ウォーク (DD-723)

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ウォーク(USS Walke, DD-723)は、アレン・M・サムナー級駆逐艦の一隻。南北戦争で活躍したアメリカ海軍少将ヘンリー・A・ウォークにちなんで命名された3隻目の駆逐艦である。

目次 1 第二次世界大戦 2 朝鮮戦争 3 ベトナム戦争 4 外部リンク

[編集] 第二次世界大戦

就役後テスト及び訓練を終え、1944年5月14日にノルマンディー上陸作戦に参加するためヨーロッパへ向かった。6月6日から26日まで、第119駆逐隊に加わり沿岸の砲撃、掃海に従事した。7月9日にはアメリカへ帰還し、8月30日空母タイコンデロガの護衛としてパナマ運河、サンディエゴを経て、9月25日真珠湾に入港した。10月23日、ノースカロライナの護衛として真珠湾を発ち、11月5日ウルシー環礁に到達した。第38.4任務部隊に加わった後、11月27日第60駆逐艦隊に加わりレイテへ出港、29日には第77.2任務部隊の、次いで12月6日には第78.3任務部隊の護衛任務に就いた。7日には特攻により大破した駆逐艦マハンの救助と処分に当たった。

1945年1月6日、リンガエン湾で掃海隊の護衛中に特攻を受け、艦橋及び右舷を損傷した。この時、艦長のジョージ・F・デービス中佐が重傷（後に死亡）を負いつつ、艦の維持を指揮し、9日まで引き続き護衛任務に当たることが出来た。艦長に由来して、フォレスト・シャーマン級駆逐艦の一隻が命名されている。艦の修復後、沖縄戦に参加している。

[編集] 朝鮮戦争

朝鮮戦争勃発前の3年間予備艦として退役していた本艦は、1950年10月5日に再就役した。第77任務部隊に加わり沿岸の砲撃と対潜警戒に当たったが、1951年6月12日に触雷により死者26名、負傷者40名を出した。

[編集] ベトナム戦争

ベトナム戦争時には、台湾海峡の警戒とベトナム沿岸での対潜作戦・支援砲撃に当たった。1966年6月9日、後部機関室より出火し、その後修復を行っている。1970年10月4日までこれらの任務に当たった後、ロングビーチへ向かった。

到着後の1970年11月30日に退役、1974年2月1日の除籍を経た1975年4月16日、解体のため売却された。

ウォークは、第二次世界大戦で6個、朝鮮戦争で4個、ベトナム戦争で7個の従軍星章を受けている。

[編集] 外部リンク

• history.navy.mil: USS Walke
• navsource.org: USS Walke
• hazegray.org: USS Walke

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