CM11
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
CM11 | |
---|---|
性能諸元 | |
全長 | 9.30 m |
車体長 | |
全幅 | 3.63 m |
全高 | 3.21 m |
重量 | 54.0 t |
懸架方式 | |
速度 | 48 km/h |
行動距離 | 480 km |
主砲 | 51口径105mmライフル砲×1 |
副武装 | 12.7mm重機関銃×1 7.62mm機関銃×2 |
装甲 | 砲塔前面 114 mm 車体前面 143 mm |
エンジン | テレダイン・コンチネンタル AVDS-1790-2C ディーゼル・エンジン 750 hp |
乗員 | 4 名 |
CM11は中華民国が開発した国産戦車の名前。愛称は勇虎式戦車。
アメリカ合衆国より供与されたM60A3戦車の車体にM48A5戦車の砲塔(105mmライフル砲搭載)を設置したもので、1988年から生産が開始された。
台湾陸軍はM60A3の導入を希望していたが、米中関係を懸念したアメリカ側の判断で成し得ず、本車は一見、M48・M60系の改修型であるイスラエル軍のマガフを思わせる戦車となった。しかし実際は、M1エイブラムスに匹敵する先進的な射撃統制システムを備えており、砲塔がM60A1・A3より軽量であるため出力重量比が向上し、機動性も高くなっている。また、近年は爆発反応装甲を装着したものもある。
[編集] 関連項目
|