香田晋
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香田 晋(こうだ しん、1967年10月12日 - )は、福岡県北九州市八幡東区出身の演歌歌手。本名:鷲崎 孝二(わしざき こうじ)。血液型B型。身長165cm。左利き。株式会社ゴールデンミュージックプロモーション所属。
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[編集] 来歴・人物
1985年、ラジオ番組「船村徹の演歌巡礼」の一環で行われたカラオケ大会に出演し、船村徹にスカウトされる。高校卒業後上京し3年間の内弟子生活を経て、1989年6月7日に「男同士」(作詞:星野哲郎、作曲:船村徹)で歌手デビュー。同年、日本レコード大賞新人賞を受賞。1994年には「夢いちど」で紅白歌合戦に初出場している。
ここ最近は本業の演歌よりも「クイズ!ヘキサゴンII」をはじめとするクイズ番組でのボケ解答が目立つ。「ヘキサゴン」においては突拍子でもないボケ解答ぶりから「先生」と呼ばれている。また、服装は自分の演歌に合わせた衣装で、よく鉢巻をし工事現場の人の格好をしている。また、ボケた時や正解したときのガッツポーズも見もの。さらに「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」でブラックマヨネーズの小杉竜一に真似された。
学生時代は手がつけられない程の不良少年だった。中学三年生の時、ヤクザの女に手をだして車で拉致されたとテレビ番組で語る。また小学校6年生で極道の世界へ入りキャバクラや風俗へも通っていた。(「ズバリ言うわよ!」より)。またこの頃から演歌好きで後輩に演歌好きになるよう強要していたとテレビ番組で話していた。
香田の実の父親は生後間もなく蒸発し、建設現場で事故死した。母・順子はその後再婚し、香田は義父を実の父だと思い育った。小学5年生の時に祖母からその事実を知らされた。両親は不仲から別居し母と暮らしていたが、14歳で母と決別。生活のため旅館に住み込みで働く母とも、長く離れて暮らした。上京する前に4年ぶりに母と再会したが、歌手デビューを果たした翌年の1990年、母は43歳の若さで亡くなった(義父は健在で、香田と旅番組などのテレビ番組で共演したこともある)。
1998年10月12日、ちょうど7歳年下(同じ誕生日)の女と2人の誕生日に結婚。翌年に長男が誕生した。長男誕生の前に子供の名前を一般公募し、応募があった約4000通を参考に命名した。
1999年頃、ギャグマンガ「幕張」にて中山秀征に似ていることを指摘された。
[編集] 出演番組
[編集] テレビ
- さんまのまんま(関西テレビ)
- クイズ!ヘキサゴン(フジテレビ)
- クイズ!ヘキサゴンII(フジテレビ)
- はねるのトびら(フジテレビ)
- ライオンのごきげんよう(フジテレビ)
- グレートマザー物語(テレビ朝日)
- いまどき!ごはん(テレビ朝日)
- いつみても波瀾万丈(日本テレビ)
- ディスカバ!99(TBS)
- 田舎に泊まろう!(テレビ東京)
- あずまんが大王(第25話のDVD-BOXプレゼント告知にのみ出演。DVD・ビデオには未収録)
- 土曜スペシャル(テレビ東京)
[編集] ラジオ
- 笑顔一番!(北陸放送ほか、終了)
[編集] 代表曲
- 男同士
- ゆうやけ ※作曲:村下孝蔵
- 手酌酒 ※最大のヒット曲(売り上げ枚数21万枚)
- 櫂(かい) ※原田ゆかりとのデュエット曲
- 手酌酒音頭 ※手酌酒の音頭バージョン
- 渡り鳥~北から南から~
- 夢いちど ※NHK「紅白歌合戦」歌唱曲
- 雪次郎鴉
- うそつき
- 雨の小京都
- 酒場の金魚
- シャボン玉フワリ ※デビュー10周年記念曲(作詞:青島幸男、作曲:三木たかし)
- お宝女房 ※テレビ東京「愛の貧乏脱出大作戦」エンディングテーマ
- 炭焼き源造
- 源さん音頭
- おかあさん ※「クイズ!ヘキサゴンII」エンディングテーマ(作詞:島田紳助、作曲:高原兄)