イラクサ
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?イラクサ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Urtica thunbergiana | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
イラクサ |
イラクサ(刺草・蕁麻、英名nettle、学名Urtica thunbergiana)とは、イラクサ科の多年生植物。夏から秋にかけ、緑白色の雄花と淡緑色の雌花が咲く。茎や葉の表面には毛のようなとげがある。そのとげの基部にはアセチルコリンとヒスタミンを含んだ液体の入った嚢があり、とげに触れその嚢が破れて皮膚につくと強い痛みがある。関東以南の本州、四国、九州に自生する。近年では北海道でも自生する姿が見られる。イタイタグサともイラグサとも呼ばれる。
ヨーロッパや北米などには近縁種Urtica dioica(英名Stinging nettle)がある。
日本国内で見られるイラクサは若芽を山菜として、ヨーロッパのdioica種は料理・薬用ハーブやコンパニオンプランツとして用いられている。
アンデルセン「野の白鳥」(グリム童話「六羽の白鳥」と似た話)に呪いを解く鍵として出て来る。
[編集] 関連項目
- 蕁麻疹(じんましん) -イラクサ(蕁麻)の葉に触れると皮膚が腫れることから名づけられた皮膚疾患
[編集] 外部リンク
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