審判
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審判(しんぱん)
- ある問題について判断権を有する者が、その問題を検討し、結論を出すという一連の経過を包括していう。「今回の総選挙で有権者の小泉政権に対する審判が下される。」、「少年審判」、「家事審判」など。
- 一定の規則に従って判定をする役目にある者。主としてスポーツの分野で用いられ、野球規則、オリンピック規則などの規則に従い判定する者をいう。本来は判定する事自体を審判(する)というが、審判員の事を略して単に審判とも呼ばれる。
- 少年保護手続においては、家庭裁判所が、終局判断を形成するために、少年及び保護者を出頭させて審理を行う期日をいう。家事審判においては、家庭裁判所が事件に対する終局的判断を示す際の形式のひとつをいう。
- 行政機関が行う行政審判のことをいう。
- チェコの小説家フランツ・カフカの長編小説の題名。
- 4 を原作としたオーソン・ウェルズ監督の1962年の映画の題名。(主演 アンソニー・パーキンス)
- タロットの大アルカナでは20番目に位置する。審判 (タロット)を参照。
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[編集] スポーツでの審判
[編集] 野球・ソフトボール
- NPB(日本野球機構)
- MLB(メジャーリーグ)
- 球審1人、塁審3人の4人制(レギュラー・シーズン)
- 球審1人、塁審3人、外審2人の6人制(ポスト・シーズン)
- 社会人野球
- 大学野球・高校野球・軟式野球
- ソフトボール
- 球審1人、塁審3人の他に副審も加えた5人制。大会によっては外審が付く場合もある。
- 詳しくは、ソフトボール審判員を参照のこと。
[編集] サッカー
- 基本的に主審1人、副審2人、第四の審判1人(詳しくは審判員 (サッカー)を参照)。
- 2006 FIFAワールドカップではこの4人に加えて、第5の審判もいる。
[編集] ラグビー
- 主審1人、副審(タッチジャッジとも)2~3人。
[編集] バレーボール
- 主審1人、副審1人、線審4人。
[編集] バスケットボール
- 2人審判制では主審1人、副審1人、コート内でリード(Lead)、トレイル(Trail)を交互に行いながら審判をする。
- NBAや、bjリーグ、トップレベルの試合では3人審判制をとる場合もある。その場合はリード、トレイルにセンター(Center)が加わる。詳しくは審判 (バスケットボール)参照。
[編集] テニス
- 基本的には主審・副審と線審で構成。線審の人数は大会によって異なり、ウィンブルドンでは最大9人配置される。
- 大会によっては主審のみで行うソロチェアアンパイア制や、審判のいないセルフジャッジ制で行われる場合もある。
[編集] ボクシング
- 主審1人、副審2人。主審を含めた3人が採点する。(世界戦の場合、副審が3人になり、主審は採点しない。)
[編集] 相撲
- (勝負審判が異議申し立て(物言い)することにより再審が行われる。)
[編集] 競馬
主催者が選出した「審判員」および「裁決委員」が審判を務める。人数は主催者による異なる。
[編集] スポーツの審判を巡る騒動
スポーツの種類を問わず、審判の判定が公平でない、誤りであるなどと問題視されることはしばしばある。また、審判自らが誤った判定を下したと認める場合もある。それらが原因となって騒動に発展し、ときとしてそれがエスカレートして競技場内などにおいて暴動が発生することもある。さらにそうした現象をメディアが取り上げることで社会問題に発展する場合がある。
[編集] 競馬の審判を巡る騒動
- 阪神競馬場誤審事件 - 1986年5月31日、阪神競馬場第4競走において、審判員が2着馬と3着馬を誤認し、誤った着順を確定させた事件。主催者はミスを認め、訂正前および訂正後の勝馬投票券の払い戻しを扱う措置をとったが、訂正前の確定情報を信じ馬券を捨てたと主張するファンの抗議が絶えず、一部のファンが民事訴訟を提起する事態に発展した。
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