はなまるうどん
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場(上場中止) |
本社所在地 | 東京都中央区銀座3-15-10 菱進銀座イーストミラービル7階 |
設立 | 2001年11月22日 |
業種 | 小売業(飲食業) |
事業内容 | 讃岐うどん店の店舗運営とFC店の指導 |
代表者 | 前田英仁(代表取締役社長) |
資本金 | 1億3476万5500円 |
従業員数 | 190人 |
主要株主 | 株式会社吉野家ディーアンドシー 51% 前田英仁(社長)40.72% |
外部リンク | www.hanamaruudon.com/ |
はなまるうどんは、日本の外食チェーンストアの1つ。正式社名は、株式会社はなまる(英文表記:Hanamaru,Inc.)。讃岐うどんのセルフサービス店を展開。
目次 |
[編集] 概要
- 本社は、設立当初香川県高松市にあったが、2005年7月に東京都中央区銀座3-15-10に移転している。
- 元々衣料卸売業だった株式会社エイジェンスから分離する形で2001年に設立された。
- 讃岐うどんを香川県以外で手軽に食べられるようにした功績は大きい。2004年に吉野家と資本・業務提携を行い関連会社(33.4%出資)となり、2006年5月には子会社となっている(51%)。
- 香川県民にとってはあまり美味ではないと評価されている。その一方で県外店舗では美味だと評価が分かれることがあり、一部で「さぬきうどん初心者向けの店」とも言われる。
- 「セルフうどん」を前面に打ち出し、最初にダシをかけたうどんを渡し、それにてんぷらなどを自分でのせていくシステム(一部店舗では逆の場合もある)が香川県外の見慣れない客に対し好評を得た。この成功によりこのシステムを持ったうどん屋が全国にできた。
[編集] 沿革
- 2001年11月22日 株式会社はなまる設立
- 2002年9月6日 渋谷公園通りに東京進出1号店開店。連日行列となる。
- 2003年10月15日 東証マザーズへの上場申請承認
- 2003年11月19日 上場無期延期
- 2004年6月 吉野家D&Cと資本・業務提携
- 2005年11月 渋谷店で指紋認証システムによる自動割引サービス導入
- 2006年5月 吉野家D&Cの子会社となる
[編集] 株式上場問題
2004年に株式を公開しようとしたが、社長・前田英仁の前歴(金のペーパー商法で知られる豊田商事の元幹部)が週刊誌にすっぱ抜かれ、無期限延期されている。また、母体のエイジェンス(当時の登記上本店は三木町の前田の自宅。実際の本社機能は高松市)は介護サービス事業で介護報酬を不正に受け取っていたのが発覚、2003年に介護保険指定を取り消されている。現在エイジェンスははなまるとの関係を解消し、株式会社ヒューマンネットと改称している。
[編集] 店舗におけるサービス
電子マネーEdy決済や生体認証など先端技術に興味を示しているが、導入は首都圏の一部店舗に限られている。
[編集] 「うどん定期券」
平成18年春、500円で1ヶ月105円割引(=かけ小が無料)というサービスも行っていた。 発行店舗のみ有効・更新無し・枚数限定という使いにくさからなのか、短期間で終了してしまっている。
[編集] イメージキャラクター
- 来日時に必ず訪れるらしく、これが縁でイメージキャラクターに選ばれ「生涯無料パス」を贈呈されている。