金剛山 (日本)
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金剛山 | |
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標高 | 1,125 m |
位置 | 北緯34度25分10秒 東経135度40分23秒 |
所在地 | 奈良県御所市、 大阪府南河内郡千早赤阪村 |
山系 | 金剛山地 |
種類 | -- |
初登頂 | -- |
金剛山(こんごうさん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山。
標高1,125m。山頂は御所市にある。ちなみに大阪府の最高峰であり、大阪府の最高地点(1,056m)がこの山の中腹にある。
金剛生駒紀泉国定公園内に位置する。日本有数の登山者数を誇り、その登山者数は富士山と争う程である。大阪側山麓から山頂付近までを結ぶ金剛山ロープウェイは、日本で唯一の村営ロープウェイである。
冬には樹氷が見られる事でも知られている。冬の寒さを利用して、山麓では江戸時代~昭和30年代まで凍り豆腐(ちはや豆腐)の生産が盛んであった。
目次 |
[編集] 金剛山と役行者
金剛山は修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が修行した山として知られている。山頂付近には役行者が開いたとされる転法輪寺がある。近くには一言主を祭神とする葛木神社がある。
[編集] 金剛山と楠木正成
金剛山周辺には太平記の英雄楠木正成の城であった千早城、上赤坂城、下赤坂城の城跡や楠公誕生地など、正成ゆかりの史跡が点在している。楠木正成の菩提寺であった観心寺には、正成が少年期を観心寺で過ごした記録が残っている。
[編集] 金剛山の登山回数
現在の金剛山には、他の山ではあまりみられない珍しい登山回数の記録システムがある。会員になれば登山毎に山頂で回数スタンプを捺印してもらえる。登山回数100回以上の登山者には毎年5月3日に表彰式が行われる。2005年4月現在で最高記録者は1万回の金剛登山回数が記録されている。毎日登山しても25年以上の年月が必要となる計算である。以前は一日に複数回捺印してもらえたが、現在は一日一回である。
大阪市内からでも車で60分程度の距離にある為、健康登山、回数登山の山としても有名。朝の出勤前や、夕方仕事が終わってから毎日登山に来る人も数多い。
[編集] 金剛山へのアクセスについて
- 多客時には臨時バスが運行されることもある。また、早朝および夜間には金剛山周辺に住んでいる人の交通手段(主に富田林方面への通勤や通学等)として金剛登山口発着のバスも運行している(これは定期便である)が、このバスが運行される時間帯は千早ロープウェイ前発着のバスは運行していない。
- こちらも多客時には臨時バスが運行されることもあるが、1月1日に河内長野駅前を早朝5:00~5:20に発車する金剛山ロープウェイ前行きおよび8月1日の金剛山ロープウェイ前21:45発河内長野駅前行き(いずれも臨時バス)は、毎年運行している。なお、定期便は朝7時台から夕方までの運行で、全便が金剛山ロープウェイ前発着である。
[編集] 金剛山を舞台とした作品
[編集] 金剛山の三角点
- 一等三角点
[編集] 金剛山の眺望
国見城跡からは大阪湾が一望できる。天気がよければ明石海峡大橋がはっきり見える事もある。
展望台からは、大阪府側は関西国際空港や、その向こうの淡路島も見える事がある。奈良県側は奈良盆地、その向こうの大峰山を望む。