羽衣駅
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羽衣駅(はごろもえき)は、大阪府高石市東羽衣三丁目にある南海電気鉄道の駅。急行が停車する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
また、以下の路線とも徒歩連絡している。
かつては、南海の車掌によるJRへの乗り換え案内は「JR阪和線は、お乗り換えください」という表現であったが、鳳~東羽衣間の路線を「阪和線」と正式名称で呼ぶ人が極めて稀であるためか、2004年6月に実施された案内放送の改訂と同時に「JR鳳ゆきは、お乗り換えください」という表現に改められている。
[編集] 駅構造
2面3線のホームを持つ橋上駅である。 高架化工事の準備が着々と進んでおり、沿線の工事予定地はフェンスで囲まれている。2004年から駅舎西側部分の一部撤去が始まっている。
1 | ■南海本線(下り) | 岸和田・泉佐野・和歌山市・(空港線)関西空港方面 |
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2 | ■南海本線(上り) | 堺・新今宮・難波方面/伽羅橋・高師浜方面(始発のみ) |
3 | ■高師浜線 | 伽羅橋・高師浜方面 |
1番線は単式ホーム。2番線の後方を切り欠いた部分に高師浜線ホーム(3番線)がある。
堺駅以南の急行停車駅では唯一上下線とも待避設備がない。そのため、両隣の駅(浜寺公園駅、高石駅)で待避ができるようになっている。
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は19993人。この数字は南海の駅全体では99駅中17位、南海本線の駅(今宮戎・萩ノ茶屋は除外)としては40駅中9位。
[編集] 駅周辺
東西の出口にロータリーがあるほか、周辺に商店街がある。なお、JR東羽衣駅へは東出口のほうが便利。タクシーはあるものの、路線バスが乗り入れていない。駅東側にはスーパーなどの商店が集まっており、日常生活に必要なもののほとんどを揃えることができる。西側へ100メートルほど歩くと府道204号線があり、高石警察署もある。線路を隔てて、西側は「羽衣」、東側は「東羽衣」と地名が変わる。堺市の浜寺地区から連なる高級住宅地として知られ、大規模な邸宅が多く見られる。
- 浜寺公園
- 浜寺郵便局
- 大阪府警高石警察署
- 三菱東京UFJ銀行羽衣支店
- 近畿大阪銀行羽衣支店
- 大阪国際ユースホステル
- 羽衣国際大学
- 羽衣学園中学校・高等学校
- 近畿コンピュータ電子専門学校
- 大阪航空技術専門学校
- オークワ高石羽衣店
- スーパーイケチュー羽衣店
- じゃんぼ羽衣食鮮館
[編集] 歴史
- 1912年(明治45年)3月1日 南海鉄道の駅として開業。
- 1918年(大正7年)10月2日 高師浜線開通(開通当初は伽羅橋まで)。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1946年(昭和21年)頃 急行停車駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 2012年(平成24年)連続立体化事業完成により、高架駅となる予定。
[編集] 隣の駅
- 南海電気鉄道
- ■南海本線
- ■高師浜線(ワンマン運転)
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- 羽衣駅 - 伽羅橋駅
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