幕張サボテンキャンパス
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幕張サボテンキャンパス(まくはり - )はみずしな孝之作の4コママンガ。サボキャンと略される。竹書房『月刊まんがくらぶ』(『月刊まんがライフオリジナル』→)『月刊まんがくらぶオリジナル』連載。単行本全11巻。
目次 |
[編集] 概要
8年にわたる長期連載で多くの個性的なキャラクターが誕生し、作者の代表作となる。千葉県幕張周辺にある架空の大学(名称は出てきてはいないものの同大学の部員のユニフォームから「幕張大学」と思われる)が舞台で、大学生活の日常を描いた内容。ちなみに連載開始時、作者は現役大学生だった。
ストーリーは主人公・柏明日香の入学から始まり、大学を卒業後、臨時の大学職員として働いたのち、大学院に進学(厳密には、連載開始時の登場人物及び背景設定は1年生の夏頃で、入学時の様子は11巻で「外伝」として扱われている)。基本的にはギャグでありながら、その端々で登場人物の友情や成長、将来の進路など学生時代特有のドラマがストーリー4コマ形式で展開し、特に学生を経験した読者を中心に子供から大人まで幅広い人気を得た。
キャラクターの苗字あるいは名前は、千葉県内に実在する駅名や地名をもとにしている。また、ほぼ毎回の扉絵には千葉県の名所を描いていた。他にもマックスコーヒー、なのはな体操、鴨川シーワールド、マザー牧場など千葉県に関するネタが随所に含まれ、地元民なら一層楽しむ事ができる。
ちなみに連載中、作者は千葉県出身と勘違いされる事がたびたびあったようである(同様に『ササキ様に願いを』を連載していた時期にも神奈川出身だと勘違いされた事があったらしい)。また大学の所在地から神田外語大学が舞台といわれるが、作者自身はその大学を舞台にしたわけでも、その学校に通っていたわけでもない(通っていたのは東京学芸大学)と述べている(ただ1巻のあとがきのスペシャルサンクス欄に「神田外語大学」と入っている、最終回の扉絵に「密かにいろいろお世話になりました。神田外語大学」と書いてあり、取材などある程度の協力はした模様である)。
連載を経るにつれ、画風の変遷という以上にキャラクターの顔がかなり変化している。作者も11巻の描き下ろし4コマで自らネタにしており、曰く「自分で描いた漫画を後々見直さない」のが原因、との自己分析がある。
連載終了から3年後の「まんがくらぶオリジナル」2006年7月号にてけものとチャットとのコラボレーション漫画「けものとサボテンキャンパス」が掲載された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 主な登場人物
リンク先は元ネタとなった千葉県内の駅名。
[編集] 大学関係者
- 柏明日香(かしわ あすか)
- 本作品の主人公。サボテンすらも枯らしてしまう無気力女。凄まじいくらいに散らかった部屋で暮らす。(年に1度のペースで突然部屋を綺麗にするのだが、途端に汚くなる。津田沼たちが手伝ってくれることも、また、明日香本人の意思で片づけを行おうとすると異常気象などを引き起こすこともある)おかっぱ頭と半開きの眠そうな目が特徴で、よくガチャピンに間違えられる。およそ見た目どうりののん気な性格(ただし、連載初期は桜子よりも腹黒い性格に描かれている)で「楽して生きたい」がモットー。悪意1000%譲りの面白Tシャツを良く着ている。大学卒業後は桜子とともに大学事務の1年間のバイトを経て大学院に入る。長姉であるカコから「あるがまま」の定義を教えられ、カコの受け売りで詩を書いてみたところ大好評、一躍時の人となった事もあった。最終的に君津と同棲をするものの、結婚には至っていない。誕生日は8月18日。身長155cm(以下、身長は注釈のない限り2巻の対比図を参照)。連載を重ねるごとに、大幅にデフォルメ化が進んだ登場人物。中盤以降は、横に広がった丸顔と体型の、3~4頭身で小太りの人物として描かれているが、連載当初はおかっぱと半開きの目の他はこれといった特徴は無かった。モデルは作者の親友で、部屋の間取りも似ているとのこと。
- 三咲桜子(みさき さくらこ)
- 明日香の親友で、美人だが性格は腹黒で(ただし、連載初期は腹黒さは顕著ではなかったが、話を重ねるごとにエスカレート)、大学ではカンニングや違法行為を発揮(そのため入試の試験官を担当した事もあった)、また人を殴り飛ばせるほどの怪力(こちらも話を重ねるごとにエスカレート)で、ドライビングテクニックも危険。「幕張に舞い降りた堕天使」の異名を持つ。非常に気まぐれで、時折くだらない事を思いついては周囲を混乱の渦に巻き込む。負けず嫌いで、自分の失言(「コタツ入りながら紅白観たい」を「コタツ見ながら紅白入りたい」と間違えて)を現実のものとするために紅白歌合戦に乱入した事さえある。ただ友人に対しては面倒見がよく、いわゆる姐御肌。小学校の教師を目指し、卒業後は那須香たちの担任となり、彼女らの大学入試の手伝いまでしている。未散は弟。誕生日は3月29日で、桜真っ盛りに生まれたから桜子という名をつけたという。身長164cm。モデルは明日香と同じく作者の友人で、以上2人のモデルは巻末の姉妹編「実録サボテンキャンパス」および「しなしなぶらり旅」にも出演している。
- 誉田武(ほんだ たけし)
- 関西弁でいつも賑やかなお笑い芸人的キャラ。作中ではボケ役を演じ、桜子にはよくどつかれる。学費から何から、全ての費用をバイトで賄う勤労青年。そのため年の大半はバイトに費やし、授業に出ずバイトばかりしていたため立て続けに留年してしまう。学園祭の出店巡りが好きで、後に届出なしのゲリラ出店をもくろむ。生き別れの母親と再会するなど、色々劇的なドラマを展開させる事もある。弟に恩田仁がいる。身長152cm。尚、少なくとも男性の主要登場人物の中で最も身長が低いようだ。尚、某所において、あつネコチャンピオンの称号を猫達から贈られている。
- 津田沼聡(つだぬま さとし)
- 2浪している為、明日香たちより年上。世話焼きで家事全般が得意なので、男性だがメンバーの「母親」的存在。将来の夢は「日本一の小料理屋」を開くこと。明日香の散らかった部屋を見ると片付けたくて仕方なくなる(でもすぐ汚される)。帽子を良くかぶっている。「さだまさし研究会」(通称「さだ研」)部長だが、活動では何のサークルだか分からなくなってしまっている。料理の腕前はプロ級で、学園祭における彼の料理屋台は一種の名物となり、ついには日本中の料理研究家はおろか世界中のVIPまでが屋台に並ぶという現象まで起きた(ちなみに1度料理の材料が切れ、指圧をやったがこの時も混雑した)。また、バレンタインデーともなれば、手作りチョコを代わりに作るというサービスまで始めたため、大学の恋愛事情を影で支える存在でもある。卒業後は1浪して(その間は学生食堂のアルバイトをし、その間に考案された津田沼弁当は学内で評判の商品となった)大学院に進学。大学院内の喫茶を譲り受けて小料理屋に改装した。キノコが苦手で重度の花粉症。また酒癖が悪く、運動音痴という欠点がある。年下の女性から好意を寄せられることがあるが、大抵酒癖で引かれてしまう。誕生日は4月20日。身長182cmと主要登場人物の中では最も高身長だと思われる。
- 三咲未散(みさき みちる)
- 桜子の弟。愛称「ミサチル」または「チル」。法学部。日本国憲法の前文を暗唱できる(ユカチン曰く「ミスター梅介もビックリ」)。ちとせのストーカーぶりに悩まされていたが、後に根負けして交際。ところが今度はあっさりふられ、逆にちとせのストーカーになる。しかし、卒業式の日にプロポーズに成功し、これまたあっさり結婚してしまう。基本的に幸薄く、気が弱くて煮え切らないところがあって頼りないが、一途な面もある。しかしドライビングテクニックは姉同様に危険。以前はかなりのシスコン(シスターコンプレックス)だったが、ちとせと交際してからは改善する。誕生日は3月30日で、桜がまだ散っていないからという名づけらしい。また卒業後はホストクラブでホール係としてアルバイトをはじめ、その時の源氏名はサクラ(未散曰く「覚えやすいから」)。身長169cm。
- 八積ちとせ→三咲ちとせ(やづみ - →みさき - )
- 可愛い外見だが、ドライな性格で格闘技ファン。他にも色々危険な言動が後を絶たない。かつては未散のストーカーだったが、交際の後いつしか立場は逆転し、未散によるストーカー行為の被害者になるが、終盤、二人の距離は急接近する。そして卒業式に同時に卒業式で未散が告白するつもりがプロポーズしてしまい、そのままゴールイン。最終回では、一児の母になっていた。
- 矢切真知(やぎり まち)
- 千葉ローカルアイドル「ピーナッツ娘。」のメンバー。愛称「やぎっち」。TV番組の罰ゲームで入試を受け、大学に入学。芸能人のオーラを自在に操り、TVと素ではほとんど人格が変わる。売れっ子アイドルながら、授業の出席率は非常にいい(ラジオのレギュラー番組は毎週授業中の教室からの生放送)。酔うと愚痴る。また、誰も知らない芸能界の裏事情に精通しており、仲間内の宴会トークでは桜子でさえおののくネタを暴露する。最終回までに誉田と結婚、「バカップル」として知られるようになる(それを恩田はコンプレックスに思っている)。なお2002年よりソロ活動を始め、2006年までにはピー娘。を脱退している(くらぶオリジナル2006年7月号付録『けものとチャット』コラボ漫画より)。身長152cm(7巻より)、誕生日は1月20日。
- ユーカリ・パキン
- オーストラリアからの留学生。愛称「ユカチン」。若く見えるが30代の人妻で、元モデル。夫はロシア人の元五輪選手。桜子の入れ知恵で日本語を間違って覚えている(通称・ユカチン語)。留学していた大学院を卒業後、研究員として大学に残り、のちにオーストラリアに帰国し日本語教室を開く。身長177cm。
- 君津拓三郎(きみつ たくさぶろう)
- 未散の親友。通称「キミタク」。法学部。ルックスは二枚目だが思い込みが激しく、行動のピントがズレていていつもハイテンションにから回りしている。偶然明日香とすれ違いざまに走った静電気を「ビビっときた」と勘違いし、それ以降明日香に片想いして追いかけ回すようになる。明日香は迷惑しつつも上手くあしらっている。しかし最終的にはカコの言うとおり受け入れられた。実はテストで満点を取ったり、タッチタイピングが出来たりと、意外な能力を持っている。身長176cm。
- 千葉みなと(ちば - )
- 津田沼のサークル仲間。年上好みで、当初は桜子に好意を持っているそぶりが見られたため、未散から目を付けられる(しかし、シスコン克服後には殆どそれもなくなる)。得意技は「偶然の出会い」で、とかくいろんな場所のモブに地味に出現する。卒業後は会社員になるが、辞職して夢だったストリートミュージシャンとなる。身長163cm。
- 薬園台松子(やくえんだい まつこ)
- 明日香をライバル視する(入学式後の昼食で自分が食べたかった定食を、割り込んできた明日香に取られたことが発端らしい)。かつては流行にうるさい今時の女子大生だったが、連載中盤で自分を見直す為にインドへ旅立ち、頭を丸めたこともある。が「進め!電波少年」発端のヒッチハイクブームで、意図せずして流行に乗ってしまった。その後は流行から切り離されたキャラクターになってしまったが、今度は中国旅行で東洋思想にハマる。意外と秀才らしく明日香たちより1年早く大学院に進学。実は家族思いで家庭的な一面を持つ。卒業後は土地柄を生かし添乗員に。身長168cm。
- 里見密成(さとみ みつなり)
- 通称「ミッチー」。一人だけの演劇部を支えている演劇バカ。前衛的な(実際にはコントまがいの)演劇を披露する。キミタクのハイテンションぶりを目の当たりにし、部員として勧誘する。ウソつきで特技は文書(特に筆跡の)偽造。妹の由貴緒を溺愛している。ホストクラブのダンサーを経験後、ピーナッツ娘。の振付師に。
- 里見由貴緒(さとみ ゆきお)
- いつも強気でケンカっ早いが案外小心者。入学試験でカンニングをするが試験官の桜子に見つかり、それをネタにゆすられる。入学当時は津田沼に憧れていたが酒癖の悪さに幻滅する。密成は実の兄だが口ゲンカばかりしている。作品終盤でくじ引きにより「ピーナッツ娘。」の6期メンバーとなり「ユキティ」の愛称で呼ばれる。後にバラバラになった同グループを見事つなぎなおし100人を超える大所帯にまで育て上げた。
- 榎戸麗市(えのきど れいいち)
- 自称IQ300を超える天才でスポーツ万能なのだが、才能の使いどころがズレている。常に学生服で、渦巻状の目と、ひょろひょろと頼りない見た目が特徴。由貴緒とは幼なじみで片想いしている。卒業後は密成と共にピーナッツ娘。の振付師に。
- 大貫マキ(おおぬき - )
- 英語の講師。卒業後真っ先に講師に就く。津田沼とは同い年。明日香達と仲が良いが、桜子以上に腹黒で文字通り桜子の師となる。帰国子女なので語学は堪能だが忘れっぽく、腹黒さも相まって面倒な時は講義のサボリもするので「不良講師」の名を欲しいがままにしている。大学卒業して間もない明日香と桜子に事務のバイトを紹介したのも彼女。最終話で大学講師をあっさりやめ、ニューヨークへ渡るが、目的は忘れてしまった。
[編集] その他の人物
- 千葉の伝道師
- とにかく千葉を愛し、千葉のローカルネタを路傍で人々に伝授するサングラスをかけたナゾの男。その正体は不明だが、作内には未散が正体であるかのように匂わすシーンがいくつか描かれている。ちなみに三咲姉弟は作者の出身地である東京都板橋区在住である。
- ピーナッツ娘。
- モデルは「モーニング娘。」。全員千葉県出身のローカルアイドルの触れ込みでデビューしたが、千葉の伝道師のツッコミによって千葉県出身ではない疑惑が急浮上する。ちなみに全員ピーナッツは苦手らしい。
当初は大学の学園祭に呼ばれたアイドルとして登場した一発キャラだったが、矢切真知の登場に合わせて詳細な設定ができ、彼女らがメインとなる話もいくつか描かれた。千葉ではかなり有名なユニットらしく、紅白歌合戦にも出場したことがある(ちなみに彼女らが千葉県外で活動できるのは、年に一度この紅白に出演するときのみである)。「ナノハナ」、「ミニピナ。」など別ユニットも存在する。
- 2000年当時のメンバー
- 中山袖子(なかやま しゅうこ) モデル:中澤裕子
- 初代リーダー。「数々の修羅場をくぐり抜けてきた」らしく、矢切の紹介で桜子と会った時、彼女がただ者じゃない事を感じ取る。同時に明日香がただ者であることも感じ取る。
- 飯岡香割(いいおか かわり) モデル:飯田圭織
- 安食にゃつみ(あじき - ) モデル:安倍なつみ
- 通称は「にゃっち」。太っている事を非常に気にしている。中山の卒業後は、公言はしていないもののみんなをまとめる存在に。
- 保田佳(ほた けい) モデル:保田圭
- 人気がないのを非常に気にしている。元ネタとなった保田(やすだ)圭も千葉県(富津市)出身である。
- 矢切真知 モデル:矢口真里
- 矢切真知の項目参照。
- 成東真希(なるとう まき) モデル:後藤真希
- 国吉みとみ(くによし - ) モデル:吉澤ひとみ
- 通称「くにヨッスィー」。陰気で無口。作中1回しかしゃべった事がない。ただし天然。
- 志津のそ美(しづ -み) モデル:辻希美
- 通称「シズちゃん」「のそ」。
- 鴨川和依(かもがわ わい) モデル:加護亜依
- 通称「カモちゃん」「ワイボン」。上2人は現役中学生で、集まっているときに学校の宿題を解いていたりする。
- 検見川流華(けみがわ るか) モデル:石川梨華
- アイドルにあこがれて入ったものの、裏を知りやや後悔しているか。
- 中山袖子(なかやま しゅうこ) モデル:中澤裕子
- 5期加入メンバー
- 6期加入メンバー
- 里見由貴緒 モデル:藤本美貴(加入前からいたキャラだが、愛称がユキティのため)。
- 里見由貴緒の項参照。
- 里見由貴緒 モデル:藤本美貴(加入前からいたキャラだが、愛称がユキティのため)。
- なお、98年当時は5人組で、中山と飯岡の他にメンバーが3人おり、名前は出ていないがモデルは福田明日香、石黒彩、市井紗耶香と思われる。
- 那須香(なすか)
- 桜子が小学校での教育実習の時に受け持った教え子。気だるげなところ、片づけが苦手なところが明日香に似ている。実際明日香とは言葉を交わさずとも波長が合う。
- 菫子(すみれこ)
- 同じく桜子の教え子。したたかで自分勝手なところが桜子に似ている。桜子は彼女への注意=自己批判に繋がるので、かなり手を焼いた模様。由貴緒と同じく津田沼に好意を寄せていたが、酒癖の悪さを目の当たりにし二度と彼の名を口にしなくなったという。
- 濡田妻(ぬだつま)
- 同じく桜子の教え子。苦労人なところ、帽子を良くかぶっているところが津田沼に似ている。
- 恩田仁(おんだ ひとし)
- 同じく桜子の教え子。菫子の尻に敷かれているようで、お笑い芸人系のキャラクターが誉田に似ているが、実は誉田の兄弟。恩田は母親の姓。終盤では兄の身長をあっさり越えるほど成長する。
- 柏今日子(かしわ きょうこ)
- 明日香の次姉。結婚と離婚を2度繰り返し、実家に居付く。やはり無気力気味だが、三姉妹の中では比較的まともなようだ。
- 柏カコ(かしわ - )
- 明日香の長姉。発する格言は含蓄があるようでいてどこか穴だらけ。しかし明日香の将来の進路に大きな影響を与える。存在は2巻から確認されているが、実際に出てきたのは最終回直前の1回のみ。10年ほど放浪していたため実家には殆どいない。性格は無気力を通り越して「あるがまま」。
- 三咲美咲(みさき みさき)
- 未散・ちとせの娘。産まれる前は十中八九男と思われた。外見・内面共にちとせにしか似ていないのは永久に謎のまま。伯母である桜子に対してよくなつくが、実父である未散には殆どなつかない。やはり春産まれ。
[編集] 単行本
竹書房より「バンブーコミックス」として刊行されている。
- 第1巻(1996年6月17日発行) ISBN 4-8124-5057-8
- 第2巻(1997年3月27日発行) ISBN 4-8124-5126-4
- 第3巻(1998年1月13日発行) ISBN 4-8124-5168-X
- 第4巻(1998年12月27日発行) ISBN 4-8124-5266-X
- 第5巻(1999年9月27日発行) ISBN 4-8124-5315-1
- 第6巻(2000年4月27日発行) ISBN 4-8124-5362-3
- 第7巻(2000年12月17日発行) ISBN 4-8124-5448-4
- 第8巻(2001年6月17日発行) ISBN 4-8124-5510-3
- 第9巻(2002年4月16日発行) ISBN 4-8124-5630-4
- 第10巻(2002年12月27日発行) ISBN 4-8124-5742-4
- 第11巻(2003年8月17日発行) ISBN 4-8124-5826-9