてカレンに連れられて帰ってくる。朝は弱く、濃い目に淹れた緑茶を飲まないと意識がはっきりしない。達哉や麻衣を褒める時は頭をなでる事が多い。おっとりとした印象だが、仕事の出来るキャリアウーマン。好きな食べ物は「ぽてりこ」（PS2版では「ぽてりこん」）というスナック菓子。ソフトボール部ではエースで4番を務めていただけあり、スポーツは万能。カテリナ学院のOGでもある。人気投票は6位。
- リースリット・ノエル〔Wreathlit Noel〕 声優：（三咲里奈/伊藤静/同左）
- 誕生日：4月19日。血液型：B型。星座：おひつじ座。身長：139.2cm。3サイズ：63（AA）/49/67。テーマ曲「Tiny twinkle」
- 通称リース。達哉が月居住区の礼拝堂でその姿を見かけるのを最初に、ちょくちょく街で見かける。ぶっきらぼうで無口だが、発言の内容は的確。自分のことを話さないので、家族構成などは不明。評価を示す時は大体「普通」で済ませるため、初めて食べたトラットリア左門の料理を「普通」と切り捨て、左門や仁の料理人魂に火をつける。猫のような仕草や振る舞いをし、たまに野良猫に話しかけたり構ったりする事もある。イタリアンズに好かれており襲われる事も多いが、本人は犬は好きじゃないらしい。本編上での出来事から、おまけではカレンと仲が悪い描写がある。人気投票では4位。
- なお、フィーナシナリオ第一部及びリース以外の全キャラのルートをクリアしないと彼女のルートは攻略できない。
- 遠山翠（とおやま みどり）声優：（雅姫乃/高野直子/同左）
- 誕生日：2月10日。血液型：B型。星座：みずがめ座。身長：156.6cm。3サイズ：84（C）/56/88。テーマ曲「SKIP HEART!」
- 慌てん坊なところのある、達哉のクラスメイトで菜月の親友。吹奏楽部に所属し、クラリネット担当で吹奏楽部でも中心となって動いている。明るく快活だが、恋愛話になるとあがってしまう。父親は有名なクラリネット奏者で、母も有名なピアニストであり、二人とも海外を回っているため実質一人暮らしとなっている。また子供の頃から音楽に触れていて絶対音感をもっている。だが、その為にちり紙交換の車のようなピッチの狂った音が苦手。中学時代は今とは違い暗めな性格をしていたこともあり、あまりいい思い出がない。好きな食べ物は焼きそばパン。イタリアンズのアラビアータに好かれている。人気投票では8位。
- PS2版、アニメ版ではショートからポニーテールに髪型が変わり、さらにPS2版では新ヒロインに昇格した。なお、アニメ版ではリボンの色が白から黄色へと変更されている。
- エステル・フリージア〔Estel Freesia〕声優：（結本ミチル）
- 誕生日：1月31日。血液型：A型。星座：みずがめ座。身長：161.4cm。3サイズ：83（C）/55/83。テーマ曲「創星」
- コンシューマ版より登場。若くして、満弦ヶ崎中央連絡港市内にある月人居住区の礼拝堂に赴任してきた月の国教“静寂の月光”の司祭。家事全般もそつなくこなし、高司祭の仕事を助けている。だが、典型的な月人思想を持っており、月人に対しては誰隔てなく接するが、地球人に対しては偏見を持って嫌っている。そのため、最初は地球人である達哉の事も毛嫌いしていた。元々孤児院出身であり、同じ孤児院出身で出世したカレンや月の姫であるフィーナを尊敬している。物言いがはっきりしているせいか、クールでドライな印象を与えることもあるが、柴犬の可愛さに胸をときめかせる一面もある。イタリアンズの中ではアラビアータがお気に入りである。好きなものは紅茶とホットケーキ。学院では主席の成績を収めており本来は教団の外務局を志望していたが、ある理由から地球に赴任することになり、そのことをまだ納得していない（教団での地球赴任は左遷と同等）。そのため、月に戻るために必死に勉強している。
- リースの世話もしており猫の毛を服につけたリースとおいかけっこをしたりしている。
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- 彼女の容姿は月人そのものだが実際は地球人と月人のハーフ。生後間もなく彼女の存在に憎悪した彼女の祖父により孤児院に捨てられた。
[編集] サブキャラクター
- カレン・クラヴィウス 声優：（羽桜涼子/浅川悠/同左）
- 誕生日：11月30日。血液型：A型。星座：いて座。身長：166.1cm。3サイズ：80（A）/57/81。
- 月人居住区にあるスフィア王国大使館に常駐して、駐在武官と秘書官を兼任している。剣術の腕は達人クラスで、フィーナの地球滞在における月側の実質的責任者。元々月では孤児院で生活していたため、月に一度は孤児院に寄付をしている。主君であるフィーナに諫言をはばからない忠臣で国王ライオネスからの信頼も厚い。さやかとは彼女の月留学時代以来の仲で、数少ない飲み友達。しっかりとした性格だが、笑いに弱かったり、男性に対しての免疫がなかったり、人情話に弱かったりと意外な一面が多い。また、胸が小さいことにコンプレックスを抱いていて、ゲーム本編のおまけエピソードではカレン本人のめずらしく慌てる姿を見ることができる。実はライオネスからフィーナには内密のとある勅命を直々に受けている。
- 鷹見沢仁（たかみざわ じん）声優：（辻宮春彦/小西克幸/岸尾大輔）
- 誕生日：9月4日。血液型：B型。星座：おとめ座。身長：177.8cm。
- 菜月の兄で、トラットリア左門で修行中の青年。軽い性格で達哉や菜月をからかって遊ぶのが趣味であり、そのためよく菜月の「しゃもじブーメラン」を食らう。しかし、時折何もかも見透かしたかのような、年長者らしい的確な発言をする一筋縄ではいかない人物。時々、試作のドルチェ（デザート）を朝霧家へ差し入れに来る。
- 鷹見沢左門（たかみざわ さもん）声優：（巌蝉秋/秋元羊介/根岸朗）
- 誕生日：10月29日。血液型：A型。星座：さそり座。身長：173.4cm。
- イタリア料理店トラットリア左門の主人。菜月と仁の父親。朝霧家とは家族ぐるみの付き合いがあり、実の父親が行方不明の達哉にとって父親のような存在となっている（実はさやかとともに朝霧家の後見人である）。また、彼も達哉のことを「タツ」と呼んで可愛がっている。ちなみにトラットリア左門のトラットリアとはイタリア語で「小食堂」の意。将来は同じくイタリア語では「本格的食堂」の意味を持つリストランテという言葉を冠したリストランテ左門にするのが夢だとか。
- 鷹見沢春日（たかみざわ はるひ）声優：寺田はるひ（TVアニメ）
- イタリア料理店トラットリア左門の主人、左門の妻で、菜月と仁の母親。イタリアのミラノでの料理修行のために家を空けている。料理の腕は左門よりも上である。菜月には料理の腕は受け継がれなかったものの、攻撃を加える時にはしゃもじを投げる攻撃法は遺伝したようである。ゲーム版で姿は出さない。朝霧夫妻とは学生時代からの付き合いのようである。
- TVアニメでは、12話の達哉とフィーナの結婚式に初めてその姿を見せることとなる。この時、仁に『息子想い』と書かれたしゃもじで打撃を入れている。初登場にもかかわらず、「仁、あんたも変わらないね。」という一言のみで、これが最初で最後の登場となった。
- イタリアンズ
- 達哉が飼っている三匹の犬達。それぞれ、ぺペロンチーノ、アラビアータ、カルボナーラという。すべて菜月による命名。ちなみに、この他に昔飼っていた犬にナポリタンという名の犬がいたが、その名がイタリア料理で無いことを命名者の菜月は後で知り、達哉たちの笑い話の一つになっている。ちなみに、犬の中ではアラビアータが一番年上である。また全員メス。
- フィアッカ・マルグリット
- 人類がかつて持っていたが今はなくしてしまった「ロスト・テクノロジー」の使い手（伝承者）で教団の関係者。月と地球が戦争している時から生きており、今の時代まで何度も人格投射をし生きてきた。教団の中でも伝説的人物として扱われている。作中ではリースリットの体にロスト・テクノロジーにより人格が投射され、普段はリースリットのなかで眠っている。リースリットから彼女に変わる時は瞳の色がルビー色に変わる（リースリットはエメラルド色）。リースリットはフィアッカの知識を利用できるだけでフィアッカを知覚することはできないが、フィアッカはリースリットを一方的に知覚することができる。また、彼女がリースリットから入れ替わるのは彼女の意思で決定される。包容力があるさやかに対しては苦手意識がある。
- CDドラマによく登場するおとぎ話の登場人物でもある。
- 人気投票で、サブキャラ（非攻略キャラ）中トップである7位となった。
- 朝霧千春（あさぎり ちはる）
- 達哉と麻衣の父親。月の歴史学者。王立月博物館にも彼の本が残っており、月のことがよく書いてあると言われている。よく家を空けることが多かったが、5年前に行方不明となり生死不明とされている。まだ生きていると考えて、彼の部屋はいなくなった後も一切整理をしないでそのままの形で保存されている。麻衣やさやかなどからはいい人だったと語られているが、達哉のみその事実を受け入れずに嫌っている。
- ライオネス・テオ・アーシュライト 声優：（山中荘一/広瀬正志/木村雅史）
- フィーナの父にして現スフィア国王。パーフェクトビジュアルブックにある設定ではスフィア王国は代々直系の女性が世襲で王位を継ぐことになっているが、特例（セフィリア前女王の崩御及びその際に娘〔継承者〕であるフィーナ姫が成人前だったことによる）として彼が暫定的に王位を継いだとされている。
- セフィリア・ファム・アーシュライト〔Cefilia fam Earthlight〕声優：生天目仁美（TVアニメ）
- フィーナの母でスフィア国前女王。国民から敬愛され、スフィア王国と地球との友好を推進した女王であったが、とある事情で失脚し、その1年後失意の中で亡くなった。ただし、表向きには失脚とは発表されておらず、月王国では現在でも紙幣の肖像画に使われるほど国民の人気は高い。地球側ではカテリナ学院の「月学概論」の教科書に写真付きで掲載されている。その顔は達哉曰くフィーナにどこか面影が似ているとのこと。フィーナの理想であり、目標の存在である。
- モーリッツ・ザベル・フランツ 声優：（中田譲治）
- 誕生日：1月20日。血液型：AB型。星座：やぎ座。身長：184.6cm。
- コンシューマ版より登場。3年ほど前から月人居住区の礼拝堂に勤め、管理している品性が身に備わった高司祭。誰に対しても分け隔てなく接する温和な人柄で、瞳の深い輝きと肌に刻まれた年輪が人生経験の豊富さを感じさせる。教団の中でも信頼が厚く、外務局長とも知り合い。そのため、教団からは月に戻ってきて欲しいと言う声があるが、もう月ではやるべき事は済ませたと言い、月に戻る事を拒否している。エステルが孤児院にいた時に世話していたことがあり、エステルにとって育て親の関係にある。そのためエステルは彼の事を慕っている。
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- エステルは知らないが、その正体は彼女の実の祖父。実の娘と地球人との子であるエステルを汚らわしい存在と判断し彼女を孤児院に捨てるも、それによる娘の死によって罪の意識にさいなまれ、貴族の階級を捨て素性を隠し司祭になりエステルを育てた。
[編集] スタッフ
- 製作統括・総指揮：るね
- キャラクターデザイン・原画：べっかんこう
- シナリオ：榊原拓、内田ヒロユキ、安西秀明、岡田留奈
- CG統括：里見藤久
- 背景：阿舎利ん_16、ゆうろ、北川由貴、有限会社シルバー 他
- ムービー製作：北川由貴
- カットイラスト：脳みそホエホエ
- 製作協力：戯画、ケロQ、フライングシャイン、（有）シュピール 他
- BGM：Active Planets
[編集] 主題歌・テーマソング
- PC版イメージテーマ：「Lapis Lazuli」[4]
- 作詞：榊原ゆい 作曲：Active Planets 歌：泉伶
- PC版オープニングテーマ：「Eternal Destiny」
- 作詞：榊原ゆい 作曲：Active Planets 歌：榊原ゆい
- PC版挿入歌：「WAX AND WANE ～永遠に～」
- 作詞/作曲：Active Planets 歌：手塚まき
- PS2版イメージテーマ：「brilliant azure」[5]
- 作詞：Ran mineco 作曲：DJ SHIMAMURA 歌:ちっち
- PS2版挿入歌：「下弦の月 ～生まれ出づる明日～」
- 作詞：uriel 作曲：sumiisan 歌：ちっち
※PS2版のオープニングテーマは後述のCDでは「brilliant azure」となっているが、ゲーム内で演奏される場面で考えるならこの曲はイメージテーマであり、オープニングテーマはPC版と同じ「Eternal Destiny」となる。
[編集] TVアニメ
2006年10月～12月に、『夜明け前より瑠璃色な ～Crescent Love～』（ - クレッセントラブ）というタイトルでBS-iと独立UHF局で放送。BS-iでは16:9のハイビジョンサイズで放送しているが、UHF局では画面の左右を切って4:3のスタンダードサイズにして放送している。全12話。
本TVアニメ版の製作にあたり原作のオーガストは基本的に口を出さない方針で、シナリオの榊原拓は「アニメ製作スタッフの皆様には、かなり自由に作って頂いてますので」、原画のべっかんこうは「フィーナのあのドレスを動かさなければならないアニメスタッフさんには、本当に申し訳ないやらありがたいやら」と、アニメ製作スタッフに気を使う発言をしている（オーガストオフィシャルハンドブック2006年春号より）。
この為かTVアニメ版は独自のストーリーになっており、主要キャラクターの設定が一部変更されている。更に新キャラクターも数人追加されている。また、原作ゲームでは設定上しか存在しないゲームスタート前の出来事である月と地球の戦争「オイディプス戦争」が宇宙艦隊の戦闘シーンという形で映像化されている。
[編集] スタッフ
- 企画：中山佳久、河野聡、浦野重信、上玉利純宏、太布尚弘
- プロデューサー：高野貴志、上山公一、中川滋、松永孝之、金庭こず恵、寺田千秋
- 監督：太田雅彦
- シリーズ構成：あおしまたかし
- 脚本：あおしまたかし、子安秀明
- キャラクターデザイン・プロップデザイン・総作画監督：渡辺義弘
- 美術監督：飯島寿治
- 色彩設計：馬庭由佳
- 編集：関一彦
- コンポジットディレクター：佐々木正典
- 音楽：澤野弘之
- 音楽プロデューサー：吉川明
- 音楽制作：フロンティアワークス
- 音響監督：亀山俊樹
- 音響制作：オムニバスプロモーション
- 音響制作担当：糖塚忠幸
- 音響効果：山田稔
- 録音調整：大坪恵美（OPレクイエムスタジオ）
- 録音スタジオ：OPレクイエムスタジオ
- ウェブデザイナー：藤田徳浩
- 企画協力：高柳昌央、中嶋嘉美（ビッグショット)、石川功（ビッグショット）
- プロダクションマネージャー：渡部圭
- 宣伝プロデューサー：斎木美香
- アシスタントプロデューサー：田中豪、大河原健、宮崎大介、上間康弘
- ラインプロデューサー：西岡大輔
- アニメーション制作プロデューサー：安西武
- アニメーション制作:童夢
- アニメーション制作協力：メタフィジックピクチャーズ
- 製作：月文化交流会（TBS・バンダイビジュアル・アルケミスト・フロンティアワークス・ムービック・メモリーテック）
- ナレーション：宮林康
[編集] 主題歌・挿入歌
- オープニングテーマ：「前奏曲（プレリュード）-We are not alone-」
- エンディングテーマ：「Crescent Love ～月のなみだ～」
- 作詞：森由里子、作曲・編曲：岡崎雄二郎、歌：フィーナ（生天目仁美）
- 挿入歌：「今を抱きしめて」
- 作詞：森由里子、作曲・編曲：澤野弦之、歌：フィーナ（生天目仁美）
[編集] オリジナルキャラクター
- 高野武（たかの たけし） 声優：辻親八
- フィーナのホームステイに同行して、フィーナたちの取材をすることになるカメラマン。有名な映像作家であるが神出鬼没。アニメ1話ではフィーナのスカートの中から登場するという荒業を披露。アニメの後半では重要なキャラになっている。
- 助手（じょしゅ） 声優：近藤隆幸
- 高野武の助手。若い頃はパンク風なコスチュームだった。最終回では幾多の弟子を獲得。服装もケンシロウのようになっている。苗字は西岡と言うらしい。
- ブリジット・アンバー 声優：よのひかり
- 地球連邦政府大統領でさやかの上司。かつては外務大臣でセフィリアと渡り合っていた。
- ユルゲン・フォン・クリューゲル 声優：近藤隆
- フィーナの許婚。親衛隊長にして、貴族出身の反地球主義者。
[編集] 設定が変更されたキャラクター
- 朝霧千春（あさぎり ちはる） 声優：宮林康
- 達哉の父親。考古学が専門の学者だが、興味を持った事は何でも研究してしまう。さやかよりも前に月に研究で密航した事があるがすぐに発覚して強制送還されたエピソードがある。その際、当時平民であったライオネスにアドバイスをしている。達哉と麻衣の尊敬の対象（これはTVアニメ版オリジナル設定）。原作では行方不明だったのがアニメでは世界中を飛び回っていて滅多に帰ってこないものの生存していることとなっている。ちなみに彼の部屋に住みついた「ゴキブリ」が大量出現したことが引き金となりカレンによって彼の部屋が爆破された。
- 朝霧琴子（あさぎり ことこ）
- 原作では3年前に亡くなったことになっているが、アニメでは10年前となっている。
- 朝霧達哉（あさぎり たつや） 声優：司晃一（ドラマCD版）/千葉進歩（TVアニメ）
- TVアニメオリジナルの設定として考古学者である父千春を尊敬している、癖で他人の鼻をつまんでしまうなどが新たに追加されている。
- 穂積さやか（ほづみ さやか）声優：（本山美奈/黒河奈美/同左）
- 職業が月博物館館長代理から地球連邦大統領の首席秘書官に変更となっている。それに伴い仕事時の服装も変更となった。
- フィアッカ・マルグリット
- ゲーム版では実際に存在した人間の思念とされているが、アニメ版では前述の戦争の際、傷付いた人々の心が生んだ思念体ということになっている。
- セフィリア・ファム・アーシュライト 声優：生天目仁美（TVアニメ）
- フィーナの母でスフィア国前女王。ライオネスの回想や最終話に出演。学生時代にライオネスと出会い、恋に落ちる。死因が、元々平民であったライオネスとの結婚により、心労が重なったためとなっている。
[編集] アニメ版の評価
TVアニメ版では第2話以降において一部作画の破綻が指摘されており、特に第3話の料理シーンにおける緑のボールのようなキャベツの作画はネット上で話題になった。この料理シーンの描写からこの作品そのもの、あるいは作画の破綻したアニメ自体を蔑称的に掲示板などのインターネットスラングでキャベツと呼ばれるようになったほどである。
雑誌「メガミマガジン」2007年1月号では、バンダイビジュアルより、キャベツについてDVD版での修正を行う旨の謝罪文が掲載されており、最終話での料理シーンの回想では、既に修正が施されていた。キャベツ事件のみが話題になったため、キャベツ部分だけ修正したものと誤解されがちだが、謝罪文内では「3話は200カット近いリテイク」をすると書かれ、他の場所も修正している。
作画破綻自体と関連する事項かどうかは不明であるものの、第8話では演出担当が「亜乱炭椎」（アラン・スミシー）とクレジットされる、すなわち、何らかの理由で演出スタッフが名前を出せないか不在になったという異例の事態となっており、この点についても制作体制の杜撰さを示すものとして批判が集中している。なおアニメ誌などに掲載された事前情報では同話の演出は太田監督自身の予定になっていたが、太田が「亜乱炭椎」を名乗ったのか、あるいは急遽演出を任された他の人物がクレジットを拒否して「亜乱炭椎」となったのかは不明である。
ストーリーにおいても特に後半は原作とはかなり異なった趣向となったため原作ファンからの評価は壊滅的である。
[編集] 放送局
| 放送区分 | 放送局 | 放送期間 | 放送曜日/放送時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| BS | BS-i | 2006年10月4日～12月20日 | 水曜 深夜26:30～ | この局のみビスタサイズ（16:9）で放送。 |
| テレビ東京系 | テレビ愛知 | 2006年10月5日～12月21日 | 木曜 深夜25:58～ | |
| UHF | テレ玉 | 2006年10月6日～12月22日 | 金曜 深夜25:30～ | |
| チバテレビ | 2006年10月8日～12月24日 | 日曜 深夜24:30～ | テレビ愛知を含む地上波幹事局 | |
| tvk | 日曜 深夜25:30～ | |||
| KBS京都 | 日曜 深夜25:15～ | 毎月第4週は深夜25:45～ | ||
| TOKYO MX | 2006年10月10日～12月26日 | 火曜 深夜25:30～ | ||
| サンテレビ | 2006年10月11日～12月27日 | 水曜 深夜26:05～ |
[編集] サブタイトル
- お姫様がホームスティ!?
- お姫様は優等生!
- お姫様 料理対決!!
- 戦う！ お姫様
- お姫様 無人島漂流記
- お姫様は恋愛禁止!?
- お姫様の許婚
- お姫様と瑠璃色の空の下で…
- お姫様に迫る影
- 片翼だけのお姫様
- お姫様とその手を重ね
- お姫様と…
| BS-i 水曜26：30~27：00枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 夜明け前より瑠璃色な ～Crescent Love～ |
次番組 |
| まほろまてぃっく（再放送） |
||
| チバテレビ 日曜24:30~25:00枠 | ||
| ゼロの使い魔 | 夜明け前より瑠璃色な ～Crescent Love～ |
恋する天使アンジェリーク ～かがやきの明日～ |
| KBS京都 日曜25:15~25:45枠 | ||
| ゼロの使い魔 | 夜明け前より瑠璃色な ～Crescent Love～ |
恋する天使アンジェリーク ～かがやきの明日～ |
[編集] 関連商品
[編集] コミック
月刊コミック電撃大王にて、脳みそホエホエ作画による漫画が連載されていた（2007年5月号にて完結）。
- 第1巻が2006年9月27日発売。<ISBN 978-4840236010>
- 第2巻は2007年5月27日発売予定
[編集] CD
- イメージテーマ『Lapis Lazuli(ラピスラズリ)』マキシシングル
- イメージテーマ「Lapis Lazuli」と挿入歌「WAX AND WANE ～永遠に～」を収録。
- HOBiRECORDSより2005年9月22日に発売。ASIN B000AD0JC6、HBMS-029
- オープニングテーマ『Eternal Destiny』マキシシングル
- オリジナルサウンドトラック『Lunar Passport』
- テーマソング、BGM及びアレンジメドレーを収録、コミックマーケット69で先行発売。
- 2006年1月27日、「夜明け前より瑠璃色な」音楽集 -Lunar Passport-（ソフトウェア製作[6]：オーガスト、ASIN B000E5N3GO、AUG-2061、JAN 4935066301401）として一般発売になった（All music composed by "Active Planets"）。
- ドラマCD 「夜明け前より瑠璃色な ～Fairy tale of Luna～」
- MPS（LDC）より発売（2006年9月現在、全6巻）。
※6巻ともCD-EXTRA仕様で、PC用データとして壁紙やオリジナルメモ帳ソフトが収録されている。また全巻購入特典として、各巻に封入されている応募券と発送手数料を払い込んだ郵便振替の払込用紙の写しを6巻に封入されている応募台紙に貼付して応募すると、スペシャルCD-ROM（壁紙やメモ帳ソフトなどを収録）と全6巻＋スペシャルCD-ROMを収納できるケースが入手できた（現在は応募期間終了）
- 「前奏曲-We are not alone-」（マキシシングル）
- TVアニメのオープニングテーマ。オリジナルを含め全部で5つのアレンジが収録されている。
- フロンティアワークスより2006年11月8日発売。ASIN B000HXE1KK、FCCM-0163
- 「Crescent Love~月のなみだ~」（マキシシングル）
- TVアニメのエンディングテーマ。挿入歌「今を抱きしめて」も収録されている。
- フロンティアワークスより2006年11月22日発売。ASIN B000J3FE54、FCCM-0164
- ドラマCD 「テレビアニメーション 夜明け前より瑠璃色な ～Crescent Love～」
- いずれもフロンティアワークス発売。初回版にはボーナストラック（出演声優のひとこと集）を収録。
- TVアニメーション「夜明け前より瑠璃色な Crescent Love」サウンドトラック
- TVアニメのサウンドトラック。OP・EDはTVサイズのものを収録。「前奏曲-We are not alone-」はマキシシングルに収録されていないバージョンも収録されている。
- フロンティアワークスより2007年1月26日発売。ASIN B000LE1HQQ、FCCM-0171
- PS2版挿入歌『下弦の月~生まれ出づる明日~』マキシシングル
- PS2版挿入歌「下弦の月~生まれ出づる明日~」、イメージテーマ「brilliant azure」他1曲を収録。
- HOBiRECORDSより2006年12月7日に発売。ASIN B000JWI2LI、HBMS-039
- 夜明け前より瑠璃色な スペシャルドラマCD+（ぷらす）
- 『夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue-』音楽集 -Terra Passport-
- PS2版ボーカル曲・BGM・新曲を収録。
- 2007年3月30日発売。ASIN B000O2UDHE、ARIA-0031
[編集] DVD
バンダイビジュアルにて発売（全6巻予定）
- VOL.1（第1・2話）：2006年12月22日発売、BCBA-2755
- VOL.2（第3・4話）：2007年1月26日発売、BCBA-2756
- VOL.3（第5・6話）：2007年2月23日発売、BCBA-2757
- VOL.4（第7・8話）：2007年3月23日発売、BCBA-2758
- VOL.5（第9・10話）：2007年4月25日発売予定、BCBA-2759
[編集] ノベル（小説）
- ノベル 「夜明け前より瑠璃色な」※18禁
- ハーヴェスト出版より発売（原作：オーガスト/著者：雑賀匡/原画：べっかんこう）。全7巻。完結編はフィーナ編の続編にあたる。
- フィーナ編：2006年5月1日発売、ISBN 4-434-07706-6
- 菜月編：2006年6月1日発売、ISBN 4-434-07799-6
- ミア編：2006年7月1日発売、ISBN 4-434-07914-X
- 麻衣編：2006年8月1日発売、ISBN 4-434-08015-6
- さやか編：2006年9月1日発売、ISBN 4-434-08185-3
- リース編：2006年10月1日発売、ISBN 4-434-08295-7
- 完結編：2006年11月1日発売、ISBN 4-434-08391-0
- Official Heroine Story「夜明け前より瑠璃色な～恋する瞬間～」
- メディアワークスより発売。「電撃G'smagazine」の連載をまとめたもの。（著者：岡田留奈/イラスト：べっかんこう、武田みか、かわぎしけいたろう）
- 第1巻：2006年9月30日発売、<ISBN 4-8402-3622-4>
- 第2巻：2006年12月27日発売、<ISBN 4-8402-3733-6>
- 第3巻：2007年3月30日発売、<ISBN 4-8402-3822-7>
- 「夜明け前より瑠璃色な―Lavender Eyes」
- 角川書店より2006年12月20日発売。PS2版の新キャラクター・エステルがメインのストーリー。（著者：天羽 沙夜・ARIA）<ISBN 978-4047072329>
[編集] その他書籍
- 夜明け前より瑠璃色なプレリュードバージョン体験版 <ISBN 4-7577-2463-2>
- 夜明け前より瑠璃色なパーフェクトビジュアルブック <ISBN 4-8402-3425-6>
- 電撃G'sFestival（Vol.6）
- 発行メディアワークス 2006年11月30日発売
- フルカラー82ページの冊子に抱き枕カバー・下敷き・定期券入れの豪華付録が付いている。
- 夜明け前より瑠璃色な 公式コンプリートガイド <ISBN 978-4-8402-3771-0>
- 発行メディアワークス 2007年1月30日発売
[編集] 余談
- 本作品においてオーガストは公式な略称を提示しておらず、そのため様々な略称が存在する。
- 初回限定版に添付されているオフシャル設定画集「瑠璃色クロニクル」中の言葉や、2006年3月30日に発売された「夜明け前より瑠璃色なパーフェクトビジュアルブック」では「夜明けな」が用いられている。メディアミックス展開しているメディアワークスの『電撃大王』などの関連出版物もそれに準じている。また公式HP上の作品紹介のページのアドレスは当初「keyorina」となっていたが、2006年01月12日現在、「yoake」に修正されていた（いつ修正されたのかは不明）。HPの画像の題名も「yoakena」である。TVアニメの公式HPのアドレスにも「http://www.bs-i.co.jp/anime/yoakena/」となっている。なお、PS2版のDVD-ROMのボリューム名称は「KEYORINA」となっている。
- 一方ユーザー側では、前作『月は東に日は西に ～Operation Sanctuary～』を公式に「はにはに」と略したことに倣って平仮名部分を抜き取った「けよりな」と、文節からそれぞれ2文字を取った「あけるり（明け瑠璃）」の略称が比較的多く使われる。なおオーガストオンリーの同人誌即売会であるオーガスティックホリデーが主催したアンケートによれば（[1] 関連記事）では「けよりな」が1位、「あけるり」が2位であった。
- 前出の「よあけな」「けよりな」「あけるり」の他に、「よりるり」、「よあるり」、「瑠璃色」、「あまえるな」等、多様な呼び方が存在する。また少数派ながら、処女作『バイナリィ・ポット』に倣い、「略称を作る必要は無い」という意見も存在する。
- PS2のサブタイトルになっている Brighter than dawning blue は、PC版の初回特典冊子やオーガストが出しているグッズ、ゲームのメイン画面のメッセージウインドウ下部などに Brighter than dawning blue の表記があることから、PC版発売当初から、英語版タイトルとして考えられていたのではという意見もある。和訳すると「夜明け前の青より明るい」であり、日本語版タイトルのキモとも言える「瑠璃色」のニュアンスがなくなっている。「瑠璃色」のニュアンスを含ませるとすると、苦しい英訳では Bluer than predawn とか More brilliant than predawn azure[7]になるだろうか。
- コミック第1巻のおまけには、オーガストの過去作（ミントちゃん物語含む）の全ヒロインが登場している。
[編集] 脚注
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- ^ PC版は、各ヒロイン（フィーナ、ミア、麻衣、菜月、さやか、リース）に1ルートずつあり、全員クリアするともう1つルートが加わる（夜明け前より瑠璃色な）。また、バッドエンドが1つ存在する。
- ^ PC版の8ルートに加え、翠とエステルのルートが追加。
- ^ メニューでセーブを行った時点ではメモリーカードに記録されず、メニューからタイトル画面に戻った際に全セーブデータと中断した時点の状態（これが中断ポイント）がメモリーカードに記録される。
- ^ 「Lapis Lazuli」は、宝石の「ラピスラズリ」を差し、その和名が宝石の瑠璃である。Lapisはラテン語で石の意味、Lazuliはアラビア語の"lazward"（ラズワルド：天・空・青などの意）を起源とする。
- ^ Azureは「空色」の意味で、Lazuliと同一の語源を持つ。ちなみに、「lapis lazuli」とは、「azure石」（stone of azure）ともいえるようである。
- ^ CD-BOXの帯に記載。CD-ROM扱い。
- ^ How about Lapis Lazuli color （or Azure blue ）more significant (or brilliant) than predawn （or dawning ）blue ?
[編集] 外部リンク
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