いすず型護衛艦
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いすず型護衛艦 | ||
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概歴 | ||
就役開始 | 昭和36年7月29日(いすず) | |
退役完了 | 平成5年11月16日(きたかみ) | |
前級 | いかづち型護衛艦 | |
次級 | ちくご型護衛艦 | |
要目 | ||
艦種 | 護衛艦(DE) | |
排水量 | 基準排水量 | 1,490t |
全長 | 94m | |
全幅 | 10.2m | |
吃水 | 3.5m | |
深さ | 7m | |
機関 | ディーゼル2軸推進 | 16,000hp |
速力 | 25ノット | |
乗員 | 180人前後 | |
武装 | 3インチ連装砲 | 2基 |
533mm4連装魚雷発射管 | 1基 | |
爆雷投射機(Y砲) | 1基 | |
爆雷投下軌条 | 1条 | |
いすず・もがみ | ||
Mk.108対潜ロケット発射機 | 1基 | |
短魚雷落射機 | 2基 | |
きたかみ・おおい | ||
ボフォース対潜ロケット4連装発射機 | 1基 | |
3連装短魚雷発射管 | 2基 |
いすず型護衛艦(-がたごえいかん)とは、既に全艦が退役した海上自衛隊の護衛艦である。
対潜性能に重点を置き、「きたかみ」と「おおい」は就役時からボフォース対潜ロケットを搭載した(「いすず」と「もがみ」は、あきづき型と同じMk.108対潜ロケット を当初装備し、後日改装)。また、護衛艦としては初めて船型に遮浪甲板型を採用し、主機関としてディーゼル機関を搭載した。全艦内に空調設備を導入したのも本型からである。
後に計画・建造されたちくご型は、本型を発展させたものである。
[編集] 同型艦
- いすず DE211 昭和36年7月29日竣工 平成4年3月25日除籍
- もがみ DE212 昭和36年10月28日竣工 平成3年6月20日除籍
- きたかみ DE213 昭和39年2月27日竣工 平成5年11月16日除籍
- おおい DE214 昭和39年1月22日竣工 平成5年2月5日除籍
護衛艦の型式一覧
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