大原麗子
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大原 麗子(おおはら れいこ、1946年11月13日 - )は、日本の女優。血液型AB。東京都文京区出身。北豊島高等学校卒業。
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[編集] 略歴
1964年、NHKドラマ「幸福試験」でデビュー。翌年、東映に入社。佐久間良子主演の「孤独の賭け」が本格的な映画デビュー作(1962年に、中尾ミエ主演の映画「夢であいましょう」に脇役として出演している)。
入社後は、高倉健の網走番外地シリーズや梅宮辰夫の夜の青春シリーズなど東映の看板女優として数々の作品に出演。その後、活躍の場をテレビドラマに移し、数多くのドラマで主演を果たして好感度No.1女優としての地位を確立していく。デビュー当時から変わらぬ独特のハスキーボイスと純和風な顔立ちが魅力的な女性。「すこし愛して、なが~く愛して」のキャッチコピーが一世を風靡したサントリーレッドのCMも彼女の代表作の一つ。僅少だが歌唱作品も発表している。1999年から2000年にかけてギラン・バレー症候群の治療のため芸能活動を一時休止。
[編集] 出演
[編集] 映画
- 網走番外地 北海篇(1965年)(他同シリーズ4作品に出演)
- ドリフターズですよ! 前進前進また前進(1967年)
- 喜劇・急行列車(1967年)
- 座頭市あばれ火祭り(1970年)
- 三匹の牝蜂(1970年)
- 獄門島(1977年)
- 柳生一族の陰謀(1978年)
- 火の鳥(1978年)
- 男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年)
- セカンドラブ(1983年)
- 居酒屋兆治(1983年)
- おはん(1984年)
- 男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年)
- 新喜びも悲しみも幾年月(1986年)
- 源氏物語(アニメ 1987年)声の出演:藤壺の宮
他多数
[編集] CM
- サントリー(ウイスキー:RED, OLD)
- ロート製薬(パンシロン、新・Vロート、V・ロートクール)
- エーザイ
- 東芝(洗濯機:ランドリエ)
- ヤマザキナビスコ(チップスター、ビスケット)
- 京セラ(カメラ:ヤシカ)
- ホンダ(スクーター:イヴ)
- インターネット博覧会
[編集] ドラマ
- 大河ドラマ 竜馬がゆく(1968年)
- 青春太閤記 いまにみておれ!(1970年)
- 水戸黄門 第二部(1970~71年)
- 人生劇場(1971年)
- 冬物語(1972年)
- 雑居時代(1973年)
- 大河ドラマ 勝海舟(1974年)
- 忍ぶ橋(1975年)
- 絣の花(1976年)
- あにき(1977年)
- いのちの絶唱(1978年)
- 聖女房(1979年)
- 大河ドラマ 獅子の時代(1980年)
- さりげなく憎いやつ(1982年)
- 大河ドラマ 山河燃ゆ(1984年)
- くれない族の反乱(1984年)
- のん姉ちゃん(1985年)
- 代議士の妻たち(1988年)
- 大河ドラマ 春日局(1989年)
- 浮浪雲(1990年)
- レイコの歯医者さん(1996年)
- 大河ドラマ 徳川慶喜(1998年)
- 月曜ミステリー劇場 十津川警部シリーズ33 東北新幹線はやて殺人事件(2004年)
他多数