佐賀新聞
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佐賀新聞(さがしんぶん)は、佐賀市に本社を置く佐賀新聞社が発行する佐賀県の日刊地方新聞である。
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[編集] 概要
- 佐賀県内では、購読率が他の全国紙、ブロック紙より最も多い。
- 題字は副島種臣の書である(1884年創刊当初の題字を、創刊100周年を迎えた1984年から再使用。「聞」の部分を現代風に手直しした)。
- 日本の日刊新聞で、鉛の活字を使わない電算写植による新聞製作システムに完全移行したのは、佐賀新聞が全国で初めてである。
- サガテレビ、エフエム佐賀などの地元放送局に出資している。
- 1997年から、佐賀新聞社のウェブページで1994年以降の記事データベースを無料公開している。2004年4月以降、検索には本紙紙面に掲載されるIDが必要になった。
- 2006年11月に「ひびの」というオープン制のコミュニティ・生活情報サイトをオープンした。これは地方紙では全国初である。
- 長崎新聞を発行する長崎新聞社と共同で「佐賀新聞・長崎新聞インターネット」の名称でインターネットサービスプロバイダ(ISP)事業も行っている。佐賀新聞の本社ビル内には情報通信研究機構(NICT)が運用する研究用次世代ネットワーク「JGN2(Japan Gigabit Network 2)」のNOCも設置されており、一地方紙には(良い意味で)似つかわしくないほどの充実したネットワーク環境を保有している。
[編集] 沿革
- 1884年8月1日 号外「佐賀新聞」を発行(1日) 佐賀新聞第1号発行 4ページ、定価1枚1銭8厘、ひと月1円(24日)
- 1938年 「佐賀毎夕新聞」が「佐賀新聞」の経営権を引き継ぐ。
- 1968年3月 日本の日刊新聞で初めて電算写植制作システムを導入。
- 1969年9月 全国初の全面CTS化で日本新聞協会賞を受賞
- 1979年9月 連載企画「ガン征圧への道」が日本対ガン協会賞を受賞
- 1988年8月 普及率50%達成
- 1993年 佐賀市天神の新社屋に移転。
- 1995年4月 ISP事業開始
- 1999年12月 4万号を発行
- 2000年8月1日 アメリカ合衆国出身の記者・コラムニスト エドワード・クランドール氏 (Edward P. Crandall) が入社。地方新聞社が外国人の記者を雇うのは、全国で初めて。
- 2001年8月 新CTS運用開始
- 2001年12月 タワー型輪転機を導入。カラー16ページ、40ページ建てが可能に。
- 2003年 創刊120周年
- 2003年8月1日 マスコットキャラクター「ぺーぱくん」誕生
[編集] 本社
- 佐賀市天神3-2-23
[編集] 支社
[編集] 支局
[編集] テレビ・ラジオ欄
- 衛星放送は除く。
[編集] テレビ(地上波)
- 最終面(メインテレビ欄)
- 最終面は全局フルサイズで掲載。
- 中面(第2テレビ欄)
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- RKK熊本放送(デジタル3)
- NBC長崎放送(デジタル3)
- TKUテレビ熊本(デジタル8)
- KKTくまもと県民テレビ(デジタル4)
- KAB熊本朝日放送(デジタル5)
- KTNテレビ長崎(デジタル8)
- NCC長崎文化放送(デジタル5)
- NIB長崎国際テレビ(デジタル4)
[編集] ラジオ
その他、佐賀県内のCATVの番組欄が掲載されている。
[編集] 佐賀県のその他の地方紙
[編集] 関連サイト
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