西脇市駅
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西脇市駅(にしわきしえき)は、兵庫県西脇市野村町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅である。
西脇市の代表駅。
当駅が運行上の境界駅となっており、この駅から谷川方面へは極端に本数が少なくなる。
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[編集] 駅構造
島式・単式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。みどりの窓口有り。最近まで始発から終電まで窓口営業を行っていたが、加古川線電化とともに夜間の営業を行わなくなった。 たいていの駅では駅長室側から1番線となっていることが多いが、この駅では逆で駅長室から遠い線から順に、「1番線、2番線、3番線」となっている。従って1・2番線が島式である。
便所は、男女共用の水洗式がある。かつては、汲み取り式便所があったが、撤去された。
- のりば
- ■ 日本へそ公園・谷川方面
- ■ 粟生・厄神・加古川方面(ごく一部のみ)
- ■ 粟生・厄神・加古川方面(通常はこのホーム)
[編集] 利用状況
2004年の1日あたりの乗車人員は約671人(兵庫県統計書による)
[編集] 駅周辺
駅前にはやや小さな駅前広場がある。タクシーの待ち合いがある。
- 加古川漁業会館
市の中心部は、かつての旧鍛冶屋線の西脇駅附近である。
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)10月22日 - 播州鉄道の野村駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 播丹鉄道の駅となる。
- 1924年(大正13年)12月27日 - 当駅~谷川駅間が開通。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1962年(昭和37年)9月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 鍛冶屋線・西脇駅が廃止。同時に西脇市駅に改称。
[編集] その他
1980年代はじめにたのきんトリオがブームになったとき、当駅と北条線(現・北条鉄道)田原駅の存在がファンの間で話題になったことがあった。
[編集] 隣の駅
[編集] かつて存在した路線
- 西日本旅客鉄道
- 鍛冶屋線
- 野村駅(現・西脇市駅) - 西脇駅