あずまんが大王
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『あずまんが大王』(あずまんがだいおう)は、あずまきよひこによる4コマ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。『月刊コミック電撃大王』(メディアワークス)において1999年2月号から2002年5月号にかけて連載された。単行本は全4巻。
目次 |
[編集] 概要
とある共学の高等学校を舞台にした学園物コメディで、登場人物の多くは女子高生である。作中では彼女たちの「実際にありそうで実はありえない」学校生活が活き活きと描かれている。登場人物の強烈な個性や、他の学園物の漫画にありがちな恋愛や闘争とは無縁のほのぼのとした展開が特徴的。特に前者の魅力は大きく、連載が終了した今もなお登場人物の固定ファンが数多く存在する。なおこの作品に特定の主人公は存在しない。
連載中、作中の時間の流れは現実の時間の流れとリンクしており(春には学年が上がり、秋には運動会・文化祭があるなど)、メインキャラクターの高校入学から物語りは始まり、高校生活3年間が終了すると同時に作品も完結した。
大仰なタイトルとは裏腹に、簡略化された線と抑え気味の演出で進行する。笑いのポイントを意図的にずらすこともよく行なわれ、ベタとシュールの間を行ったり来たりする独特の空気感がある。
斎藤環が「この作品で『萌え』を理解した」と著書で述べるなど、萌え4コマ漫画のメルクマールとされ、後の萌え4コマ雑誌創刊ラッシュの遠因とする意見がある。ただし本作品を萌え4コマに含めないと考えたり、これ以外の作品に源流を求めるなどの異論も多い。いずれにせよ本作品によって4コマが(主に男性読者の)萌えの対象になるというマーケットを広く認知させた功績は大きい。
2000年末にアニメ化され、インターネット上だけで有料ストリーミング放送が行われた。しかし、代金(200円)の支払いは電子マネーのみでの取り扱いのほかブロードバンドがほとんど普及していなかった当時の状況もあってか、この時は第1話だけで終わってしまい、3か月後にはその公開も終了した(なお、現在は後述のTVバージョンがストリーミング配信されている)。
2001年末にスタッフと声優を一新し、5分ほどの短編映画が公開された。2002年には(短編映画版のキャストおよびスタッフで)再びアニメ化され、全26回がテレビで放映された。現在はテレビ放映分を収録したDVDが発売されている。
2001年には、作品の登場人物(春日歩、および滝野智と神楽(後述のボンクラーズ))が埼玉県のO157防止キャンペーンのイメージキャラクターに選ばれ、製作されたポスターは県内の役所や学校に掲示された。なお、このポスターと全く同じデザインで県ロゴマークだけが異なる島根県版もある。
単行本第2巻の発売の際(2000年)に、登場人物のイラストが描かれたラッピングバスが小田急バス狛江営業所と京王電鉄バス府中営業所で運行された。また、テレビアニメ化の際(2002年)にも小田急バス狛江営業所(人物は変更)と京王バス永福町営業所で同様のラッピングバスが運行された。
コンシューマーゲームとして、2002年にプレイステーション用ソフトとして麻雀風絵合わせゲーム『あずまんがドンジャラ大王』(バンダイ)、2003年にゲームボーイアドバンス用ソフトとしてカードバトルゲーム『あずまんが大王アドバンス』(キングレコード)が発売されている。また、アーケードゲームとして、2002年に『あずまんが大王パズルボブル』(モス、タイトー)が稼働している。
作品の舞台のモデルとして、練馬区井の頭公園や吉祥寺付近にある駅や百貨店など建造物や施設、商店街が使われることが多い。
なお、当時の作者は後述するように、他人の作品へのおまけ漫画の寄稿を主な生業とし、独自の作品はあまり知られていなかった。また無名だった作者が一定の存在感を得たのはひとえに本作によるところであり、本作は作者の実質的なデビューとして扱われることもある。が、無論この言い方は正確ではない。本作は作者のオリジナル漫画作品としては12作目となる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
声優の項の「(アニメ版)」は2001年の映画版以降、「(Web版)」は2000年のWeb版の声優である(作品内に登場していないキャラは記述を省略)。
[編集] 生徒(主役級)
- 美浜 ちよ(みはま ちよ) 声優:金田朋子(アニメ版)/齋藤彩夏(Web版)
- 通称「ちよちゃん」。身長133cm(2年次)。髪型はツインテールのお下げ。3月生まれで、正確な誕生日は不明だが、2000年に日曜日になる日である(アニメ版第9話)。
- 10歳で小学校から高校に飛び級で編入してきた超天才少女。愛らしい容姿、素直で明るく人懐っこい性格、礼儀正しく、物事に対する飲み込みも早いなど、非の打ち所のない優等生だが、運動だけは苦手。負けず嫌いだが、気遣いも人一倍で、自己主張は控えめ。自宅は豪邸で、お金持ちの家庭である。忠吉さんの飼い主。
- 同級生の友人を「さん」付けの敬称で呼んでいるが、智だけ「ちゃん」付けで呼んでおり、たまにタメ口で会話することもある。大阪の夢の中では、ちよのお下げはかなり奇怪な存在となっている。自身の飛び級に関して、原作ではまんざらでも無さそうだが、アニメ版では小学校生活に名残惜しそうにする場面もあった。
- 全登場人物の中で、最も出番が多い。原作では、吹き出し内の文字が(一部の例外を除き)POP体である。
- 高校卒業後は忠吉さんと共にアメリカに留学した。
- 滝野 智(たきの とも) 声優:樋口智恵子(アニメ版)/半場友恵(Web版)
- 通称「とも」。身長154cm(2年次)。髪は当初はショートで、物語中盤はセミロング、3年生でショートに戻った。
- 自称「暴走女子高生」。いつも元気一杯にはしゃぎまわっており、破天荒な行動で周囲に迷惑をかけることが多い。運動神経はいい方ではなく、勉強は苦手で、「ボンクラーズ」の一員。ちよちゃんによく意地悪をしている。よみとは小学校以来の幼馴染みで、小中高とクラスが一緒である。いつもよみやちよに宿題を写させてもらっている。
- よみと同じ高校を志望して合格するなど、勉強すればできる子なのだが、そうする事はほとんど無い。マラソン大会での最初の1キロを1位で通過しており、運動も努力が足りないだけの可能性がある。『ルパン三世』の峰不二子が目標だったが、3年次に原作では広末、アニメではあゆに変更している。電撃大王連載時の唯一の巻頭カラーの際は、メインを張った。
- Webアニメ『魔法遊戯』のパドドゥに似る。本作品と『魔法遊戯』との関連については、下記参照。
- 大学受験は一つ不合格だったが、大阪と同じ大学に合格した。
- 水原 暦(みずはら こよみ) 声優:田中理恵(アニメ版)/雪野五月(Web版)
- 通称「よみ」。身長163cm(2年次)。栗色がかったストレートのロングヘア。
- 勉強も運動も得意な優等生で、周囲のツッコミ役。眼鏡をかけており、黒のオーバーニーソックスを愛用している。小学校以来の幼馴染みである智の無鉄砲な行動を怒ったり、たしなめたりしているが、仲はいい。このため周囲から智の保護者のように扱われているが、本人は迷惑している。
- スタイルがよく、体重をよく気にしているが、食べ物の誘惑には弱い。ふだんは常識派でクールを装っているが、極限状態に置かれると暴走する。終盤で極限状態に陥った時に発した「シュークリーム分が不足してきた」という台詞は有名となり、『現代用語の基礎知識』にも収録された。
- 作者の敬愛するゲーム『To Heart』の登場人物保科智子へのオマージュであり、連載初期は(半ば冗談交じりに)保科智子と呼ばれていた。水原暦の名前が明らかになったのは単行本1巻の加筆修整に際してで、初登場から1年近く名前がなかった。名前の紹介自体が4コマのネタになっており、そのタイトルの「行間」とは「作外(行間)ではちゃんと名前を呼ばれていたんだよ」という意味である。『電撃大王』誌上で行われた第1回人気投票の時点では、そのため、「メガネっ娘」名義の出場であった。
- 国内の大学を受験したメイン5人の中では、最後に合格した。
- 春日 歩(かすが あゆむ) 声優:松岡由貴(アニメ版)/川澄綾子(Web版)
- 通称「大阪」。身長156cm(2年次)。髪はストレートのセミショート。
- 大阪府からの転校生(ただし生まれは和歌山県で兵庫県育ち)。テンポが遅くいつもボーッとしており、授業中はよく居眠りしている。ほんわかしていて、ゆるい雰囲気を漂わせているが、独特の視点や発想を持ち、突然突拍子のないことを言うことがある。運動が苦手で、足の速さや体力はちよ以下。勉強も苦手で、「ボンクラーズ」の一員。
- 智がニックネームをつけた後、本名がほとんど使われなかった。ふだんは怒る姿が想像できないが、ちよと智にカッとなって怒鳴るシーンがあり、一瞬だけキャラクターが一変したことがある。「へーちょ」という変なくしゃみをするなど、ユニークなエピソードには事欠かない。
- アニメ版では、身長が智や神楽より低く修正されている。「大阪から来た」という設定は日本国内が前提で、海外版では対応が必要であった(下記参照)。2002年に開かれた作者の個展『放課後の1年戦争展』は全イラストが春日歩尽くしであり、その中でやけにガンダムに詳しいことが判明した。
- 滑り止めの大学は不合格だったが、智と同じ大学に合格した。
- 榊(さかき)(名前は不明) 声優:浅川悠(アニメ版)
- 身長174cm(2年次)の長身。腰まで届くロングヘア。巨乳。
- いつもクールで寡黙、ややきつめな美貌で、女生徒の人気は高いが、実はコミュニケーションが苦手な淋しがり屋。動物(特にネコ)やぬいぐるみなど可愛いものが大好きだが、なぜかネコに嫌われる報われない性格。勉強は得意でスポーツは特に優秀、スタイルも抜群。
- 空想癖があり、ちよ父の人物像はほとんどが榊の脳内で作られた。ちよ達との交流を経て表情は徐々に柔らかくなっていき、物語終盤で愛猫となったマヤーと一緒にいるときは、思い切りほころんだ笑顔を見せた。
- 身長設定は物語の進行とともに定期的に更新され、最終的には180cm弱になったと作者は語っているが、履歴不明。原作の連載予告に描かれていたのは榊だけで、1999年5月26日に作者が『To Heart』の製作者に献上した絵も榊(と『わらびー』の登場人物)だったことから、連載当初の作者の思い入れの深さがうかがえる。
- アニメ版では中途参加の神楽を除く5人中唯一全話登場でない(第3話)。
- 『魔法遊戯』のノノノンに似る。本作品と『魔法遊戯』との関連については、下記参照。
- 獣医師になるのが夢で、獣医の大学に合格した。
- 神楽(かぐら)(名前は不明) 声優:桑島法子(アニメ版)/斎賀みつき(Web版)
- 身長156cm(2年次)。ショートヘアで、形容しがたく毛先が暴れている。巨乳。
- 水泳部所属のスポーツ少女。豪快な振る舞いが多いが、根は真面目で繊細な性格で、自分の悪ふざけで友達に迷惑を掛けた事を泣いて詫びたり、ゆかりの冗談めかした言葉に感極まって号泣した事もある。勉強は得意ではなく、「ボンクラーズ」の一員。
- 1年次は5組所属(上記5人はいずれも3組)で、体育祭では同じくスポーツが得意な榊を一方的にライバル視していた。2年生から上記の5人と同じ組に加わる。最初はしばしば榊に勝負を挑んでいたが、後に普通に友人として付き合うようになる。同時に他の4人とも親しくなり、物語の中核となる6人組がそろった。
- メイン6人のうち唯一、最終回以外で電撃大王の表紙を飾ったことが無い。
- 国内の大学を受験したメイン5人の中で、最も早く合格が決まった。
[編集] 生徒(その他)
- かおりん(本名は不明) 声優:野川さくら(アニメ版)
- 髪はショートカット。典型的なおかっぱ頭。
- 榊に憧れている少女。榊が側に来ると舞い上がってしまうこともある。天文部所属。木村先生に気に入られ、3年生の時に引き抜かれたが、本人は激しく嫌がっている。
- 要所要所で好待遇を受けながら、レギュラーになれなかった。
- 原作中で同じ髪型の後姿の女生徒が「相田」と呼ばれていたため「相田かおり」と言われていたが、作者に否定された。下の名前が「かおり」である事は連載中に明かされ、アニメ版では母親からそう呼ばれている。
- 作者曰く大学受験には失敗したが、原作・アニメ版共にその顛末は一切描かれていない。
- 本作は恋愛的要素がほとんど無いが、「かおりん→榊」は恋心に近い。
- 千尋(ちひろ)(姓は不明) 声優:大前茜(アニメ版)
- かおりんの友達。第1話でちよに勉強を教えてもらい、2年次の体育祭で足をくじいて榊と二人三脚を交代した。
- アニメ版では文化祭の着ぐるみを作り、ゴキブリが嫌いという女の子らしい子だったが、原作では「うるせー」と口を利いたり先生の陰口を叩いたりする。
- 原作中で同じ髪型の後姿の女生徒が「井上」と呼ばれていたため「井上千尋」と言われていたが、作者によって否定された。
- 大山将明(おおやま まさあき) 声優:吉野裕行(アニメ版)
- 入学当初、ゆかり先生に委員長に抜擢される。成績は優秀。左利き。出番が少なく、性格は把握しがたい。
- 名前のある生徒キャラとしては最も早く登場したが、アニメ版では背景キャラに転落した。
- 最終回では卒業式の代表生徒。下の名前を呼ばれるのはこのときが唯一で、アニメ版のクレジットも全て「大山」である。
- また最終話のAパートCMアイキャッチでは、彼以外のメインキャラが登場しない特別バージョンのアイキャッチが放送された。
- 作者の別作品『わらびー』の準主人公の没になった名前案が同姓である。
- 後藤(ごとう)
- 1年次、3組の男子生徒。英語の勉強に力を入れていた。
- アニメ版にも姿を見せない。アニメ版第10話の名簿に「後藤広孝」という名前があるが、これは2年1組の担任名であり、彼ではない。
[編集] 教師
- 谷崎 ゆかり(たにざき ゆかり) 声優:平松晶子(アニメ版)
- ちよたちのクラス(1年3組、2年3組、3年3組)の担任。担当科目は英語。身長158cm。誕生日は、原作では夏休み中、アニメで春休み中。独身で彼氏無し。親と同居している。
- 教師とは思えないほどの自由奔放な性格で、周囲の人々を振り回す。にゃもとは高校以来の親友。寝起きも酒癖も悪いが、特に車の運転が荒く同乗者は命がけで、ちよがトラウマ持ちになった。智やよみに「ゆかり車(ゆかりぐるま)」と呼ばれるが、実際には父親の所有物。
- ちよたちの学校の卒業生。智と波長が似ており、よくちよに意地悪をしている。生徒からは好かれているが、年上の友達という感覚に近い。テストの問題はとてもユニークらしい。
- 黒沢 みなも(くろさわ みなも) 声優:久川綾(アニメ版)/平松晶子(Web版)
- 通称「にゃも」(「みなも」が訛ったもの)。
- 体育担当で、水泳部顧問。1年5組、2年2組、3年2組担任。身長161cm。誕生日は原作が9月、アニメ版が4月。独身で彼氏無し、一人暮らしをしている。
- ゆかりとは対照的な常識派。生徒から好かれており、誕生日には生徒一同からプレゼントを毎年贈られている。ゆかりとは高校以来の親友で、休日には一緒に行動したり自宅に訪問を受けたりする仲だが、その分ゆかりに振り回され、説教をする日々。毎朝ゆかりを車で迎えに行っている。冷静だがゆかりにバカ扱いされるとムキになる。
- 過去には幾多のロマンスがあったらしい。アニメ版では郷里の母親からお見合いを勧められている。泥酔した勢いでちよたちに「えろえろ」体験を暴露してしまうが、本人は覚えていない。ゆかりにラブレターに関する弱みを握られている。
- 木村(きむら)(名前は不明) 声優:石井康嗣(アニメ版)
- 古文担当。細身で根暗な印象の風貌。3年4組担任。
- 教室で「女子高生とか好きだから!」と叫んだり、水泳の授業に紛れ込んだり、女子生徒全員にブルマーで授業を受けさせようとしたり、学校祭の喫茶店で水泳部員が入ったプールの水を注文したりと、かなり変態的な行動が目立つ非常に危険な人物。かおりんが一番のお気に入りで、神楽もよく絡まれる。
- 学校の外では、1万円を募金したり、初詣で1万円を入れ「世界人類の平和」を願ったりと善人の鑑。妻と娘がいる。かなり神出鬼没。
- 登場回数は、大山2回、後藤君3回、後藤先生3回(いずれも原作)と男性勢が振るわない中で頭一つ抜けて多い。
- 後藤(ごとう)
- ゆかりとにゃものかつての恩師。現在は職場の同僚。アニメ版には名前しか登場しない。
[編集] その他の登場人物
- 木村の奥さん(きむらのおくさん) 声優:大原さやか(アニメ版)
- 木村先生の奥さん。名前は不明。美人で性格も天使の様に優しいらしいが、常人には理解しがたい独特の価値観・思考をもつ。
- 忠吉さん(ただきちさん)
- ちよのペットの白い犬で、種類はグレート・ピレニーズ。おとなしく、とても大きいので、ちよを背中に乗せることができる。
- ちよ父(ちよちち) 声優:若本規夫(アニメ版)
- 榊や大阪の夢の中に登場するネコのような不思議な生き物。ちよの父(という設定)で、異常な存在感を発揮している。見た目は森喜朗に少し似ており(気にしているらしく言われると怒る)、全身の色が変化する特徴を持つ。榊の脳内ではマッハ100で空を飛び、銃弾を跳ね返した。ちよの部屋には、大阪から11歳の誕生日にプレゼントされたちよ父のぬいぐるみがある。後に大阪の夢の中にも登場。その他アニメ版のオープニング・エンディングなどにも登場する。
- 2006年現在『月刊コミック電撃大王』で連載中の『よつばと!』では、Tシャツの絵柄やぬいぐるみとして特別出演している。作者自身の肖像画としても使われている。
- かみねこ
- 榊の登下校路に出没する灰色の猫で、遭うたびに榊に噛み付く。おそらく野良猫。みぞおちにロケットアタックしたこともある。物語終盤に、大勢のネコを引き連れて榊(とちよ)に襲いかかろうとしたが、マヤーに撃退された。
- マヤー
- 特別天然記念物イリオモテヤマネコの子供。修学旅行中に榊と出会い、榊になついた珍しい動物。母親と恐らく死に別れ、西表島から榊を頼って街にやって来た。名前は沖縄の方言で山猫を「ヤママヤー」と呼ぶことに由来する。卒業まではちよの家で飼われることになった。
- みるちー(みちる) 声優:大前茜(アニメ版)
- ちよの小学校時代の友達。2人組のうちの、短い黒髪。
- 原作だと二人ともちよより身長がやや高くなっていたが、アニメでは二人ともちよとそれ程差が無い様に修正されている。
- ゆか 声優:野川さくら(アニメ版)
- ちよの小学校時代の友達。2人組のうちの、波掛かった茶髪。
- マグネトロンバーガーの店長
- ちよと大阪、智のアルバイト先の店の店長。
- 雑誌掲載時には、ちよの事を病気で発育が遅れた高校生と勘違いして雇っていた。単行本では修整され、ちよが就職可能年齢に達していないことに薄々気付いていながら、高校生として雇う事になっている。
- 石原先生 声優:北川米彦(アニメ版)
- 石原動物病院の院長。マヤーがイリオモテヤマネコと気づくものの、雑種として見逃してくれた。
[編集] 用語
- 石原動物病院(いしはらどうぶつびょういん)
- 美浜家が忠吉さんの主治医に選んでいる動物病院。マヤーが倒れた時もちよと榊はここに連れてきた。
- ねここねこ
- 作品世界で人気のあるキャラクター。猫2匹が上下に重なったもので、下を大ねこ、上をこねこと呼称する。榊お気に入りのぬいぐるみとしての登場他、服など多方面にグッズ展開している模様。寝顔バージョンはねねここねねこ。イリオモテヤマネコヴァージョンも存在する。
- 榊と神楽はちよの誕生日にねここねこ人形を作ってあげたが、二人の裁縫の腕前が良くなかったために実物とはかけ離れたものとなってしまった。その為、ちよが受け取った際に一体何なのか分からずに困惑していた。
- 本作の他、『よつばと!』にも登場。『ねここねこのたび』では主役を張ったが、これは現在見ることは困難な幻の作品である。
- ボンクラーズ
- 滝野智、大阪、神楽の三人がまとめてこう呼ばれることがある。漫画とアニメでは名付けの経緯が多少異なる。
- 漫画では、神楽が智と大阪を「ボンクラーズ」と呼んだが、いつの間にか神楽自身もボンクラーズの一員となる。
- アニメではよみが智、大阪、神楽の3人組を「ボンクラーズ」と罵倒する。更に智がボンクラーズ解散を宣言する。
- ちなみに三人のテストの成績は、大阪>とも≒神楽の順。
- マグネトロンバーガー
- ファーストフードチェーン。マクドナルドのパロディ(あずまんが大王の世界には一応マクドナルドも存在する)で、通称もそれに沿ってマッグ、マグネ。アニメ版ではわずかに紙コップの印刷にその名を残す。夏休み中のちよ、とも、大阪のアルバイト先。
- ねここねこブランドと提携し、おまけの人形を付けるなどしている。
- マジカルランド
- 新しくオープンしたテーマパークで、日本一のジェットコースターが売り。『よつばと!』でも言及あり。マスコットキャラクターは魔法使いか妖精の姿をした白猫。
- みんなで一緒に行く予定だったが、よみ1人だけ、当日に熱を出して行けなかった。原作では神楽も参加していないが、アニメ版ではともの台詞を割譲する形で参加している。
- 最終話ではよみの合格発表の後、よみと神楽も含めた6人でここに来ている。
[編集] テレビアニメ
2002年4月から9月まで、テレビ東京系列(テレビせとうちを除く)、びわ湖放送、AT-Xで放送された。原作のタイトルロゴの『AZUMANGA-DAIOH』になっている部分が、アニメ版では『THE ANIMATION』となっている。
このうち、AT-Xでは1話中のエピソードを分割して、月曜~金曜の帯番組として放送した(この枠ではエンディングは省略)。当初の放送形態はこれだけとの事だったが、後に地上波展開と合わせて30分バージョンの放送も決まった(なお、AT-X(30分バージョン)では基本的に「テレビ東京放送版」をソースとしているため、番組中に単行本等プレゼントのスーパーが流れたり、番組最後にプレゼントの応募先が表示されるなど、ある意味エアチェック派泣かせと言えよう。※その後、締め切り後である旨を告知している)。
なお、25話のDVD-BOXのプレゼント告知では、なぜか本作のファンである演歌歌手の香田晋が登場している。
[編集] DVD収録・販売形態
- 最初に出たのは販売専用の全3シリーズのDVD-BOXで、各学年ごとの話をまとめて一つのBOXに2枚組で収録された。その収録形態もTV放送版とは違い、各ディスクには最初にオープニングが収録され、続いて各話を連続で収録(アイキャッチも省略)、最後にノンクレジットのエンディングが流れ、放送時の各話クレジット入りエンディングと予告は別途再生扱いで収録、各話アイキャッチは最終シリーズの特典映像としてまとめて収録された。
- その後、TV放送30分バージョンに準じた収録形態の単品DVDも順次発売され、レンタル版も同様の仕様で発売された。
[編集] スタッフ
- 原作:あずまきよひこ
- 監督:錦織博
- 企画:佐藤辰男(角川グループパブリッシング)、真木太郎(GENCO)、大月俊倫(ガンジス)
- 企画協力:渡辺和哉
- シリーズ構成:大河内一楼
- 脚本:大河内一楼、大久保智康、吉永亜矢、五月はじめ ほか
- 演出:錦織博、大畑清隆、渡辺健一郎 ほか
- キャラクターデザイン:加藤やすひさ
- 総作画監督:和田崇
- 作画監督:和田崇、加藤やすひさ、小栗寛子 ほか
- 美術監督:柴田千佳子(スタジオカノン)
- 色彩設定:店橋真弓
- 撮影監督:高瀬勝
- 編集:西山茂
- 音響監督:鶴岡陽太(楽音舎)
- 音楽:栗原正巳
- 演奏:栗コーダーポップスオーケストラ
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック
- 音楽制作:ランティス
- 番組担当:東不可止(テレビ東京)
- アソシエイトプロデューサー:鈴木則道、森山敦、中村直樹、畑中利雄、神部宗之
- アシスタントプロデューサー:宿利剛、松尾光広
- エクゼクティププロデューサー:梅澤淳
- プロデューサー:池田慎一、大澤信博、松倉友二
- 協力:IMAGICAデジックス、animo、よつばスタジオ、里見英樹、佐々木衆五郎
- プロデュース:GENCO
- プロデュース協力:鈴木誠二
- アニメーション製作:J.C.STAFF
- 製作:あずまんが大王製作委員会
- 主題歌
- OP:『空耳ケーキ』(作詞:畑亜貴/作曲、編曲:伊藤真澄/歌:Oranges&Lemons)
- ED:『Raspberry heaven』(作詞:畑亜貴/作曲、編曲:上野洋子/歌:Oranges&Lemons)
[編集] 放映リスト
- 「こども高校生」「天才です」「こわいかな?」「爆走ともちゃん!」「大阪人や」
- 「今日も大阪」「体育・バレーボール」「しゃっくり」「脳が」「おにゅー」
- 「にゃも」「派閥闘争」「ゆかりがきた」「悪くないもん」「どこまでも」
- 「楽しい職業」「プールプールプール」「りぼん」「ふたりっきり」「いいひと?」
- 「なつやすみ」「ようこそちよの部屋へ」「ご招待」「経験者語って」「もうだめ」
- 「勝利の方程式」「三組の榊 五組の神楽」「ぶっちぎり」「わーい」「踊る大団円」
- 「おとぎの組」「人格者」「のりのりゴー!」「マスコット」「敵?」
- 「大阪の初夢」「ともちゃんの場合」「榊の場合」「ようこそ」「かおりんの場合」
- 「触れないなら」「11才」「ねこさん…」「設定」「なんで?」
- 「ドラフト指名」「クラス替え」「おおかみ」「先輩風ぴゅーぴゅー」「マルコ…」
- 「国際都市」「対決」「たたかなくても」「ねこまみれ」「逃げないで」
- 「ちよちゃんの一日」「高校のともだち」「お昼」「ごご」「なわとび」
- 「ノーガード戦法」「S」「中間テスト」「結成」「能力」
- 「おかいもの」「集合」「うみー!」「捕獲作戦」「大人の世界」
- 「木村家の人々」「みたみた?」「未確認奥さん」「ガチガチ」「結果発表」
- 「くみあわせ」「降臨」「かわいい」「注文」「宣伝効果」
- 「大阪の怪談」「気分転換」「師走」「すごいサンタ」「クリスマス会」
- 「うきよみ」「裏切り」「ワクワクワクワク」「仲間はずれ」「ゴー」
- 「あくび名人」「なんだか青春」「大人の花見」「子供の花見」「桜」
- 「別離」「ゆかりの誕生日」「はばたけちよ」「こども大統領」「強く生きて下さい」
- 「期待」「いてもたっても」「海の藻屑」「夢の島」「山にすむネコ」
- 「ナイスですよ」「だまされた」「黒沢先生」「未遂」「まだ終わってない」
- 「かんだ」「もりあげ役」「考えてなかった」「みんなで走ります」「一丸」
- 「進路」「対決」「はやく行こう」「人望」「マヤーと一緒」
- 「進路相談」「合格祈願」「ファイト」「勉強会」「ともと大阪 運命の日」
- 「初めての卒業」「万感」「悲しみ」「母校」「みんな」
[編集] 原作との違い
アニメ版は話順変更が多く、ほとんどは神楽の出番に関係している。例えば
- 1年次の話を2年次以降に移動し神楽を追加(これは更に、新しいネタを入れ神楽を追加した意義がある場合と、いてもあまり意味が無い場合に分かれる)
- 1年次の話を2年次以降に移動しながら神楽を追加せず
その他にも前述の通り、
- 大阪の身長が智・神楽より低くなっている
- ゆかりの誕生日が夏休み→春休みに、にゃもの誕生日が9月→4月にそれぞれ変更されている
などが挙げられる。
[編集] タイトル案
あずまきよひこが連載開始前に用意していたタイトル案は『くるくるスクール』ないし『すくすくスクール』というものであったが、関係者にその案を提示したところ、「漫画コンテストに応募したら落選しそうな題であり、良くない。電撃大王に載るあずまの漫画だから、『電撃あずまんが』か『あずまんが大王』にし給え」といわれ、押し切られる形で現題に落ち着いた。
ちなみにこれはそれ以前に、『天地無用!』シリーズや『バトルアスリーテス 大運動会』のCDやビデオカセット(発売元:パイオニアLDC)のブックレットにあずまが書き下ろした漫画を、収録したコミックスのタイトルが「あずまんが」であったことにも由来している。しかし、あずま自身の中ではこの件は以後もわだかまっていたようで、登場人物に「やなタイトル」といわせたり、「これほど売れると判っていればちゃんと題名を考えた」「(『ぱにぽに』を見て)自分もこの様な題名にすればよかった」といった発言を繰り返している。そのためか、次作のタイトルは『よつばと!』と、「その様な」題名になった。
[編集] 日本国外における展開
本作は英語を始め諸言語に翻訳・出版されているが、日本特有の文化を背景としたネタも多く、国によっては内容の改変などが存在する。
[編集] 台湾のケース
台湾では「笑園漫畫大王(シャオユァンマンフアダーワン・笑園漫画大王)」というタイトルで漫画版・アニメ版が翻訳公開されている。なお、「笑園」は中国語で同音の「校園」(キャンパス・校庭の意)とかけたものである。
- 漫画版
- アニメ版
[編集] 韓国のケース
韓国では「아즈망가대왕」というタイトルで漫画版・アニメ版が翻訳公開されている。「아즈망가」が「あずまんが」の音訳、「대왕」が「大王」の韓国語読みで、韓国語としては意味をなさない。
- アニメ版
- アニメ版では登場人物はすべて韓国人であり、舞台背景は韓国と改変されている。沖縄修学旅行のシーンは外国旅行に置き換え、神社の鳥居、浴衣などが出てくるシーンはカットされるなど、日本色の排除・隠蔽が行われている。それに伴い、大阪は「釜山」が出身地で「釜山」地方の方言をしゃべるキャラクターに改変されている。
× | 朝鮮文字 | 日本文字転写 | ラテン文字転写 |
---|---|---|---|
美浜 ちよ | 윤나라(尹ナラ) | ユン・ナラ | Yun Na-ra |
榊 | 이태희(李泰希) | イ・テヒ | Yi Tae-hee |
滝野 智 | 양소란(梁騒乱) | ヤン・ソラン | Yang So-ran |
春日 歩 | 맹순정(孟純情) | メン・スンジョン | Maeng Sun-jeong |
大阪 | 부산댁(釜山宅) | プサンデク(釜山からきた嫁という意味) | Busandaek |
水原 暦 | 박재경(朴渽鏡) | パク・チェギョン | Park Jae-gyeong |
神楽 | 나승리(羅勝利) | ナ・スンリ | Na Seung-ri |
かおりん | 봉주연(奉珠姸) | ポン・ジュヨン | Bong Ju-yeon |
谷崎 ゆかり | 조지나(趙智羅) | チョ・ジナ | Cho Ji-na |
黒沢 みなも | 주세미(朱世美) | チュ・セミ | Ju Se-mi |
木村 | 변태식(卞泰植) | ピョン・テシク | Byeon Tae-sik |
忠吉さん | 장군이(将軍) | チャングン | Jangguni |
千尋 | 김혜은(金慧恩) | キム・ヒェウン | Kim Hye-eun |
- 漫画版
- 漫画版では、日本の登場人物のままで登場し、「大阪」が「釜山」のような置き換えはされていない。単行本は대원씨아이(주)から全4巻が刊行されている。
- 第1巻(2002年1月18日発行) ISBN 89-528-3572-7
- 第2巻(2002年3月23日発行) ISBN 89-528-3851-3
- 第3巻(2002年6月23日発行) ISBN 89-528-3852-1
- 第4巻(2002年11月10日発行) ISBN 89-528-5331-8
[編集] 米国のケース
- 漫画版
- 2003年9月に"ADV Manga"から発売されている。
- アニメ版
- 全26話が6巻のDVDとして、"Azumanga Daioh" のタイトルでADV Filmsから発売されている。DVDでは吹き替え、オリジナル音声、字幕あり/なしが選択できる。吹き替えの声優も日本のオリジナル版とよく似た声質の声優を起用、また日本特有と思われるネタ(「ボケ」「ツッコミ」など)も字幕の注釈を入れるなどして上手く処理されている。パッケージには日本の学校文化を解説するためのブックレットが封入されており、かなり熱の入った造りとなっている。米国でのDVDの販売価格は$18前後から$25前後。また、1話だけ切り出した 3インチ DVD が "Ani-Mini" として2種類発売されている。さらに2005年9月には全26話を収録したCLASS ALBUM(5枚組BOXセット)が発売された。これには上記のブックレットが付属しておらず、短編映画も未収録であるが販売価格が$70とかなり安めの設定となっている。またこのDVDやDVDケースには1枚1キャラが描かれているが5枚組であるため主要キャラクター6人のうち1人、神楽だけが外れた格好となってしまっている。因みに大阪は南部訛りで喋る。
[編集] 英語アニメ版の声優
- 美浜ちよ - ゼシカ・ブーン
- ちよ父 - ジェーソン・ダグラス
- 榊 - クリスティーヌ M.オートン
- 滝野智 - マンディ・クラーク
- 春日歩 - キラ・ヴィンセント=デイヴィス
- 水原暦 - ナンシー・ノヴォトニイ
- 神楽 - アリソン L.サムラル
- かおりん - ティファニー・グラント
- かおりんの母 - シンシア・アン・フェアステル
- 谷崎ゆかり - ルーシィ・クリスチャン
- 黒沢みなも - モニカ・リアル
- 木村 - アンディー・マカウィン
- 木村の奥さん - カユトハ・コーカー
- 千尋 - ヒラリー・ハーグ
- 栄子 - シェリー・カーレン=ブラック
- 大山将明 - 不明
- ナック - ノマド・カエルフ
- ゆか - マリエラ・オーティス
- みるちー - サシャー・パユシンゲル
- 石原先生 - ジョン・スウェージー
- 男子生徒A - クリス・パットン
- 男子生徒B - グレッグ・エアーズ
- 甘栗屋のおじいちゃん - ジョン・グレミリオン
注)アニメ版の大山はセリフが極端に少ないので、英語吹き替えではクレジットが表示されていない。脇役担当として雇われていた、ババ・キャラハンかドナルドのいずれかと思われる。
[編集] 他作品との関連
(この項目では他作品の内容に関する記述があります)
- 本作と相当期間並行して連載されていた同作者の漫画『わらびー』(改題して現在は『Wallaby』)の主人公、小坂こころとわらびーが文化祭の客として出演している。本作の舞台となっている高校に友人が通っているので覗きに来たのだという事情が、『わらびー』本編で説明される。アニメ版ではわらびーの姿は無く、小坂も別人に置き換わったようである。
- セルフ・パロディとして『あずまんが大玉』(あずまんがおおだま 1999年)がある。木村先生が本編に先立って登場するが、まだ名は与えられておらず、主要キャラやかおりんと面識もない。
- アニメ版第19話でちよちゃんが飲んでいる緑色の缶飲料「よっちゃん!」は、「なっちゃん」に「Try! Try! Try!」の主人公である緑髪の少女・四葉を掛けたものである。
- 一部のキャラクターが『魔法遊戯』のそれと外見がよく似ているのは、両作品の人物造形を同時期に行ったためと、2001年のインタビュー記事で説明されている。連載予告で伺える本作の初期のデザインを勘案すると、「本作連載予告」→「魔法遊戯人物造形」→「魔法遊戯から転用して本作決定稿」という流れと推測される。ただしこれは外見に限った話であり、性格はいずれの組も似ていない。尚、魔法遊戯は構想が練られてからしばらくブランクがある為、両作品の発表時期にはずれがある。
- 『よつばと!』との関連はこちらを参照。
[編集] 書誌情報等
- 単行本 - メディアワークスより「Dengeki Comics」として刊行されている。全4巻完結。
- 第1巻(2000年2月25日発行) ISBN 4-8402-1467-0
- 第2巻(2000年11月15日発行) ISBN 4-8402-1691-6
- 第3巻(2001年9月25日発行) ISBN 4-8402-1943-5
- 第4巻(2002年6月25日発行) ISBN 4-8402-2128-6
- ビデオソフト - KING RECORDSより発売されている。全6巻完結。各4話収録。1、2巻のみ5話収録。
- 第1巻(2002年10月2日発売)KIVA-833
- 第2巻(2002年11月6日発売)KIVA-834
- 第3巻(2002年12月4日発売)KIVA-835
- 第4巻(2003年1月8日発売)KIVA-836
- 第5巻(2003年2月5日発売)KIVA-837
- 第6巻(2003年3月5日発売)KIVA-838
- DVDソフト - KING RECORDSより発売されている。全3巻、全6枚完結。
- 1年生(2002年9月25日発売)KIBA-99795-99796 初回版は3巻収録可能なBOXつき。9話収録。
- 2年生(2002年11月22日発売)KIBA-9797-9798 初回版は画集つき。10話収録。
- 3年生(2003年1月22日発売)KIBA-9799-9800 初回版はちよ父キーホルダートップつき。7話収録。
- DVDソフト(再販) - KING RECORDSより発売されている。全6巻完結。各4話収録。1、2巻のみ5話収録。
- 第1巻(2003年7月24日発売) KIBA-893
- 第2巻(2003年8月27日発売) KIBA-894
- 第3巻(2003年9月25日発売) KIBA-895
- 第4巻(2003年10月22日発売) KIBA-896
- 第5巻(2003年11月27日発売) KIBA-897
- 第6巻(2003年12月26日発売) KIBA-898
- UMDソフト - 全9巻。各3話収録。9巻のみ2話収録。
- 第1巻(2005年12月21日発売)KIUA-33
- 第2巻(2006年1月25日発売)KIUA-34
- 第3巻(2006年2月22日発売)KIUA-35
- 第4巻(2006年3月24日発売)KIUA-36
- 第5巻(2006年4月26日発売)KIUA-37
- 第6巻(2006年5月24日発売)KIUA-38
- 第7巻(2006年6月21日発売)KIUA-39
- 第8巻(2006年7月26日発売)KIUA-40
- 第9巻(2006年8月23日発売)KIUA-41
- ゲームソフト
- あずまんがドンジャラ大王(バンダイ、プレイステーション用ソフト)
- あずまんが大王アドバンス(キングレコード、ゲームボーイアドバンス用ソフト)
- アーケードゲーム
- あずまんが大王パズルボブル(モス、タイトー)
- 関連CD
- TVアニメオリジナルサウンドトラック Vol.1 音楽:栗原正己 歌:Oranges&Lemons LACM-5011
- キャラクターCDシリーズ Vol.1 美浜ちよ“世界はNEOHAPPY”c/w:“サラバイ!~ハッピー編”歌:金田朋子 LACM-4055
- キャラクターCDシリーズ Vol.2 榊さん“心は少女でパラシュート”c/w:“魔法猫に会える日は”歌:浅川悠&金田朋子 LACM-4056
- キャラクターCDシリーズ Vol.3 春日歩“しっかり!TRY La Lai”c/w:“Time Pavement”歌:松岡由貴 LACM-4060
- キャラクターCDシリーズ Vol.4 滝野智“ぽいぽいPEACE”c/w:“空はとびきりパラダイス”歌:樋口智恵子 LACM-4064
- キャラクターCDシリーズ Vol.5 神楽“明日は負けないGO! FRIEND!”c/w:“Lazy Crazy ボンクラーズ”歌:桑島法子 LACM-4065
- TVアニメOPテーマ“空耳ケーキ”c/w:“Raspberry heaven”歌:Oranges&Lemons LACM-4053
- ヴォーカルコレクションうたいましょ LACA-5145
- キャラクターCDシリーズ Vol.6 水原暦“それぞれのOne way”c/w:“おいしいキミたち”歌:田中理恵 LACM-4069
- アレンジアルバム“Tribute to あずまんが大王”LACA-5123
- キャラクターCDシリーズ Vol.7 谷崎ゆかり&黒沢みなも“おとなを休んで出かけよう”c/w:“天職イコール快感の法則”歌:平松晶子&久川綾 LACM-4070
- TVアニメオリジナルサウンドトラック Vol.2 音楽:栗原正己 LACM-5028
- キャラクターCDシリーズ Vol.8 かおりん“風のMon-Ami”c/w:“TeaRoseで眠りましょう”歌:野川さくら LACM-4071
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- スターチャイルド
- メディアワークス
- あずまんが大王パズルボブル (モス web site!内)
- ADV FilmsのDVDの英語のページ
- あずまんが大王 バンダイチャンネル キッズ(視聴終了)
- 「手を洗おー!」ポスター・島根県版(島根県感染症情報センター内)