隅田川駅
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隅田川駅(すみだがわえき)は、東京都荒川区南千住4丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)常磐線貨物支線(通称、隅田川貨物線)の貨物駅。現在は再開発が進み、規模は最盛期の半分以下になっている。
電報略号:スミ
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[編集] 取扱貨物
- コンテナ貨物
- 車扱貨物
- 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ている。
[編集] 駅構造
- 5面のコンテナホーム、1面の有蓋車用上屋付車扱ホーム、10本のコンテナ荷役線、1本の車扱荷役線、その他数本の留置線・仕分線を有する。
- 営業窓口であるJR貨物東京営業支店隅田川分室がある。
- コンテナ車検修施設である隅田川貨車区を併設する。
- 構内南側にJR貨物の物流施設「エフ・プラザ隅田川」が2棟ある。1棟は日本運輸倉庫が、もう1棟は飯田町紙流通センター(IPC隅田川)が使用している。このIPC隅田川では後記の貨物列車で輸送されてきた紙を保管する。
[編集] 貨物列車
- 東北本線や常磐線、高崎・上越線方面へ(から)の高速貨物列車が1日20本以上発着する。東海道本線や中央本線方面へ(から)の高速貨物列車は1日1・2本ほど。
- 1日1往復、新潟貨物ターミナル駅・焼島駅との間に、有蓋車(ワム80000形貨車)やコンテナ車を連結し北越製紙新潟工場で生産された紙を輸送する専用貨物列車が運行されている
[編集] 駅周辺
駅周辺には住宅地や高層マンションが広がる。
[編集] 歴史
- 1896年(明治29年)12月25日 - 日本鉄道の貨物駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
- 1965年(昭和40年) - 東京セメント運輸の施設が竣工。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
- 1993年(平成5年)2月 - 「エフ・プラザ隅田川」が竣工。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 東京セメント運輸向けのセメント輸送が終了。
[編集] 隣の駅
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