アカネズミ
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?アカネズミ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Apodemus speciosus (Temminck, 1844) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
アカネズミ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Large Japanese field mouse |
アカネズミ(赤鼠、Large Japanese field mouse)は、ネズミ目(齧歯目)ネズミ科 アカネズミ属 に属する小型のネズミ類の1種である。学名は Apodemus speciosus。日本固有種であり、北海道から九州までの全域に分布している。低地から高山帯までの森林や田畑のあぜ、川原のやぶなどに生息する。体色は口吻から尾の先端まで背側は橙褐色、 腹側は白である。頭胴長は85~135mm、尾長は70~115mm、体重は30~50gである。
[編集] 生態
夜行性で地表を中心に活動をする。単独で行動し地中に巣穴を掘る。主に植物の種子や根茎などを食べるが、昆虫を捕食することもある。岩陰などの狭い空間を好み、食物をそのような所へ運んで、前足で持ちながら食べる。クルミを食べる時は殻に2つの穴を開けて中身を食べるため、特徴のある食痕が残る。秋にはドングリやクルミを巣穴や岩陰などの狭い空間や、地中に貯蔵する習性がある。 後足の筋肉が発達していて、数分で長距離を移動することができる。 そのため行動範囲は数kmにわたる。
[編集] 関連項目
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