浦佐駅
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浦佐駅(うらさえき)は、新潟県南魚沼市浦佐にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。南魚沼市の鉄道のターミナル駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 地上駅。みどりの窓口設置の社員配置駅で、駅弁も販売されている。
- 2006年度中に自動体外式除細動器(AED)設置予定。
- 高架3階の新幹線ホームは、通過本線を挟んで相対式2面2線となっている。
- 地平部の上越線ホームは、島式2面4線となっている。
1 | ■上越線 | 長岡方面 |
2・3 | ■上越線 | 臨時ホーム |
4 | ■上越線 | 越後湯沢方面 |
11・12 | ■上越新幹線「とき」 | 新潟方面 |
13 | ■上越新幹線「とき」 | 高崎・大宮・東京方面 |
- 駅舎2階にはみどりの窓口、自動券売機の他、待合室、コンビニエンスストアNEWDAYS、立ち食い蕎麦店、コインロッカー等がある。
- 駅舎西口1階には、団体待合室がある。
- 東口駅前広場にはバスターミナル、タクシープール、土産品店等の他、屋根付きの田中角栄の銅像が建っている。
- 西口駅前広場にはタクシープール、土産品・喫茶店等がある。
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員:1,401人(2005年度)
学区制を設けていない新潟県立国際情報高等学校の生徒が、主に長岡駅から新幹線通学して来ることも知られている。
[編集] 駅周辺
[編集] 東口側
- 国道17号
- 南魚沼市役所 大和庁舎
- 新潟県立国際情報高等学校
- 国際大学
[編集] 西口側
- 大和郵便局
- 北越銀行 大和支店
- 浦佐スキー場
[編集] 歴史
浦佐駅周辺は今でこそ南魚沼市の文教地区となりつつあるが、かつての大和町は魚沼地域の中心地である旧六日町と旧小出町のほぼ中間点にあり、夏季と冬季の行楽シーズンを除けば人の出入りは少ないところで、上越新幹線の駅が浦佐に設けられることが決まった際には、六日町・小出両町から異議の声が上がった。
これに関しては「何らかの政治的な意図が働いていた」とする説と、「六日町は越後湯沢に近過ぎるため駅設置が難しく、小出に設けるとルートが大回りになる上、小出駅の構内が狭隘で新幹線ホームが設けられない」という、地理や線形の問題が背景にあったとする説など諸説ある。詳細は鉄道と政治#上越新幹線と浦佐駅を参照のこと。
余談だが、「浦佐」は地元では「うらさ」とアクセントを後ろに置いて読むが、新幹線の自動車内アナウンスでは「うらさ」と頭にアクセントを置いている。
- 1923年9月1日 - 上越北線・越後堀之内~浦佐間開業の際に開設。
- 1923年11月18日 - 同・浦佐~塩沢間が延伸開業。
- 1947年10月1日 - 上越線・石打~宮内間が電化。
- 1963年11月5日 - 同・浦佐~小出間が複線化。
- 1966年9月16日 - 同・五日町~浦佐間が複線化。
- 1978年4月 - 東口駅前広場が完成。
- 1982年11月15日 - 上越新幹線・大宮~新潟間が開業。
- 1983年3月 - 西口駅前広場が完成。
[編集] 駅弁
長岡駅の駅弁業者である池田屋が2階の立ち食い蕎麦店、コーヒースタンド(休業中)を兼ねた売店で販売している。
- 火焔釜めし(池田屋)
- 越路弁当(池田屋)
- 牛めし(池田屋)
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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