日岡駅
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日岡駅(ひおかえき)は、兵庫県加古川市加古川町大野にある西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線のみを有する地上駅。線路はほぼ南西から北東に走り、駅舎は線路の南東側に設けられている。南東側の線路を加古川方面の列車が、北西側の線路を谷川方面の列車が使用し、加古川方面の線路が直線の一線スルーとなっている。駅舎は加古川方面ホームの神野方の端に接して設けられており、二つのホームの神野方の端は遮断機・警報機つきの構内踏切で結ばれている。
1948年(昭和23年)築の駅舎は木造平屋建てで、瓦葺の屋根を持つ。内部の旅客が立ち入ることのできる部分には待合所があり、自動券売機が一台設置されているが、自動改札は無い。当駅は無人駅となっており、待合所内部の窓口もカーテンが閉じられたままとなっている。
便所は改札外、駅舎脇の神野方にあり、男女共用の汲み取り式となっている。
[編集] 駅周辺
駅の北東には標高およそ50メートルの日岡山があり、この一帯が日岡山公園となっている。周辺には日岡神社や日岡陵などがあり、そのほかにも古墳が多数見られる。加古川刑務所は日岡山公園の南側にあり、当駅からは1kmほどの距離である。また、駅周辺には団地、アパートなども多い。タクシーの待ち合いがある。
- 加古川
- 加古川警察署日岡交番
- 加古川中津簡易郵便局
[編集] 利用状況
2004年の1日あたりの乗車人員は約584人(兵庫県統計書による)
[編集] バス路線
県道沿いに日岡バス停、駅の北側に日岡駅口バス停が置かれ、神姫バスの路線バスが発着する。
- 日岡
- 日岡駅口
- 中津経由、加古川駅北口行
- 加古川営業所行
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)4月1日 - 播州鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 播丹鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1948年(昭和23年)4月 - 駅舎改築。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。