大分合同新聞
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大分合同新聞(おおいたごうどうしんぶん)は、大分県の地方紙。1942年4月3日に大分新聞と豊州新聞が合同し創刊(合同新聞の名称は二紙が合同したことに由来する)。大分合同新聞社は1886年創立と称するが、これは合同以前の豊州新聞の創刊年である。なお、大分新聞は1889年創刊。
- 発行元である大分合同新聞社(本社:大分市)は、全国の新聞社の中でも希有なことであるが、有限会社組織であった。しかし、2006年5月1日の会社法施行により有限会社の法的定義が消滅し、現有限会社は株式会社に統合されるため、同日より株式会社(特例有限会社)に移行した。
- グループ企業として、シティ誌「シティ情報おおいた」を発行するおおいたインフォメーションハウス株式会社・プロバイダを運営するデジタルバンク株式会社・新卒学生就職情報誌「LEAD」を発刊するメディア開発株式会社などを有している。
- 1面題字下には「大分合同新聞は朝夕刊連続紙。朝刊・夕刊の単独発売はありません」と表記されている。恐らく全県でセット版(朝夕刊)発行しているための表現と思われる。
[編集] 特徴的な記事
大分合同新聞の夕刊に連載されているミニ事件簿は、ごく小規模の事件や警察官・記者の身の回りの出来事など、通常は記事とならない程度の事柄を取り上げたコラムである。さだまさしのラジオ番組「有限会社さだまさし 大世界社」(文化放送)で取り上げられていたことなどにより、全国的にも一定の知名度を持つ。
[編集] テレビ番組欄
大分県は瀬戸内海沿岸に接していることもあり、北東部の沿岸地域や国東半島地域では地元大分県や福岡県だけでなく熊本県、広島県、山口県、愛媛県、高知県(受信できる放送局は地域によって変わる)のテレビ放送が受信できることから新聞の番組表に掲載される放送局が非常に多い。
- 最終面(4面側) NHK総合、教育、衛星第1、衛星第2、大分放送、テレビ大分、大分朝日放送、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、福岡放送、TVQ九州(衛星はハーフサイズだが、地上波は何れもフルサイズ なお夕刊には翌日の大分県内のテレビ番組表が全日掲載されている)
- 第2テレビ面(中面。ラジオ面と共用) 南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、中国放送、広島テレビ放送、広島ホームテレビ、テレビ新広島、山口放送、テレビ山口、熊本放送、宮崎放送、BSデジタル放送各局(WOWOW含む。NHKはハイビジョンチャンネルのみ掲載)(何れもハーフサイズ)
[編集] 外部リンク
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