アウトバーン (アルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アウトバーン | ||
---|---|---|
クラフトワーク の アルバム | ||
リリース | 1974年11月 | |
ジャンル | テクノ | |
時間 | 42分 27秒 | |
レーベル | Philips (Rereleased on EMI/Electrola) | |
プロデュース | コニー・プランク | |
レビュー | ||
|
||
クラフトワーク 年表 | ||
ラルフ&フローリアン (1973年) |
アウトバーン (1974年) |
放射能 (1975年) |
アウトバーン(Autobahn)はドイツのテクノユニット、クラフトワークのアルバム。
1974年11月にフィリップス・レコードよりリリースされた。1998年にCD化され再リリースされている。
[編集] 解説
本作は音楽史上における重要なアルバムの一つと見なされ、公に発表された初の電子音楽とされる。タイトルトラックの「アウトバーン」は22分にも及ぶ演奏が、シングルリリースのため3分に編集された。同シングルはビルボードで25位に到達し、ヨーロッパに於いてもチャートの上位に到達した。
しかしながら本作は完全な電子音楽アルバムとはいえず、ヴァイオリン、フルート、ギターがシンセサイザーと共に使用された。「アウトバーン」ではヴォコーダーを用いたヴォーカルが入るが、残りのトラックはインストゥルメンタルである。本作にはミニモーグが使用されたが、当時のフォルクスワーゲンに相当する価格であった。
[編集] 収録曲
- アウトバーン - Autobahn (22:36)
- 大彗星(鼓動) - Kometenmelodie 1 (06:26)
- 大彗星(軌道) - Kometenmelodie 2 (05:48)
- 深夜そして姿なき足跡 - Mitternacht (03:43)
- 朝の散歩 - Morgenspaziergang (04:04)