おしゃれカンケイ
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おしゃれカンケイとは、日本テレビ系列で1994年7月3日から2005年3月27日までにかけて放送されたトーク番組である。放送時刻は毎週日曜日22:00~22:30。提供は大手化粧品会社の資生堂のみ。
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[編集] 番組概要
司会は、元テレビ朝日アナウンサーで現在はフリーとして活躍している古舘伊知郎と、元おニャン子クラブで現在はタレントとして活躍している渡辺満里奈の2人。1994年7月3日番組スタート。企画は秋元康。
初めは古舘伊知郎と菊池桃子とマルシアの3人で司会をしており、菊池がプロゴルファー・西川哲との結婚を反対されたことによる心労でダウンしたため1995年3月で降板後は、古舘とマルシアの2人だけで司会を進行。その後マルシアが妊娠のため降板し後任に1997年4月から2005年3月の番組終了までは、渡辺満里奈が務めた。
また、1999年に、当時浅香光代との熟女バトルで話題になっていた野村沙知代がゲスト出演した際には、提供スポンサーである資生堂が野村が出演の時だけ降板するという事態が起こり、番組は当時放送していた日本テレビのドラマの番宣で繋ぎ、事無きを得た。さらにスポンサー無しだったにも関らず、関東地区25.7%、関西地区22.5%(ビデオリサーチ調べ)の番組史上最高視聴率(関東・関西共に)を獲得した。
ちなみに、提供のナレーションをされているのは日本テレビの夕方の看板ニュース番組である『NNNニュースプラス1≪のちのNNNニュースリアルタイム≫』のキャスター・笛吹雅子である(アナウンサー時代に収録)。
なお、この『おしゃれカンケイ』スタートする前は、『おしゃれ』や『オシャレ30・30』として放送され、久米宏(フリー後)や楠田枝里子(日本テレビアナウンサー時代)などが司会を務めていた。
古舘が『ニュースステーション』の後任番組『報道ステーション』に専念する為2005年3月27日放送分をもって終了、11年半の歴史に幕を降ろした。日本テレビとしては終わらせたくなかったようだが、理由は古館のイメージがこの番組と『報道ステーション』のイメージ上のギャップが激しく、視聴者から苦情がきていたためである。後番組は上田晋也(くりぃむしちゅー)と藤木直人が司会の『おしゃれイズム』になって引き継がれる。
人気コーナーに『16小節のLOVE SONG』という、ゲストと関わりの深い人からの手紙を読むコーナーがあったが、末期はコーナーのタイトル映像を流さずに手紙を読んだり、またはやらないことが多かった。
当初はステレオ放送を実施していたものの、字幕放送の導入と引き換えに取り止められ、モノラル放送に切り替わった。
オープニングはゲストの子供の頃の写真を見せる時期もあった。
[編集] スタッフ
- ナレーター : バッキー木場
- オープニングテーマ:coba(アコーディオン奏者)
- 構成 : 秋元康 / 腰山一生、山本宏章、飯田茉千子、竹田康一郎、堀江利幸
- ディレクター : 小川明人 / 及川千津、首藤由紀子、加藤孝司、寺沢隆、中村博行
- 総合演出 : 橋口洋之
- プロデューサー : 北條伸樹 / 小林宏充、細越貴子
- プロデューサー・演出 : 高木章雄→菅賢治
- チーフプロデューサー : 大井紀子→室川治久→棚次隆→城朋子→桜田和之→吉田真
[編集] オープニングテーマ・番組中のBGM
- オープニングテーマ・『16小節のLOVE SONG』バックミュージックの作曲および演奏は、アコーディオン奏者のcoba(こば)が番組の開始から終了まで一貫して担当した。歴代のオープニングテーマは以下のとおり。
- 1. deja vuがにげる頃
- 2. fellinism
- 3. CREPUSCULE
- 4. telephone king
- 5. 哀愁のスカパラダイス
- 6. 霖雨-リンユイ-
なお、『16小節のLOVE SONG』のバックミュージックの正式な題名は『過ぎ去りし永遠の日々』である。本番組と同じ日本テレビ系列の『THE夜もヒッパレ』にcobaが出演した際、『deja vuがにげる頃』と『過ぎ去りし永遠の日々』を演奏したことがある。
本番組テーマソングのサウンドトラックCDが、東芝EMIより発売されている。
[編集] 番組の変遷
日本テレビ系列 毎週日曜日22:00~22:30 | ||
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前番組 | おしゃれカンケイ (1994年7月3日~2005年3月27日) |
次番組 |
オシャレ30・30 | おしゃれイズム |
カテゴリ: 日本テレビ放送網系番組 | トーク番組