SWALLOWS BASEBALL L!VE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『SWALLOWS BASEBALL L!VE』(スワローズ ベースボール ライブ)は、フジテレビ739で放送されているプロ野球中継のタイトルである(「LIVE」のIの部分を「!(感嘆符)」としている)。 実際の放送時には後ろに西暦を付して、『SWALLOWS BASEBALL L!VE 2007』のように表記する。
目次 |
[編集] 番組概要
CS放送では、東京ヤクルトスワローズの主催ゲームは、2004年度まではフジテレビジョンが資本参加しているスポーツ専門のJ SPORTS(主としてJ SPORTS1、2)で放送し、読売ジャイアンツとの対戦に限りフジテレビ739によるトップ&リレーナイター(試合開始~フジテレビ系列・テレビ朝日系列地上波全国中継開始時刻(原則19:00)まで、並びに地上波中継終了後(原則21:22~試合終了)を実施してきた。
2005年度以後は全試合をフジテレビ739でCS衛星放送独占中継することにした。 巨人戦は「SWALLOWS BASEBALL L!VE」に含まれず、従来と同じくトップ&リレーナイターとし、それ以外の主催62試合をフジテレビの野球解説者・アナウンサーによって実況生中継を行う形式だった。 しかし2006年からは「プロ野球中継(年号)」とし、巨人戦の地上波全国中継の同時放送も含めて完全生中継で放送された。これによって差し替え放送される地域やフジテレビ系列局のない地域でもヤクルト・巨人戦の完全生中継の放送を見ることができるようになった。 (テレビ朝日系列およびテレビ東京系列が中継権を持っている試合の場合はトップ&リレー放送となる)
「SWALLOWS BASEBALL L!VE」というタイトルではあるものの、試合中継そのものや実況のスタンスは他球団ホームゲームのように必ずしもスワローズびいきというわけではない。なお、地上波が2007年にBASEBALL SPECIAL~野球道~へと改題したが、当番組は従来のタイトルを使う。
番組のテーマ曲はBASEBALL SPECIAL~野球道~と同じくTUBEのギタリスト春畑道哉の「JAGUAR」を使用するものの、オープニングムービーに関してはスワローズの選手が次々表示されるオリジナルのもの(スワローズ主催ゲームの球場に流れる選手紹介VTRを編集)になっている。
また番組では2005年の中継開始時からタレントの磯山さやかが「番組女子マネージャー」(2006年度は古田敦也選手兼任監督公認女子マネージャーも務めた)として全試合に出演し、番組内のレポーターやアシスタントとして試合の見所や中継中に試合のスコアブックを担当してきたが、磯山は2006年シーズン終了をもって卒業となり、2007年度からは「つばめっ娘クラブ」として相澤仁美と他4名がアシスタントとして出演する。
[編集] 2006年の出来事
- 4月22日の放送では、実況アナウンサーの長坂哲夫から「今日はスワローズ寄りの放送でいいんですか?」と尋ね、番組女子マネージャーの磯山さやかが「スワローズベースボールライブですから」と発言した。その日の放送は若干スワローズ寄りの放送になったことから実況アナおよび解説陣のさじ加減で左右されることがある。
[編集] 番組内容
2006年までは基本的に試合開始30分前から完全生放送が基本的なスタイルであった。(18:00試合開始だと17:30から、18:20試合開始の場合は17:50から)
- 試合開始30分前
Let's FLY SWALLOWS・・・ スワローズの前日の試合をスポーツ新聞やプロ野球ニュースによるダイジェスト放送で振り返ったり、当日の解説者による試合の見所などを伝える。
- 試合開始 ~試合終了まで
実際の試合を完全生中継で放送する。CMは基本的に入らず、イニング間の球場の様子や観客席なども放送される。 なお、番組放送時間の23:00を超えた場合はプロ野球ニュースやそれ以降の放送枠で延長となる。
- 試合終了後 スワローズ勝利時のみ
プレイバック アカデミー643・・・ スワローズ勝利に貢献した選手一人を放送ブースに招き、その試合を解説者や磯山さやかとともに振り返る。 ちなみにタイトルの「643」は磯山が好きなプレイ「643のダブルプレー」から由来
試合終了~23:00 スワローズ戦ダイジェスト(その日の試合中継を1時間にまとめて再構成)
- 以上は2006年度までの番組内容であるが、磯山さやかの卒業などにより、開始時間が試合開始15分前となり、番組内容も修正されると思われる。
[編集] 関連番組
- 2006年から毎月1回(原則27日 古田敦也選手兼任監督の背番号にちなむ)、「スワローズTV」と題した番組が放送されている。古田の企画した「F-Project」とのコラボレーションにより、よりファンの視点に立った球界作りを考えようと様々な企画を展開している。
- 2007年は「スワローズTV」が「スワローズTV!2007~つばめッ娘クラブ~」とリニューアルし、司会は前年に引き続き若松勉と新たに相澤仁美が進行することとなった。