留夜別村
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留夜別村(るよべつむら)は北海道根室支庁国後郡に属する村。国後島の東半分を占める。 「ルヨベツ」のという地名の起源は、アイヌ語地名、ルヨペッ<ルイオペッruy-o-pet(砥石・群在する・川):ゆっくり発音すると「ルイオペッ」であるが、「y-o」部分がリエゾンして「ヨ」となったため、「ルヨペッ」と言い習わされ、それに漢字が充てられて「留夜別」になったと考えられる。河原にアイヌの人々が砥石として用いたヨウケツギョウカイガンあたりの礫が散在していたための命名であろう。
1923年、留夜別村、大滝村が合併し二級町村として成立、古釜布などの集落があった。
第二次世界大戦後、ソビエト連邦軍に占領され、ソ連邦崩壊後はロシア連邦が占領・実効支配している。
当該地域の領有権に関する詳細は千島列島及び北方領土問題の項目を、現状に関してはサハリン州の項目を見よ。