熊本日日新聞
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熊本日日新聞(くまもとにちにちしんぶん)は、熊本県の日刊地方新聞である。「熊日」(くまにち)の略称で熊本県民に呼ばれている。九州地方の地方紙では、ブロック紙の西日本新聞に次いで発行部数が多く、熊本県では購読率が最も多い。
水俣病の報道・キャンペーンなどで注目される。
目次 |
[編集] 歴史
- 1942年4月1日 第二次世界大戦による政府と軍部の「一県一紙令」により、熊本の2大紙「九州日日新聞」と「九州新聞」(政友会系)の2紙が合併して「熊本日日新聞」が朝夕刊セットで創刊
- 1944年3月6日 夕刊の発行を廃止
- 1948年12月4日 「熊日こども新聞」創刊(1950年12月4日廃刊)
- 1949年10月10日 「夕刊くまもと」創刊(夕刊が復活)
- 1951年7月1日 朝夕刊セット制が復活(「夕刊くまもと」を統合)
- 1953年6月26日 熊本市内の水害で本社の輪転機が使用不能に。鹿児島市の南日本新聞社に印刷委託(1953年7月5日夕刊から本社の輪転機が復旧)
- 1953年10月1日 ラジオ熊本(現・熊本放送)開局
- 1954年8月1日 「猫てんかんで死滅 ネズミの激増で悲鳴」の見出しで水俣病を初めて報道
- 1973年11月29日 大洋デパート火災発生。犠牲者全員の顔写真を唯一掲載
- 1980年10月1日 鉛の活字を使わない電算写植による新聞製作システム(CTS)スタート
- 1981年10月29日 熊本市世安町に「熊日製作センター」完成。CTSによる新聞製作システムに完全移行
- 1982年3月22日 編集機能を熊本市上通町から世安町の製作センターに移転
- 1987年10月 世安町の製作センター敷地内に日本で初めての「新聞博物館」を開設
- 1999年7月 本社機能を世安町に全面移転
- 2002年3月29日 上通町の旧本社跡地に再開発ビル「びぷれす熊日会館」完成。「ホテル日航熊本」や「熊本市現代美術館」などが入居している。
[編集] 事業所
[編集] 4コマ漫画
- 朝刊「カンちゃん」(フジヤマ・ジョージ)
- 夕刊「あんずちゃん」(田中しょう)
[編集] テレビ欄(地上波)
- 最終面(メインテレビ面)
- 中面(第2テレビ面)
フルサイズで掲載
以下、ハーフサイズで掲載
- ラジオ
[編集] 関連放送局
- 熊本放送(RKK)
- 熊本日日新聞のRKKラジオの番組欄は、ニュース番組を"熊日N"として表記。
- エフエム熊本(旧・エフエム中九州)
[編集] グループ企業
- 熊日広告社
- 熊日販売
- 熊日サービス開発
- 熊本日日新聞情報文化センター
- 熊日輸送センター
- 熊日第一販売
- 熊日会館
[編集] 備考
[編集] 熊本県のその他の地方紙
[編集] 外部リンク
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