樺太東線
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樺太東線（からふととうせん）とは、樺太大泊郡大泊町の大泊港駅から敷香郡敷香町の古屯駅(414.4km)までと、樺太豊栄郡落合町の落合駅から樺太豊栄郡栄浜村の栄浜駅(10.3km)の支線と、樺太豊栄郡栄浜村栄浜駅から栄浜海岸駅(1.8km)の貨物線から成る 樺太庁鉄道（1943年以降、鉄道省樺太鉄道局）の鉄道路線であった。
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[編集] 路線データ
[編集] 歴史
[編集] 戦前
- 1906年（明治39年） : 軍需輸送を目的に600mm軌間の軍用軽便鉄道が大泊駅～豊原駅間(43.3km)に開通。後、栄町駅まで延伸。
- 1910年（明治43年）: 1067mm軌間に改軌。
- 1911年（明治44年） : 豊原駅～栄浜駅間(53.5km)が開業。泊栄線と呼ばれるようになる。
- 1914年（大正3年） : 栄浜駅～栄浜海岸駅間(1.8km)と大泊駅～大泊港駅間(2.8km)が開業。
- 1927年（昭和2年） : 樺太鉄道（株）が落合駅～知取駅間(170.5km)を開業させる。
- 1936年（昭和11年） : 知取駅～敷香駅間(75.0km)が開業。
- 1941年（昭和16年）3月 : 落合駅～敷香駅間を樺太庁が買収。樺太庁鉄道東海岸線となる。
- 1941年（昭和16年）11月 : 敷香駅～上敷香駅間(21.7km)が開業。
- 1943年（昭和18年） : 上敷香駅～気屯駅間(51.7km)が開通。なお、この年に全線が鉄道省に移管される。
- 1944年（昭和19年） : 気屯駅～古屯駅間(10.6km)が開通。
[編集] 戦後
[編集] 駅一覧
1945年当時
- 大泊港駅 - 大泊駅 - 楠渓町駅 - 一ノ沢駅 - 三ノ沢駅 - 貝塚駅 - 新場駅 - 中里駅 - 豊南駅 - 大沢駅 - 豊原駅 - 北豊原駅 - 豊北駅 - 小沼駅 - 富岡駅 - 深雪駅 - 大谷駅 - 小谷駅 - 落合駅 -新栄浜駅 -白鳥湖駅 - 相浜駅 - 白浜駅 - 小田寒駅 - 真苫駅 -保呂駅 - 白浦駅 - 真縫駅 - 近幌駅 - 白石沢駅 - 馬群潭駅 - 元泊駅 - 樫保駅 - 東禮文駅 - 遠古丹駅 - 知取駅 - 柵丹駅 - 大鵜取駅 - 茂受駅 - 新間駅 - 泊岸駅 - 内路駅 - 床佐駅 - 敷香駅 - 中敷香駅 - 江須駅 - 上敷香駅 - 大木駅 - 初問駅 - 保恵駅 - 千輪駅 - 亜屯駅 - 気屯駅 - 古屯駅（上敷香～古屯間は軍用線）
- 落合駅 - 栄浜駅
- 栄浜駅 - 栄浜海岸駅
[編集] 接続路線
- 新場駅：南樺鉄道線
- 豊原駅：豊真線（敗戦直前に小沼起点に変更）
- 小沼駅：川上線
- 大谷駅：帝国燃料興業会社内淵線
