アビシニアジャッカル
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?アビシニアジャッカル | ||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Canis simensis | ||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||
アビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ) | ||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||
Ethiopian wolf |
アビシニアジャッカルは、ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳類。英名はSimien jackalと呼ばれていたが、近年の分子生物学的研究から、イヌ属のなかでも特にオオカミやコヨーテに近い生物であることが判明し、エチオピアオオカミ(Ethiopian Wolf)と呼ばれることが多くなった。
エチオピアからエリトリアの高山地帯に分布し、主にげっ歯類を捕食する。3~13頭ほどの群れを形成する。
個体数は現在500頭未満で、非常に絶滅が危惧されるイヌ科動物の一つである。 生息地の農地化、過放牧による草地の消失とネズミ類の減少、飼い犬からの伝染病や犬との交雑が原因とされ、人工繁殖による個体数の確保が課題となっている。
[編集] レッドデータブック カテゴリー
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 生物分類表使用 | Endangered | イヌ科