オタリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?オタリア | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() オタリア(雄の成体) |
||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||
Otaria flavescens (Shaw, 1800) |
||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||
South American Sea Lion |
オタリア(Otaria flavescens。以前はOtaria byronia)はネコ目(食肉目)アシカ亜目(鰭脚亜目)アシカ科アシカ亜科オタリア属の海棲哺乳類である。
オタリア属(-ぞく。Otaria)はアシカ亜科に属する生物分類項の一つである。オタリア属はオタリア1種のみで構成される。
[編集] 概要
オタリアはチリ、ペルー、ウルグアイ、アルゼンチンなどの沿岸に生息する。 雄の成体の特徴は、大きい頭部、たてがみと少し上向き加減の鼻である。 雌および未成熟の雄にはたてがみはない。 雌雄とも体表はオレンジがかった黒である。 雄のたてがみの色は若干明るいオレンジである。 雌の頭部や首の辺りの体表は若干明るいオレンジである。
オタリアの体長や体重にはかなり幅があるが、典型的な雄の成体は2.6m程度、300kg程度である。 雌は雄よりも小さく、体長は1.8mから2m程度、体重は雄の約半分の150kg程度である。
1頭の雄が10頭程度の雌を集めてハレムを形成する。
カリフォルニアアシカとともに日本の水族館などで数多く飼育されている。
[編集] 日本で見られる施設
- 横浜・八景島シーパラダイス(横浜市)
- 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)
- 玉野市立海洋博物館(岡山県玉野市)
他多数
カテゴリ: 生物分類表使用 | アシカ科 | 動物関連のスタブ項目