山田花子 (タレント)
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山田 花子(やまだ はなこ、1975年3月10日- )は、大阪府堺市西区出身のお笑いタレント、自称・女優。吉本興業東京本社所属。本名は渡邉京子(わたなべ きょうこ)。愛称は花子、花ちゃん。大阪府立福泉高等学校卒業。
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[編集] 来歴
オーディションの舞台をきっかけに、中学在学中からタレント活動をはじめる。デビュー時のエピソードとして、舞台に出るための「鼻水メイク」を自宅で行い、手で鼻と口を覆ったまま電車で会場(NGK)へ来たらしい。
その後、吉田ヒロに代わって「ダウンタウンのごっつええ感じ」レギュラーに抜擢されるなど活躍したが、高校卒業後、一時はプロレスラーを目指してJWP女子プロレスの練習生となった。しかし受け身ができず、練習中に頭蓋骨を骨折する重傷を負い断念、その後は再びお笑いの世界に身を転じ、吉本新喜劇にて人気を得る。
ずんぐりとしたユーモラスな外見と、テレビや舞台などの活動では「カモ~ン」「汗ばむわぁ~」などのセクシーな口調のギャグで有名に。
しかし、舞台が終わると吉本興業所属のタレントからよく可愛がられる。
酒癖が非常に悪いため、テレビ等でそのことをからかわれる事が多い。 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!内の罰ゲーム「絶対に笑ってはいけない」シリーズ内で、酒に酔った花子が出演者に絡んでくるなど、実際テレビで何度もその姿を放送されている。
ナインティナインやロンドンブーツ1号2号よりも年下ではあるが、花子の方が先に事務所に在籍していたため、花子ねーさんと呼ばれている。だが、力一杯どつかれたり、基本的にはタメ口で「花子ねーさん、お前ええ加減にせぇよ」などとツッコまれるなど、実際は完全に後輩扱いである。
ファーストキスの相手は事務所の先輩・今田耕司。ただし吉本新喜劇の舞台上での話である。将来の結婚に備えて、現在もバージン(処女)を守っている(真偽は不明/森田一義アワー 笑っていいとも!でレギュラーとして初登場の際に、今年の出来事で「女になれた」とフリップに書いており、当時は処女ではないということを言っていた)。石田靖を先輩として尊敬しているものの、石田に関係を迫られた時は拒否したという。
テレビ東京系アニメ「とっとこハム太郎」のハナちゃんの声を務めたことがある。
2002年公開の映画「劇場版ポケットモンスター・ピカピカ星空キャンプ」では事務所仲間であるDonDokoDon、雨上がり決死隊と共に「ボケモン5」を結成、主題歌を担当した。 翌年2003年公開の「おどるポケモンひみつ基地」ではナレーションを担当した。
身長148cmと池乃めだかよりも身長が低いらしい。また、猫背の為に目立たないが、実はDカップの持ち主である。
非常に音痴なことでも知られる。過去何度も歌声を披露したことがあるが、音程やリズムを取ることに四苦八苦している。デビュー曲「虹色橋」(原曲はつんくが歌っていた)は大阪有線放送で放送禁止になった程である。
ロンドンハーツの「格付けしあう女たち」で、放送作家から上野樹里に似ているといわれた。
正月にある笑点の「振袖大喜利」では、三遊亭楽太郎の愛人または笑点のイメージガールと言って登場している。
30代なのだが、肌はかなりきれい。
[編集] 出演
[編集] 映画
- 大阪好日 (1997年 吉本興業)
- 父危篤、面会謝絶 (1997年 吉本興業)
- 映画版 未来日記 The Future Diary On The Film (2000年 松竹)
- 明日があるさ〈THE MOVIE〉 (2002年 東宝)
- 模倣犯 (2002年 東宝)
- 嫌われ松子の一生 (2006年 東宝)
- 無花果の顔 (2006年) 主演
[編集] テレビ番組
- 夕焼けの松ちゃん浜ちゃん(1991年 朝日放送)
- ダウンタウンのごっつええ感じ(1992 - 1993年 フジテレビ)
- 森田一義アワー笑っていいとも!(1997 - 2002年 フジテレビ)
- よしもと新喜劇(毎日放送)
- 爆笑コメディー 名探偵山田花子(関西テレビ)
- なにわ人情コメディ 横丁へよ~こちょ!(朝日放送)
- TIM神様の宿題(中国放送)
[編集] ドラマ
連続
単発
[編集] ラジオ番組
- オレたちやってま~す(1999 - 2000年、2002 - 2003年 毎日放送)
- 花子・2丁拳銃のまだまだこどもの時間(毎日放送)
- 山田花子と杉本彩と増山さやかのちょっとどうなのよ?(2006 - 2007年、ニッポン放送)
[編集] CM
- 大日本除虫菊「サンポール」(1996 - 1997年)
- ノーベル製菓「はちみつきんかんのど飴」(2000 - 2002年)
- アート引越センター
- 味の素「ほんだし かつおとこんぶのあわせだし」
- 焼肉壱番亭シリーズ
- 100満ボルト(家電量販店。1995年頃)
- FUNKY MONKEY BABYS「恋の片道切符」(ジャケットモデルも)
[編集] ディスコグラフィー
Re:Japanとして発売された楽曲に関してはRe:Japanを参照のこと。
- 虹色橋(1997年。つんくプロデュース、キムラ・チャンとデュエット。つんく、高山厳、富永美樹との競作でリリースされた)
- ブス(1998年)
- MOTHER(1999年。「hanaco with PUFFY」名義)
- あの丘をめざして(2002年。「ボケモン5」名義)