BASEBALL SPECIAL~野球道~
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BASEBALL SPECIAL(西暦)~野球道~(ベースボールスペシャル・やきゅうどう)は、フジテレビ系列で放送されているプロ野球中継のタイトルである。 実際の放送時には後ろに西暦を付して、『BASEBALL SPECIAL2007~野球道~』のように表記する。
2005年まではナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されている野球ゲームとのコラボレーションタイトルだった(詳しくはテレビゲーム・アーケードゲームの節を参照)。
主に東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ、広島東洋カープ、阪神タイガース主催の対読売ジャイアンツ戦カードを年間20試合ほど中継する。主に火曜日・金曜日・土曜日に放送される。
ハイビジョン制作。
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[編集] 放送時間
- 番組の最初は全国放送・ローカル放送は関係無しに必ずFUJI NETWORK SPORTと表示されると同時にFUJI NETWORK SPORTとコールされる。が、2006年はSPORTと表示されコールも同様SPORTとコールされる。表示の放送時間帯は全て日本時間である。
- 2006年シーズンでは19:03~20:54が基本時間で、試合状況により最大21:09までの延長オプションが設定、読売ジャイアンツ戦の視聴率低迷の影響で放送時間が変更。
- 2005年7月10日以降、日曜日の中継は19:28より開始。
- 2005年8月は、最大延長が15分(~21:09)に短縮された。
- 2005年9月に放送された試合では、延長放送が無かった。
- 2006年4月以降は、最大延長15分(~21:09)に短縮。
- 2006年7月30日の放送は延長放送なし。
- 2006年8月・9月の放送は、地上波での全国放送は打ち切りとなっている。
- 但し、フジテレビ以外の系列局の中継は引き続き放送したほか、8月26日の「ヤクルト×広島」を関東と広島地区で放送。10月22日の日本シリーズ第2戦「中日×日本ハム」は全国放送。
- 2007年は昨年と同様に最大15分(〜21:09)の延長をする。
- ちなみに、かつて土曜日は18:30開始(一部地域を除く、19:00~19:04にナイター情報を挿入)だった時期もあったり、1991年から1993年頃までは、平日放送分については19:30からスタートしたことがあった。(最初19:34までがナイター情報、本編は19:34~20:54(オプションとして21:54までの延長)またこれに伴って平日の横浜vs巨人戦ナイターを18:15~19:30の間テレビ神奈川でトップ中継をしたことがある。
- いずれの試合も制作著作は地元球団の局(通常のローカル中継制作局)とフジテレビの共同制作になる。
[編集] 放送時間外の中継
放送開始の直前(19:00~19:03)には『BASEBALL SPECIAL2007〜野球道〜ナイター情報』を放送。各試合の先発投手、途中経過(デーゲームは結果)などをフジテレビのスタジオから放送(関東地区は競輪の一社提供。地域・日程によってはスポンサーなしの場合もある)。
CS放送の『フジテレビ739』(一部『フジテレビ721』で放送されることがある。これはフジテレビ739で東京ヤクルトスワローズのホームゲームの中継を最優先に行なっているためである 。2005年度はノンスクランブル放送だったが、2006年度以降はスクランブル放送となっているものの、フジテレビ739のみ視聴できるパック・セットに契約している場合は『フジテレビ721』を契約していない場合でも野球中継〈雨天中止の場合もプロ野球関連番組「プロ野球ニュース19××」などを放送〉のみ視聴できる)では2005年シーズンまでは試合開始から地上波放送開始までトップ中継。試合が延長した場合は21:20(2005年8月からはは21:09)以降試合終了までリレー中継をおこなっていた(2005年シーズンからは広島vs巨人戦も放送)。また、セ・リーグ優勝決定日以降の消化試合については地上波の放送がないため試合開始から終了まで完全中継で放送される。ただし、2005年シーズンは優勝決定前の9月2日・広島vs巨人戦から完全中継を開始。2006年シーズンからは巨人戦のビジターゲームの地上波同時放送(ただし、解説者・実況アナウンサーは試合により地上波とは別の担当者を起用することがある 一部試合を除く)を含めて完全生中継を実施。これにより差し替え放送の地域やフジテレビ系地上波局の受信できない地域でも楽しめるようになった。その場合は「プロ野球中継2007」となる。
[編集] ローカル局の差し替え放送
フジテレビ系列全国ネットは巨人戦のナイターが主だが、近畿地区の関西テレビ放送は阪神戦(ビジターの試合でも解説と実況は関西テレビが担当する時もある)の他にオリックス・バファローズの試合、中京地区の東海テレビ放送は中日戦、広島地区のテレビ新広島は広島戦、北部九州地区のテレビ西日本は福岡ソフトバンクホークス戦、東北地区の仙台放送は東北楽天ゴールデンイーグルス戦を中心に放送。北海道地区の北海道文化放送は北海道日本ハムファイターズの試合をデーゲームを中心に放送する(差し替え放送もあり)。なお、一部地域が差し替え放送になっても他のBS・CS放送で視聴できる場合がある。
その他にも、テレビ静岡では毎年11月にパ・リーグオールスター東西対抗(静岡県草薙総合運動場野球場)を中継(試合の模様はフジテレビ739、一部地域のFNS系列局でも中継)。以前はフジテレビでも2000年まで深夜の録画中継で放送していたことがあるが、その後関東地区の地上波中継がなくなり、CSへ全面移行された。なお、2006年を最後に同東西対抗戦が終了したため、2007年度よりテレビ静岡での中継権がなくなり、浜松市営球場で年1回行われる中日戦(東海テレビ制作)の技術協力扱いのみとなる。
また、フジテレビは巨人戦以外にも関西テレビ制作のオリックスの試合を年1回放送するほか、たまにデーゲームで東京ヤクルト主催ゲームを放送することもある。しかし近年は放送されていない。但し、2006年度に関しては東京ヤクルトスワローズ主催のデーゲームを1試合放送した(詳細は後述)。
[編集] 概要
- 番組タイトルは2001年まではナイトゲームを「ナイター中継(西暦)」、デーゲームを「プロ野球中継(西暦)」(1989年までは『野球中継』)と使い分け、英文タイトルも「Professional-Baseball(西暦)・(Night Game・Day Game)」としていたが、2002年~2004年は「熱チュー!プロ野球(西暦)」、2005年からは「BASEBALL L!VE(西暦)」に統合された。そして2007年から現題名。
関西テレビのローカル中継ではFNS統一タイトルを使用せず、現在も「プロ野球中継(西暦)」としている(全国放送の阪神×巨人戦(ナイター情報も含む)では、生中継とVTRとの切り替えの際にプロ野球中継(西暦)のタイトルロゴがチラリと見えた)。
東海テレビのローカル中継でも統一タイトルを使わず、デーゲームは「プロ野球中継(西暦)」ナイターは「プロ野球ナイター中継(西暦)」と使い分けている(三重テレビ放送で放送されるときも、このタイトルが随所に表示される場合がある)。オープン戦は「プロ野球オープン戦中継(西暦)」。
テレビ西日本のローカル中継では、2006年まではキー局準拠のタイトルを使用していたが、2007年度は「HAWKS Live」の独自タイトルで放送する。 - 番組のテーマ曲は2002年は矢沢永吉の「鎖を引きちぎれ」、2003年~2004年は吉田拓郎の「ホームランブギ2003」、1998年~2001年と2005年からはTUBEのギタリスト春畑道哉の「JAGUAR」(春畑本人はCD発売を希望しているがフジテレビの意向で発売できないでいる)を使用(フジテレビなど。ただし関西テレビは2004年に倉木麻衣の「Lover Boy」、2005年にウルフルズの「ゼンシン・イン・ザ・ストリート(アルバム「9(ナイン)」に収録)」を使用している)。
(1985年シーズンまではアール・E・マッコイ作曲の「ライツ・アウト・マーチ」(消燈)、1986年から1997年までは新田一郎(スペクトラム)作曲の「フジテレビ・スポーツ・テーマ」が使われていた) - 番組の提供クレジット読みに関しては、全国スポンサーとして放送される場合は対戦カード・製作局に関わらず、フジテレビから行われる。
- 「熱チュー!」時代の2003~2004年、オープニングは、他局はムービーをスタジアムなどの背景の上から被せているのに対し(2002年の「熱チュー!」も)、同番組は、テーマ曲とムービーオンリーで、1分以上流していた。2005年は、タイトルコールの後、球場の映像とムービーをかぶせ、対戦チームを表示。2006年は、球場の生映像とかぶせてタイトル。
- 「熱チュー!」の頃からベンチレポーターはフジテレビならびに系列局の解説者が務めるようになる。解説者をリストラせずに有効活用できる反面、フジテレビならびに系列局のスポーツアナウンサーの育成に支障をきたさないかが懸念される。東京ヤクルト・中日戦は両チームに1名ずつ、阪神・広島戦は1名のみの起用である(広島戦はベンチ裏ではなくバックネット裏からのレポートだった)。なお2006年は「フィールドナビゲーター」の名称となり、1名が起用されたが、6月23日及び7月30日に全国放送された中日vs巨人戦ではフィールドナビゲーターは置かず、一塁側・三塁側共に東海テレビのアナウンサーによるベンチレポートとなった。また7月30日の中継は2006年最後の地上波での全国中継でもあった(詳細は後述)。
- この局に限らず、近年、野球中継実況アナの高齢化や野球実況離れの傾向もみられるようになってきている。フジテレビではこれまで松倉悦郎、福井謙二、野崎昌一など野球を中心に活躍したアナウンサーがいたが、ここ数年で退職、異動、他番組への転向などにより多く離れ、野球実況の質の低下などが懸念されている。
- 関西テレビ製作の阪神vs巨人戦では長らくテロップ等はCM前など一部を除いて関西テレビ式のものを使う事が多く、フジテレビ式のテロップはごく稀に使われただけだったが、2003年以降は全てフジテレビ式のものに統一された。
- また、東海テレビ製作の中日vs巨人戦も通常はフジテレビ式だが、1991年に一度だけ東海テレビのテロップが使われたことがある。
[編集] テロップについて
[編集] 2004年以前の出来事
[編集] 2005年の出来事
- 2005年8月16日の中日vs巨人戦は試合の途中ながら延長対応しなかった。これは20:38頃(巨人・8回の攻撃途中)にナイター照明が落雷による停電の影響を受け、照明設備の復帰までに時間がかかり試合再開のめどが立たなかったために通常と同じ20:54で中継を打ち切った(結局38分間の中断後に再開され、巨人が勝利した)。
- その延長時間が2005年8月から15分(実質9分延長)しか延長されなかったのが2005年9月には延長なしに変更された。延長なしになった理由は、視聴者から「早く次の番組をやってほしい」という要望と苦情の電話の意見がほとんどなかったため、そのニーズに応えた結果である。2006年度も7月14日の放送までは同様に延長は15分(9分)のみ。
- 9月2日の広島-巨人戦は、全国ネットの生放送がなく広島地区のみ生放送され、関東地区は深夜25:35に録画でダイジェスト放送された(なお、フジテレビ739においては完全生中継された)。
- 9月17日の横浜戦(デーゲーム)は関東地区のみ生放送(14:30~16:00・フジテレビ739では完全中継で放送)。
- 9月24日の中日戦は当初全国ネットが予定されていたが直前になって変更され、名古屋地区のみ生中継(延長なし)、東京地区は深夜録画中継となった。その為、「脳内エステ IQサプリ」や「めちゃイケ」のレギュラー放送になったもののP&G・ユニリーバなどの一部のスポンサーは番組宣伝CMを穴埋めされた。なお、この試合はBSフジで完全生中継された(4:3標準画面のアップコンバートで放送 BSフジでのプロ野球中継は、2001年シーズンに『BS FUJIハイビジョンナイター』としてヤクルト戦を数試合放送して以来、4年ぶり)他、フジテレビ721でも放送されたが、フジテレビ721ではF1・ブラジルグランプリの放送があったため、20:50以降はJ SPORTS 1にてノンスクランブル放送となった。
[編集] 2006年の出来事
- 4月8日及び6月24日の中日vs巨人戦はデーゲーム開催のため、地上波放送は名古屋(東海テレビ、15時より)と東京(フジテレビ、16時より)両地区のみの生中継だった(15:00〜16:00まで、解説者・実況アナウンサー・スタッフ・提供クレジットなどの字幕テロップは東海テレビ送出のもの)。なおいずれもフジテレビ739で放送されたため、受信装置、あるいはケーブルテレビ(対応局のみ)を通せば全国視聴可能であった(但し解説・実況は地上波放送とは別であった)。
- 5月11日のオリックスvs巨人戦は、関西地区(関西テレビ)のみ「プロ野球中継2006」として同試合を放送(これに伴い、通常番組である『クイズ$ミリオネア』は同週日曜正午、『奇跡体験!アンビリバボー』は同週土曜夕方に振替放送。このため、関西テレビで日曜正午に遅れ放送している「ネプリーグ」が休止となった。CSはフジテレビ721・739では中継せずJ SPORTSで行われた)。
- 7月15日の東京ヤクルトvs巨人戦は放送を回避した。これには「FNSの日」の関係でもあり、翌週末(7月22日・23日)の土曜日に「サンヨーオールスターゲーム」が雨天順延される予備日に放送される可能性や、さらに一週間後の週末(7月29日・30日)の日曜日に中日vs巨人戦が、さらに(7月8日・9日)に「Meijiチョコレートカップ」のゴルフ中継といったスポーツ中継の放送があり、フジテレビは週末の視聴率低迷や3週連続週末に野球中継が組まれることも考えられるため7月15日の野球中継の放送を回避したと考えられる。また同様に関西テレビや東海テレビも地元球団のカードを差し替える予定だったが、これも回避した。ここ最近、21世紀に入り2001年・2003年の2回「FNSの日」の中で野球中継を放送したが最低視聴率を更新してしまうことがあった為2006年分は回避したことも考えられる。またこの試合に関してはBSフジではなくフジテレビ739で試合開始から終了まで放送される。
※なお、FNSの日とプロ野球中継が重複した場合の対応は、当該項に詳述しているのでご参照願いたい。
- 7月18日の阪神vs巨人戦は雨天中止となり、レインコート番組「新ムツゴロウのゆかいな動物たち」が放送された。なお、この時間帯に差し替えとなる北海道文化放送(札幌ドーム、日本ハムvsオリックス)とテレビ西日本(福岡Yahoo!JAPANドーム、ソフトバンクvs西武)では予定通り野球中継を行ったため、このレインコート番組は後日代替放送(北海道文化放送は7月23日正午に放送)された。この試合の延期開催は10月7日に組み込まれたが、地上波での生中継(全国放送も)はなくて、関西テレビローカルの録画中継のみとなった。CSでは編成上の都合(フジテレビ739は東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ戦を生放送、721もF1日本グランプリを中継した)により、パーフェクト・チョイス(181ch)にて完全中継された。
- 8月と9月は地上波での巨人戦の中継放送は行わず、フジテレビ739での中継放送となった。7月の中継についても地上波では試合の展開に関係なく延長なしで中継放送を行った。これも野球中継の視聴率低下によるものとなっている。2005年度は9月の試合を全国放送では1試合しか中継しなかったが、8月の試合も中継しないのは非常にまれなケースだ。
- また、この時期に開催される「フジテレビナイターまつり」は「フジテレビデジタルメディア横断プロジェクト フジテレビデジタルナイターまつり」として、739の他、インターネット中継が行われた。
- 巨人戦中継打ち切り後の初の地上波中継として、8月26日にヤクルトvs広島戦(釧路市民球場)が14:00~15:30の時間帯で生中継された(フジテレビとテレビ新広島のみ)。ただし映像はフジテレビ739と同じものを使用。この日の中継は地上波・739ともに解説・若松勉、実況・長坂哲夫アナだったが、フジテレビ739の東京ヤクルト戦に出演する磯山さやかはフジテレビ739・地上波共に出演しなかった。
- 10月5日(木)は東海テレビローカルでゲストに中日ドラゴンズ球団外広報の峰竜太を迎えて、中日ドラゴンズ対広島東洋カープ戦を21:54まで放送。
- 10月11日(水)は北海道文化放送・テレビ西日本でパ・リーグプレーオフ第2ステージ「北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦」を19:00~20:54で放送。この試合の中継は2局とも独自の内容で放送。特に北海道文化放送はUhbスーパーニュースのローカルパート、20:54からのUhbニュースも試合中継に差し替えた。なお、この日フジテレビなど他局で放送された「踊る!大警察24時 熱血刑事はつらいよ逮捕の瞬間100連発」は後日代替放送(北海道文化放送は10月15日正午に放送。中継中にその旨のテロップが流れた)された。
- 日本シリーズは中日主催試合のうち10月22日の第2試合を東海テレビ制作で全国放送した。パ・リーグは北海道日本ハムファイターズが優勝したが、uhbの過去の中継実績が極めて低い(全国中継の実績はあるが、交流試合及び公式戦数試合程度)ことから見送られた(第3戦、第5戦は北海道テレビ放送=テレビ朝日系列、第4戦はテレビ北海道=テレビ東京系列が中継する)。東海テレビ制作の第2戦は、ゲストにオリックスバファローズの清原和博選手を迎えて放送した。ベンチリポートは1塁側金村義明・3塁側加藤博一が行った。また、中継は80分延長した。第2戦はNHK BS1とBSハイビジョンも中継した。CSのフジテレビ739でも深夜24:00から完全録画中継で放送した。制作著作局は対巨人戦と同じように東海テレビ・フジテレビの共同制作となった。
- 10月28日の第6戦は、日本ハム優勝決定のため行われなかった。この試合はBSフジでも中継され、ゲスト解説者に片岡篤史(元日本ハム)と、加藤晴彦(タレント)が出演する予定だった。
- 2005年・2006年の番組名は「BASEBALL L!VE」だった。
[編集] 2007年の出来事
- 今年度から番組タイトルは『BASEBALL SPECIAL 2007~野球道~』とする。
- 今年度の巨人戦での中継カードは前年より2試合少ない17試合を放送。前年に引き続き最大15分延長する。
- 2006年10月1日に阪急電鉄と阪神電気鉄道が経営統合(阪急阪神ホールディングス)となり、関西テレビ放送と阪神タイガースが同じグループ会社となった。「阪急阪神東宝グループ」と拡大解釈をすれば、東宝がフジテレビの大株主として君臨しており、阪神への影響力は拡大している。そのためにデーゲーム中継を中心に中継のコマが増える可能性がある。しかしナイターに関してはフジテレビとの兼ね合いがある関係で微妙である。
- 2月24日に北谷公園野球場で開催されたオープン戦「中日vs東京ヤクルト」をプロ野球オープン戦中継2007と題して、13:30から15:25まで東海テレビで生中継した。この試合は沖縄テレビの制作協力は無しで完全自社制作となった(東海テレビホームページ参照)。
- 2月24日に安芸市営球場で開催されたオープン戦「阪神vsオリックス」を15:25から16:55まで関西テレビで撮って出し放送した(2月25日は高知市営球場=生中継・3月3日は京セラドーム大阪=撮って出しでオリックスバファローズ主催。なお高知2連戦は「KTVカップ定期戦」として行われた)。
- 3月30日に行われた中日vs東京ヤクルトの開幕戦は東海テレビで中継された。
- 今年度は、月曜開催(祝日や交流戦期間)が頻繁にあるため、月曜日にナゴヤドームで開催される中日戦は全て東海テレビで中継する予定。
- 4月10日に全国ネットで「広島東洋カープ対読売ジャイアンツ」戦を放送した。但し、テレビ西日本は「福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ」戦、北海道文化放送は「北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ」戦にそれぞれ差し替え放送した。なお、北海道文化放送、テレビ西日本のエリアでも「広島対巨人戦」はCS放送フジテレビ739で視聴可能である。阪神対中日戦は大阪ローカル・関西テレビ差し替えは行わず、毎日放送テレビ局で中継された。(名古屋では東海テレビ、CBCテレビ局とも放映なし。12日の試合は関テレに放映権があるが録画中継である。東海テレビの放送なし)
[編集] ローカル局中継
- テレビ新広島(広島戦)はローカルナイターと巨人戦に限り、『FNNスーパーニュース』を早めに終えて中継される。また関西テレビの阪神戦があるときも、スーパーニュースアンカーの18時台のパートを野球中継に差し替える。
- 東海テレビ(中日戦)の場合、編成の都合により自局で放送できない場合は三重テレビ放送に中継権を譲り、テレビ神奈川、サンテレビジョンなどの独立UHF放送局の一部にネットすることがある(『三重テレビナイター』の項目を参照)。
[編集] 海外放送
- 韓国
- SBSソウル放送…韓国では李承燁が読売ジャイアンツに移籍してから読売ジャイアンツの人気が上昇傾向で、他の日本のプロ野球球団よりも認知度が高い。その為韓国SBSのケーブルテレビチャンネル「SBSスポーツチャンネル」で毎日、時々地上波で巨人戦を中継している。但し巨人戦のみなので横浜-阪神・ヤクルト-広島戦など他球団同士の地方局製作中継は放送されない。また実況などはSBS側で差し替えているが、フジテレビ(もしくは地方局製作)の海外向け映像をそのまま使うため、日本側の実況者の顔が映ることもある。但し巨人戦は日テレが製作する場合が多いため、海外放送は地方戦(特に広島のTSSでの比率が多い)での中継が多く、ホーム(フジ製作の東京ドーム戦)試合ではまれに放送することになる。
[編集] 副音声
地上波では副音声でも球場音声や野球トーク番組を放送(神宮球場の中継のみ。北海道文化放送の札幌地区以外の地域、フジテレビ739を除く)。
- やじ馬応援合戦 ナイターでよく行われる。ホーム(ヤクルト=現:東京ヤクルト、大洋=現:横浜など)VSビジター(巨人など)それぞれのファンの芸能人、解説者、アナウンサーによる野球談義トーク。1980年代後半では、ヤクルトは小野ヤスシ、大洋は玉置宏、巨人は毒蝮三太夫が担当していた。
- 英語実況 マーティ・キーナート氏(元東北楽天ゴールデンイーグルスGM(2005年4月29日付GMを解任、球団アドバイザーに降格))による英語による野球実況。
- ドキドキナイター これもナイター中継で。1世代前の「やじ馬応援合戦」の進化したようなもの。当時フジの局アナだった長野智子、中井美穂らが司会、解説者からは土橋正幸らが出演した。
- ワンサイド○○○○○ ホームチームファンのゲスト有名人、解説者、アナウンサーによるトーク。スワローズ、ホエールズ、タイガース、ライオンズ…と、カードによって異なる。
- 豊田泰光の辛口言いたい放題 その名の通り、豊田泰光がゲスト(フジテレビ解説者、もしくは野球にまつわるゲスト)と二人で、言いたい放題の解説を繰り広げる。主に1990年代後半から2000年まで行われていた。
- スタジアムノイズ 球場音声のみの放送。
- プロ野球70周年実況 2004年のプロ野球70周年にちなんでの企画。副音声の解説者はフジテレビ739のトップ&リレーにも解説で登場。実況はフジテレビの若手男性アナが担当した。
- なお2006年は(特にタイトル名はなし)アナウンサーがスタジオから各地の途中経過や注目選手についての情報を(口頭のみで)伝えるといった企画が行われているが面白みには欠ける試みである。
[編集] フジテレビナイターまつり
1992年より、毎年7月に神宮球場の東京ヤクルト(旧:ヤクルト)vs巨人3連戦で開催され、フジテレビの人気番組の出演者が始球式や応援ゲストで出演している。特に夏季(7-9月)に放送されるゴールデンタイム枠のドラマ枠(月曜9時、火曜9時、木曜10時)に主演する出演者が登場することが多い。
1998年は初の6月開催となった神宮のほか、7月14日~16日の横浜スタジアムの横浜×巨人3連戦でも開催され、2003年は4月8日~10日のヤクルトvs巨人3連戦でも開催された。
2004年度は初の8月開催となり、8月3日~5日のヤクルトvs巨人(神宮球場)3連戦で行われたが、5日がテレビ朝日系での中継だったため3日、4日の2試合のみの開催となった。
なお、2006年度は8月8日~10日のヤクルトvs巨人(神宮)3連戦で開催される予定だったが、地上波での生放送がなくなったため、CSでの中継となった。(地上波では東京地区のみ限定で録画中継)また新しい試みとして、「デジタルメディア横断プロジェクト "デジタルナイター祭り"」と題して、フジテレビ番組ホームページと携帯電話サイトに特別ページを設けてのネット中継を行うことになった。
関西テレビではナイターまつり期間中でも阪神戦への差し替えを行っていた。
- インターネット特設ページ(利用は日本国内のみ)では同時に1万人までアクセス可能な実況ストリーム配信を実施。(350kdps 視聴無料)
- また携帯電話はNTT DoCoMoのVライブ方式のテレビ電話に限り利用できるが、通話料が必要。
- 中継スタイルは例年のように豪華ゲストやリポーターを数人用意するのではなく、CS放送の巨人戦のように実況と解説がラジオ中継のように話すスタイルとなったが、通常の巨人戦では出演しない東京ヤクルトスワローズの公認女子マネージャー磯山さやかが女子マネージャーとして3連戦に参加した。
[編集] イベント
- 花火打ち上げ 5回裏終了後。100発以上打ち上げられる。
- 熱チュー!プロ野球AWARDS 7回裏終了後。プロ野球界に功績を残した人物を表彰する。2003年7月度はパンチョ伊東、千葉茂(ともに故人)らが表彰された。
[編集] 過去に参加した番組
- ナースのお仕事:観月ありさが始球式
- ナースのお仕事2
- ナースのお仕事3
- ナースのお仕事4
- 翼をください!:細川直美が始球式
- 総理と呼ばないで:佐藤藍子が始球式
- ショムニ(1998年):江角マキコがドラマ衣装のOL制服姿で始球式登坂
- ショムニファイナル
- 神様、もう少しだけ:深田恭子がドラマ衣装の高校制服姿で始球式
- めざましテレビ:小島奈津子、吉田恵が始球式
- 笑う犬の発見/笑う犬の情熱:堀内健が始球式のほか、『ホリケンサイズ』をグラウンドで踊った。
- トリビアの泉:パネラーのMEGUMI、ビビる大木がゲスト。試合は雨天中止に
- ポンキッキーズ21:『サタキッズ』の一環として参加。
...etc
[編集] 制作局と担当球団
- フジテレビジョン:東京ヤクルトスワローズ(※1)
- 関西テレビ放送:阪神タイガース、オリックス・バファローズ
- 東海テレビ放送:中日ドラゴンズ
- テレビ新広島:広島東洋カープ(※2)
- テレビ西日本:福岡ソフトバンクホークス(※3)
- 北海道文化放送:北海道日本ハムファイターズ
- 仙台放送:東北楽天ゴールデンイーグルス(※4)
(※1)2007年度以降はテレビ東京でも東京ヤクルトスワローズ主催試合を中継する。以前は横浜ベイスターズ、西武ライオンズの主催ゲームの全国中継・関東ローカル中継も担当していた(2006年度は裏送り)。
(※2)1975年までは、当時日本テレビ系とフジテレビ系とのクロスネットだった広島テレビが制作していた。その際、全国放送(主として巨人戦)は火曜日が(1970年までは木曜日も)フジテレビ系、土曜日は日テレ系に配信した。
(※3)日本テレビ系からネットチェンジ後の1965年から1978年までは福岡本拠地時代の西鉄~太平洋クラブ~クラウンライターライオンズ(現西武)の主催ゲームを担当していた。1964年以前はNET(現・テレビ朝日)系とフジテレビ系とのクロスネットだった九州朝日放送が制作していた。(テレビ西日本のネットチェンジでNET系に一本化)
(※4)仙台本拠地時代のロッテオリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)の主催ゲームの中継を担当していた。
これ以外にも、テレビ静岡では毎年11月にパ・リーグオールスター東西対抗戦(静岡県営草薙球場)を中継(フジテレビ739でも中継)しているが、パ・リーグ理事会において2006年度での打ち切りが決定したため、2006年11月5日に行われる試合をもって最後となる。
[編集] 担当球団と各曜日中継
- 東京ヤクルト:火曜日~日曜日
- 中日:火曜日・木曜日〜土曜日(今年度は、月曜開催があるため厳密に言えば月曜日〜日曜日とした方がいい、場合によっては水曜日、日曜日も中継を行うことがあるが、同じ中日主催試合の放映権を持つ中部日本放送(CBC)が定時レギュラー番組放送の確保でナイトゲームの中継ができない場合、同局から放映権譲渡をされるかたちでおこなわれる)
- 阪神(巨人戦):火曜日・金曜日(2005年度1試合のみ土曜日放送=8月27日・・・読売テレビ・日本テレビで『24時間テレビ』の放送の為。主権試合:火曜日・木曜日〜土曜日)
- 広島:火曜日~日曜日
- 日本ハム:火曜日・水曜日・土曜日・日曜日
- オリックス:火曜日・日曜日
- ソフトバンク:火曜日・水曜日・金曜日〜日曜日
- 楽天:土曜日
[編集] 解説者
※印付きの解説者は、ローカル中継にも登場するが、フジテレビ兼任者。
[編集] フジテレビ
- 関根潤三(ニッポン放送解説者兼)
- 若松勉(ニッポン放送解説者兼)
- 江本孟紀(ニッポン放送解説者兼、CS中継には登場しない)
- 平松政次(TVK解説者兼)
- 谷沢健一(東海テレビ放送・東海ラジオ放送解説者兼、主として東海テレビ制作の中日戦に登場)
- 加藤博一
- 田尾安志(東海テレビ放送・関西テレビ放送・ニッポン放送解説者兼、主として東海テレビ制作の中日戦・関西テレビ制作の阪神戦に登場)
- 達川光男(テレビ新広島・ニッポン放送・J SPORTS・MBSラジオ解説者兼、主としてテレビ新広島制作の広島戦に登場)
- 高木豊(TVK・北海道文化放送解説者兼)
- 池田親興(テレビ西日本解説者兼、主としてテレビ西日本制作の福岡ソフトバンク戦に登場)
- 金村義明(関西テレビ放送解説者兼、主として関西テレビ制作の阪神戦、オリックス戦に登場)
- 大久保博元(デーブ大久保、ニッポン放送解説者兼)
- 片岡篤史(関西テレビ放送解説者兼、主として関西テレビ制作の阪神戦に登場)
- 過去の解説者
- 池山隆寛(現・東北楽天一軍打撃コーチ)
- 大杉勝男(故人)
- 大矢明彦(2007年度より横浜監督復帰)
- 加藤初
- 楠安夫
- 斉藤明夫(2007年度より横浜投手コーチ復帰)
- 斉藤雅樹(現・巨人一軍投手コーチ)
- 別所毅彦(故人)
- 別当薫(故人)
- 土橋正幸(現・J SPORTS解説者)
- 豊田泰光(現・文化放送解説者)
- 西本聖(現・文化放送解説者、ゲスト扱いで数回出演)
- 松沼博久(現・文化放送・J SPORTS解説者)
- 水野雄仁(現・日本テレビ・RFラジオ日本解説者)
- 安居玉一
- 八木沢荘六
- 山根俊英
[編集] 関西テレビ
- 田尾安志※
- 金村義明※
- 片岡篤史※(2007年オープン戦中継から登場)
- 過去の解説者
- 大石大二郎(2007年からオリックス一軍チーフコーチ、在任当時フジテレビ兼)
- 大崎三男(在任当時フジテレビ兼)
- 岡本伊三美(勇退、在任当時フジテレビ兼)
- 加藤英司(現・サンテレビ解説者、在任当時フジテレビ兼)
- 西本幸雄(勇退・在任当時フジテレビ兼)
- 星野伸之(現・阪神二軍投手コーチ、在任当時フジテレビ兼)
- 水谷実雄(在任当時フジテレビ兼)
- 村田辰美(現・ラジオ大阪、J SPORTS解説者、在任当時フジテレビ兼)
- 山本一義(在任当時フジテレビ兼)
- 吉田義男(現・ABC解説者、在任当時フジテレビ兼)
- 米田哲也(在任当時フジテレビ兼)
[編集] 東海テレビ
- 谷沢健一※
- 藤波行雄(東海ラジオ・三重テレビ・J SPORTS解説者兼。以前はフジテレビ兼。本数契約)
- 田尾安志※
- 鈴木孝政(東海ラジオ解説者兼。以前はフジテレビ兼)
- 鹿島忠(2007年オープン戦中継から登場)
※藤波は主として東海ラジオでの解説を中心として出演するため、テレビ出演は本数契約となる。
- 過去の解説者
[編集] テレビ新広島
- 達川光男※
- 過去の解説者
[編集] テレビ西日本
- 池田親興※
- 過去の解説者
- 島田誠(在任当時フジテレビ兼・現RKB毎日放送解説者)
- 岸川勝也(本数契約、当時スポーツアイESPN解説者、のちにRKB毎日放送解説者就任)
- 小川史(本数契約)
- 野口正明(故人、在任当時RKB毎日放送兼)
- 宮寺勝利(在任当時フジテレビ兼)
- 若生忠男(在任当時フジテレビ兼)
[編集] 北海道文化放送
尚、仙台放送は専属の解説者がいないため、フジテレビから解説者を派遣する。
[編集] 実況アナウンサー
[編集] フジテレビ
[編集] 関西テレビ
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[編集] 東海テレビ
[編集] テレビ新広島
[編集] テレビ西日本
[編集] 北海道文化放送[編集] 仙台放送
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[編集] 各種データ
[編集] 番組を利用して中継されたケース
- 1984年5月21日午後9:00『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』内で、試合が延びていた横浜大洋ホエールズvs読売ジャイアンツ戦(横浜スタジアム)を放送。この日の視聴率は36.7%を記録(関東地区)。
- 1985年10月16日、阪神が勝てば優勝が決まる「ヤクルトvs阪神」戦(神宮球場)を午後9:02~の「夜のヒットスタジオDELUXE」の生放送の中で中継。午後9:59阪神の優勝が決定。
- 1990年5月24日、中継が30分延長した「中日vs巨人」戦(ナゴヤ球場)を午後9:30~の『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば』で、同番組の各コーナーをカットして放送。ちなみにこの試合では、番組前の中継で両軍入り乱れての乱闘があった。
[編集] 日本シリーズ
- 日本シリーズ史上最高視聴率
- 1978年10月22日の日本シリーズ「ヤクルトスワローズ×阪急ブレーブス」第7戦(後楽園球場)をフジが中継。この試合、ヤクルトの大杉勝男(元フジテレビ解説者、故人)が7回、レフトスタンドに放った本塁打を巡って阪急(現・オリックス)・上田利治監督が抗議、1時間19分も試合を中断させた。試合はヤクルトが初の日本一に輝く。視聴率は45.6%(関東地区)日本シリーズ中継史上最高視聴率である。
- 王シュレットの余波で中継できず
- 2003年の日本シリーズ(福岡ダイエー×阪神)はテレビ東京(第7戦、TVQ九州放送制作)を含む各テレビ局がこぞって中継する中、フジテレビ系(テレビ西日本・関西テレビ)だけが中継できず孤立した。原因として、同年8月13日放送の水10!「ワンナイR&R」での、福岡ダイエー(現・福岡ソフトバンク)の王貞治監督の侮辱事件が大きく影響したからである。ダイエーの高塚猛球団社長(当時)は「球界を代表する人を侮辱したのですから、推薦しないのは当然でしょう」として、球団側との話し合いの席で、フジ(西日本)を中継に推薦しないことを決定した。阪神の星野仙一監督(当時、現・オーナー付シニアディレクター)もこれに端を発し「もし俺が(同じ事を)されたら、そのテレビ局には選手、コーチ、球団関係者の出演も取材も拒否させてもらう」(スポーツ新聞のコメント)として、阪神球団もフジ(関テレ)を推薦しなかった。→王シュレット事件
- なお、11月5日の「アサヒビールチャレンジ・アジア野球選手権2003」(中国×日本、札幌ドーム)は事件に関係なく、予定通り中継された。
- 王シュレット後
2004年
- 王シュレット事件の余波から1年、翌2004年(中日×西武)よりFNS系列は日本シリーズ中継に復帰、第2戦(10月17日)と第6戦(10月24日)を中継(ナゴヤドーム、いずれも東海テレビ制作)。第6戦は同年度の日本シリーズ中継最高視聴率20.0%を記録している。
2005年
- 2005年(千葉ロッテマリーンズ×阪神)は阪神主催3試合を関西テレビが取れなかったため中継できなかった(この年はロッテが4連勝で優勝したため、第5戦を中継予定だったよみうりテレビ=日テレ系も中継できなかった)。
2006年
- 2006年(中日ドラゴンズ×北海道日本ハム)はナゴヤドームで行われた第2戦(10月22日)を東海テレビ制作で全国中継した。第6戦も中継予定だったが5戦で北海道日本ハムの日本一が決定したため中継がなくなった(第6戦はBSフジでも放送される予定だった。なお、日テレ系とクロスネットのテレビ大分は土曜・日曜夜が日テレ系列の編成のため放送なし。第6戦をネットされる予定になっていたテレビ宮崎は日曜夜が日テレ系列の編成のため第2戦は放送なし)。
[編集] 各種企画
- 1990年頃、たまに木曜日や日曜日の深夜帯で、女性向け企画として「男子禁制!レディースミッドナイター」と銘打ち、中井美穂、中島優子(関西テレビ)、松本京子(テレビ新広島)の女性アナウンサー3人で進行する中継があった。主に大洋戦(対中日、広島、阪神戦)を4試合ほど録画で中継した。(テレビ新広島では広島対中日戦の最終戦デーゲームで東海テレビの岸聖美アナウンサーも加えて4人で同様の企画を行い、先述の大洋対広島戦も含めて「プロ野球レディース中継'90」の番組名で生中継で放送した)
- 全国中継の巨人戦(ビジター)の試合では、フジテレビの携帯電話サイト(テレビ画面に表示されるQRコードをカメラ付き携帯電話に写してそこから直接アクセスする。通常の目次から検索する方式も利用可)を使って中継対戦チームに対する応援メッセージの募集を行っている。
- 1990年代後半には副音声でパンチ佐藤とパンチョ伊東のパンチ&パンチョが登場することもあった。(主にヤクルト戦)
[編集] 派生番組
- SWALLOWS BASEBALL L!VE(東京ヤクルト戦専門。フジテレビ739)
- プロ野球トップ&リレーナイター(フジテレビ739)
- BS FUJIハイビジョンナイター(BSフジ、2001年のみ放送)
- L!VE MAJOR LEAGUE BASEBALL(アメリカ・大リーグ中継。BSフジ、フジテレビを中心に放送)
- トータテ BASEBALL L!VE (広島のみ、18:50から5分間試合の状況を伝える)
[編集] テレビゲーム・アーケードゲーム
2002年の初めに、フジテレビがナムコ(現・バンダイナムコゲームス)のプレイステーション2での発売を予定していた「新野球(仮)」とのタイアップを発表した。 そして、その年の3月にプレイステーション2版に先駆けて、アーケードゲームで稼動開始。プレイステーション版は4月に発売された。イメージキャラクターは吉乃ひとみ。
過去に同局がプロ野球ニュースと『スーパーパワーリーグ』をタイアップしていたのをはじめとして、野球ゲームにアナウンサーを登場させる例があったが、プロ野球中継番組がゲームとタイアップするのは2000年にスクウェアから発売された日本テレビの『劇空間プロ野球』以来二度目である。
また、実際の中継内でも、ゲームの画面が取り入れられることがある。
現在のところ、本作(「ベースボールライブ2005」)がプロ野球中継番組と最後のタイアップ作品である。
[編集] 概要
リアル系野球ゲームと呼ばれるゲームのひとつ。
投球操作に、ゴルフゲームでよく見られる、メーターで球威や投げ込む位置を調整する方法が採られているのが特徴(1991年に発売された「東尾修監修プロ野球スタジアム」にも同様の操作方法が採られている)。打撃操作は、大きな打撃カーソルで打つ方法をとっている。守備操作は、基本的に『ファミスタシリーズ』を踏襲している。
また、投手の投球の再現に、球速とコントロール以外で、直球では球質・キレ、変化球では変化量・キレのパラメータを取り入れているのが特徴で、「キレはあるが球質の軽いストレート」「キレはないが球質の重いストレート」「変化量は小さいが鋭く曲がる球」などの再現が可能である。
打者では、「打球ノビ」(ノーマル・引っ張り・広角)、「打球傾向」(ノーマル・引っ張り・流し・センター返し)というパラメータで選手を表現しているのが特徴で、「広角にヒットを打つが本塁打は引っ張り打ち」や「打球はよく引っ張る方向に飛ぶが、逆方向にもよく本塁打が打てる」など微妙な部分を再現している。
「ベースボールライブ2005」では、「グレイテストナイン」にもあったエディットモードが入り、打撃操作にはファミスタシリーズを参考にしたコース打ちが取り入れられた。さらに、実況に二人の解説者が加わり、試合終了後には、内田恭子アナウンサーが結果報告などをしてくれるようになった。しかし、この年限りでフジテレビとのタイアップは終了。2006年春発売の『プロ野球 熱スタ2006』からは独自路線を歩むことになる(一部システムは本作をベースにしてるのもある)。
なお、ファミスタ64の開発スタッフだった塩沢敦が一作目からプロデューサーを担当している。
[編集] 出演しているアナウンサー
[編集] 出演している解説者
[編集] 作品リスト
- アーケードゲーム
- 2002年春:熱チュー!プロ野球2002
- プレイステーション2
- 2002年春:熱チュー!プロ野球2002
- 2003年春:熱チュー!プロ野球2003
- 2003年秋:熱チュー!プロ野球2003秋のナイターまつり
- 2004年春:熱チュー!プロ野球2004
- 2005年春:ベースボールライブ2005
[編集] 関連項目
- SWALLOWS BASEBALL L!VE(フジテレビ721・739で放送されている巨人戦を除くスワローズ主催ゲームを放送する)
- プロ野球
- 東京ヤクルトスワローズ
- 中日ドラゴンズ
- 阪神タイガース
- 広島東洋カープ
- 北海道日本ハムファイターズ
- 東北楽天ゴールデンイーグルス
- オリックス・バファローズ
- 福岡ソフトバンクホークス
- プロ野球ニュース
- すぽると!
- 三重テレビナイター
- ニッポン放送ショウアップナイター(ラジオ)
- 文化放送ホームランナイター(ラジオ)
- 東海ラジオ ガッツナイター(ラジオ)
- ラジオ大阪ドラマティックナイター(ラジオ)
- 註:但し、MBSタイガースナイター(毎日放送)や、ABCフレッシュアップベースボール(朝日放送)の方が、ショウアップナイターとの結びつきは強い。
- サンケイスポーツ
- 中日スポーツ
- 道新スポーツ
- 西日本スポーツ
- プロ野球解説者一覧
[編集] 他局内部リンク
[編集] 外部リンク
- フジテレビホームページ→スポーツ→野球→BASEBALL SPECIAL~野球道
- 関西テレビ・プロ野球中継2007
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