キャプテン翼 (ゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本項では、漫画『キャプテン翼』を原作として各種ハードでコンピュータゲーム化された作品を挙げる。
目次 |
[編集] テクモ
テクモは、選手ごとにコマンドを選び、ガッツを消費して実行させる全く新しいリアルタイムシミュレーションゲームのジャンルを確立させた。オリジナルの選手や必殺技も多数登場する。キャラクターゲームとしては成功した稀有な例である。キックオフ直前の状態でボタンを押さずに放置しておくと、アナウンサーのチャーリー高橋が勝手にしゃべり始める。なお、この頃は権利関係などは無いに等しく、さまざまなクラブ名が実名で登場する。
[編集] ファミリーコンピュータ版
テクモからファミリーコンピュータ専用ソフトとして発売された作品は以下の通り。
- キャプテン翼
- 1988年発売。原作の【中学生編】・【ジュニアユース編】をほぼそのままトレースした内容。試合の前半後半の合間に自分の好きなキャラと会話出来たり、試合の合間に町を探索したりという初期のファミコンゲームならではの要素もあった。この街を探索するのはアドベンチャーゲーム方式になっており、パリのエッフェル塔の下で岬と再会するシーンがモチーフとなっている。
- 中学生編では原作の同時優勝という設定が受け継がれ、翼率いる南葛中が日向率いる東邦学園と同点で試合が終わっても試合クリアと看做され、先(Jr.ユース編)に進むことができる。ちなみに、この時のゲームの優勝旗を持つシーンが、同時優勝ならば原作と同じく翼・日向が一緒に持つ絵、勝ち越しならば、そこから日向の姿を抜いた絵になっている。
- キャプテン翼II スーパーストライカー
- 1990年発売。原作【ワールドユース編】がまだ始まっていなかったため、ストーリー自体はテクモのオリジナルであり、翼のいるサンパウロFCユースでの「リオカップ」、岬のいる南葛高校での「全国高校サッカー選手権大会」、サンパウロでの『ジャパンカップ』、日本ユースでの『ワールドユース(予選、本大会)』の各パートに分かれている。翼がオリジナルの必殺シュート「サイクロン」を習得する。
- この第二作以降、テクモ版は独自のストーリーを展開させていくようになり、オリジナルの選手も多数登場する。
- なお、この作品はゲームとしてだけでなく、ストーリーも秀逸であった。ブラジルユースとの因縁、原作の外国人キャラの扱い、必殺シュートの完成過程などなど。そのために、【ワールドユース編】の方を「高橋陽一とかいう人が書いた同人誌」と揶揄する者も多い。特に決勝戦途中初出場の「コインブラ」と「ナトゥレーザ」の伏線の貼り方と登場の仕方の類似が、それに拍車をかけた。なお、カルロス・サンターナは元々原作者デザインのアニメキャラである。
[編集] スーパーファミコン版
テクモからスーパーファミコン専用ソフトとして発売された作品は以下の通り。
- キャプテン翼III 皇帝の挑戦
- 1992年発売。ドイツ主催のユニバーサルユース優勝をめぐって全日本と強豪国が白熱した試合を行う。各海外に散っている全日本の選手達の視点からゲームは始まっていき、最後は全日本としてまとまってユニバーサルユースに挑んでいく流れである。
- キャプテン翼IV プロのライバルたち
- 1993年発売。タイトルの通り。若林以外の日本人選手も続々とプロの世界に参戦していく。分岐試合の勝敗により、ストーリーが分岐していき、最終的にエンディング等も変わっていくという新しい流れができた(最終的にジャイロカップ編、サッカーグランプリ編、親善大会編、ワールドクラブカップ編の4つに分かれる)。浮き玉バグと呼ばれるステータスがおかしくなるバグの他、グラフィック、サウンド、ゲームバランスなどに批判もある。
- キャプテン翼V 覇者の称号カンピオーネ
- 1994年発売。セリエA、アジアカップ、ワールドトーナメントの各パートに分かれるほか、日向、若林、シュナイダーなどの人気キャラのサブストーリーも存在する。サンパウロに入団した新田が「カンピオーネ」の一員として全日本チームの敵に回る。原作の1巻に名前だけ登場したジョアン監督が再登場したりと芸が細かい。
- 今までのゲームの流れから一新して他サッカーゲーム同様のアクション型のシステムに変更され、一部の選手にはボイスがついた。
- 原作【ワールドユース編】が始まってから発売された関係か、一部のゲーム版オリジナル選手の扱いについて批判がある。
[編集] ゲームボーイ版
テクモからゲームボーイ専用ソフトとして発売された作品は以下の通り。
- キャプテン翼VS
- 1992年発売。翼らが小学生の時代のストーリーで、日向らも登場し、更にはオリジナルの「ワールドジュニア」として試合を行うことになる。もっともこの設定そのものは、アニメや映画でも行われており、ワールドジュニアユース編にも登場した高橋先生デザインのアニメ・映画初出キャラ(シュナイダー、ピエール、カルロス)と漫画初出のキャラ(ナポレオン、ディアス)、アニメオリジナルキャラ(へフナーなど)共演が行われている。
- 試合画面は『キャプテン翼II』を意識した画面となっている。解像度の問題で画面が狭いのでチャーリーの絵は表示されず、ラジオ放送という設定になっている。このゲームでは主役選手以外の選手の名前が全員付けられることになり、名前の公募を行い、当選した人の名前が使われている。このゲームでのセーブはパスワードだが、CPU戦のフリー対戦モードで国内チームが全て使用可能になる「もりさきもつかつてね」といった洒落たパスワードや、海外チームを含めた全チームが使用できるようになる「すりいもでるのよ」という同年に発売された『キャプテン翼III 皇帝の挑戦』の宣伝と思われるパスワードも存在する。
- タイトル通り、シリーズ初の対戦(通信対戦)では全チームから選ばれた有名選手26人の中から好きなメンバーを選んでオリジナルチームで対戦するのだが、選手選択のシステムが特徴的。まず1P側(先にタイトル画面で対戦モードをにカーソルを合わせて決定した方)が攻撃でPK戦を行い、勝った方のプレイヤーが先にキーパーを選ぶ事ができる。互いのキーパーが決まったら攻守を交代してPK戦を行い、勝ったプレイヤーが先に選手を1人選び、その後負けた方が選手を1人選ぶ。これをメンバー全員が決まるまで繰り返す。このPKはキーパーの能力値は関係なく、単純に確率の問題なので攻撃側が有利になっている。
[編集] メガCD版
テクモからメガCD専用ソフトとして発売された作品は以下の通り。
- キャプテン翼
- 1994年発売。原作の冒頭から、【対修哲小編】・【小学生編】・【中学生編】までをそのままゲームにした作品。CDであることを生かし、ビジュアルシーン(試合以外の、敵や仲間とのやりとり)においては、ボイスを用いて演出している。ゲームシステムは基本的に『II』『III』に準拠しているが、選手だけでなく選手のコマンドにもレベルと経験値が存在し、よく使用するコマンドほど能力値が高くなるシステムが追加されている。他にも、一度戦った試合をいつでも再戦できる「名勝負モード」、対人戦が可能な「2P対戦モード」などが採用されている。FC版では使われなかった必殺技も再現されており、「チャーリー劇場」は一試合ごとに違うなど、細部も作りこまれており、製作者の意気込みが感じられる。供給媒体があまりメジャーではないため、プレイできる人間が少ない。
[編集] テクモ版オリジナルの登場人物
[編集] 日本
- チャーリー高橋
- テクモ版キャプテン翼シリーズに欠かせない実況アナウンサー。キックオフさせずに放置しておくと勝手に喋り出したり、マイクをかじりはじめたり、眠り出したりと色々なパフォーマンスを繰り広げる。ドライブオーバーヘッドやスライダーキャノンといった、必殺技の名前がチャーリーの口から初めて明らかになることもある。なお、「I」では名前が「おがい」となっている。別人なのか名前が変わったのかは不明。「V」ではキャラ画像やパフォーマンスがなくなってしまった。オランダ戦でのサイクロン封殺イベントに一瞬画面に出るのみである。
- 片桐陽子
- 片桐の妹。「II」~「V」に登場。全日本のマネージャーを務める。石崎が彼女に気があるようで、二人で行う夫婦漫才は必見。彼女が石崎をどう思っているのかは謎。
- 高橋監督
- 「II」に登場した南葛高校サッカー部監督。モデルは言うまでもなく作者の高橋陽一。
[編集] ブラジル
- レナート
- サンパウロのGK。「II」~「V」に登場。正GKバモラの負傷により一時的にだがスタメン入り。翼のサンパウロユース時代からのチームメイト。
- バモラ
- サンパウロの正GK。「IV」「V」に登場。グラフィックは若林の色違い(黒い若林)だが非常に陽気な性格。必殺技は「ビックハンドキャッチ」。実力的にも、レナートより数段上。ちなみにⅤでは、ビックハンドキャッチを使う際に「バモラーーーーーーー!!」と叫ぶ・・・。
- リマ
- サンパウロのDF。「II」「III」に登場。
- マリーニ
- サンパウロのDF。「II」「III」に登場。
- アマラウ
- サンパウロのDFでブラジル代表。「II」~「IV」に登場。ブロックやパスカットが得意であるが、何と言っても高いボールに抜群の強さを見せることが特徴。ディフェンスだけでなく、ヘディングシュートも一流のものがある。ブラジル代表チームでは、彼とドトールのみ必殺技を持たない。
- ドトール
- サンパウロのDFでブラジル代表。「II」~「IV」に登場。こちらは低いボールのディフェンス担当。タックルも得意。ボレーシュートも一流の切れを見せる。ブラジルチームでは、数少ない非必殺技プレイヤー。「V」ではアマラウとのコンビ技を会得して出てきてくれると期待していたのだが、残念ながら登場すらせず。「ドトール」とはブラジル黄金のカルテットの一人であるソクラテスの愛称。
- バチスタ
- サンパウロのMF。「II」「III」に登場。
- タハマタ
- サンパウロのMF。「II」「III」に登場。
- バビントン
- サンパウロのMFでアルゼンチン代表。「II」~「IV」に登場。必殺技を多用してガッツが無くなり動けなくなる翼に代わって(と言うか必殺技を多用しなければ試合に勝てない)サンパウロのオフェンスをリードする実力者。「III」以降はサンパウロから離れ出番は少なくなるが、アルゼンチン代表として出演し続けている。
- ジウ
- サンパウロのFW。「II」~「V」に登場。シュート力が高い「サンパウロの点取り屋」のはずだが、決定力はバビントン、アマラウ、ドトールらに劣る。「IV」においては、翼、レナートとともに念願のサンパウロAチームへ合流を果たす。
- プラトン
- サンパウロのFW。「II」「III」に登場。
- ネルソン
- サンパウロのMF。「IV」に登場。40代の超ベテランプレイヤーにも関わらずアナウンサーから「ネルソンくん」と呼ばれてしまう。体力のなさを技術と経験で補うベテランの鑑。必殺技は「エンベロープシュート」「頭脳的ドリブル」。「Ⅴ」では登場しない事から、恐らく「Ⅳ」のワールドクラブカップ編での全日本選抜との試合を最後に現役を引退したと思われる。
- マウリシオ
- サンパウロのMF。「IV」「V」に登場。翼や新田よりも若く、血気盛んで喧嘩っ早い。しかし、翼らに諭されてから改心。「Ⅳ」では「ジョルトシュート」「ドライブオーバーヘッド」「スキルステップ」といった必殺技を会得。頼りになる若手としてサンパウロを引っ張った(ただしドライブオーバーヘッドは使えるのに何故か普通のオーバーヘッドは使えない…)。しかし「Ⅴ」では一転して必殺技を全て失い、ごく普通の平凡な選手に成り果ててしまった。
- オリベイラ
- 「V」のサンパウロ、及びブラジルの主将。カルロスへの嫌がらせとして、試合をボイコットした。
- サトルステギ
- ブラジル・コリンチャンスFW。「II」~「IV」に登場。必殺ヘディング「ダイナマイトヘッド」はキーパーをも吹き飛ばす威力を持つ。
- リベリオ
- ブラジル・コリンチャンスMF。「II」~「IV」に登場。必殺シュート「バナナシュート」。初登場時となる「II」2戦目では、コーナーキックからバナナシュートを放ってゴールを狙ってくるため、プレイヤーに「II」の新たなシステムを印象付けることに成功した。「II」最終戦でコインブラが登場するまでの前半、ブラジルチームの10番のポジションにいる。
- ダ・シルバ
- ブラジル・グレミオFW。ウルグアイ出身。「II」~「IV」に登場。上記の二人が必殺技を持つのに対し、ダ・シルバは必殺技を持たないため印象が薄かったが、「III」で必殺ドリブル「パッションスタンピート」を覚えた。また、同じく「III」で覚えたビクトリーノとのコンビ技「パンサーストリーム」も見逃せない。原作からのキャラとオリジナルキャラとのコンビプレイは珍しいパターンだ。
- クラウディオ・メオン
- ブラジル・グレミオGK。「II」~「IV」に登場。ドライブシュートが通用しないキーパー。オーバーヘッド等のダイレクトシュートに弱いという、キーパーとして致命的ともいえる弱点を持っており、その弱点を突かれ敗北する。グレミオ戦前の登場シーンや、試合中に突如発生するイベントとその演出はプレイヤーに衝撃と感動を与えた。「III」以降弱体化し、ドライブシュートが通用するようになってしまった。
- ちなみに「II」では、コインブラには「メオンごときに苦戦するとは先が思いやられる」、解説者には「ブラジルには優秀なGKはいない」などとボロクソに言われてしまうものの、それに奮起して猛特訓を重ねたのか「Ⅳ」ではストラットを完封する程のGKへと成長し、さらにラテンアメリカカップ編では所属しているイタリアのクラブチームの事情で、ブラジル代表として参加出来なかったゲルティスの代わりにブラジルの正GKとなる。
- トニーニョ
- ブラジル・パルメイラスMF。「II」~「IV」に登場。ブラジルユースチームになると、ボールを持てばどんな位置からもやたら「ドライブシュート」を放つ。彼がいないとネイくんは「ブースターシュート」が使えない。名前の由来はトニーニョ・セレーゾ。
- ネイ
- ブラジル・パルメイラスFW。「II」~「IV」に登場。必殺ドリブル「消えるフェイント」を使う。また、トニーニョとのコンビプレイ「ブースターシュート」を放つ。
- ザガロ
- ブラジル・サントスFW。「II」~「IV」に登場。「強引なドリブル」とキーパーごろしのシュート「ダブルイール」を放つ。これについて、「II」のサントス戦のミーティング時にロベルトが「ちなみに イールとは ウナギのことだ カバヤキにすると うまいぞ。」と突如それまでの流れからは明らかに外れたセリフを言う。そのため、これは「II」屈指の名セリフとされ、語り草となっている。
- ディウセウ
- ブラジル・サントスDF。「II」~「IV」に登場。「パワー」系のディフェンスと「キャノンヘッド」を使う。パワータイプのキャラには珍しく「ごういんなドリブル」を持っていないところにも注目したい。
- サンタマリア
- ブラジル・フラメンゴMF。「II」~「IV」に登場。「バナナシュート」を使い、よくコーナーキックからゴールを狙う。ブラジルユースでは「中盤の指揮官」として前線にパスを送る役目もする。
- ジェトーリオ
- ブラジル・フラメンゴDF。「II」~「IV」に登場。積極的にオーバーラップし「ドライブシュート」を使う。
- セザール
- ブラジルDF。
- ナシメント
- ブラジルFW。「V」に登場。ドライブシュートを操る頼れるストライカーである。
- エウゾ・ゲルティス
- 「II」~「V」に登場。イタリア・インターミランでプロとして活躍し「キーパーマシン」の異名を持つ、ブラジル代表のGK。「II」において、ブラジルユースを率いるロベルトがワールドユースで勝つため直々に呼び寄せた。ゲルティス初登場時の、ピエールとナポレオンの放つスライダーキャノンを何の苦も無く止めてしまったシーンはプレイヤーにかなりのインパクトを与えた。必殺技「ダークイリュージョン」。キャラや技のイメージからモデルは週刊少年ジャンプで連載されていたコスモスストライカーの敵キーパー、ブラックホール・バーンズという説もある。ちなみにこのコスモスストライカー、短期打切り作品でありながら、その無茶苦茶なサッカー必殺技などからゲーム版キャプテン翼や映画少林サッカーなどに影響を与えたとも言われる。ストラットとはイタリア遠征の際に知り合っており、ミアータにストラットがブラジルにいることを教えたのは彼である。
- シニョーリ
- ブラジルのFW。「V」に登場。ジョアン監督により鍛えられた"芸術作品"の一人であり、登場時は日向をスランプにまで追い込むほど苦しめた。しかし「ワールドトーナメント」ではジョアン監督のクラブ「カンピオーネ」からは「落ちこぼれ」として外される。そのためブラジル代表としてサンターナと共にナショナルチームとして参加する事になった。ジョアン監督に育てられたためか、個人技では優れるものの、チームプレイに関して難ありであったため、その事をサンターナ達から教わり、改心する。挫折を知り、チームプレイの重要さを知った彼は今後も大きく成長していく事だろう。ちなみに「カンピオーネ」からは外されてはいるものの、カンピオーネの一般キャラクターより高い能力を持つ彼が何故落ちこぼれ扱いされるのか謎に包まれている。必殺技は「アクセルスピンシュート」「芸術的なドリブル」。シュートを決めると「へへん、ちょろいね」と決め台詞を言う。(なお、ボイスキャストはエンドロールにも記載されていない。)
- アルツール・アンチネス・コインブラ
- 「II」の題を冠する完成された「スーパーストライカー」。「II」の最後の敵にして「サイクロン」を習得した大空翼と「スーパーストライカー」として対決した。ワールドユース決勝戦後半から登場。ロベルト本郷をして「翼を上回る完成されたスーパーストライカー」と言わしめた。マッハー同様にドリブル速度は通常の選手の数倍であり、ボールを持てば中央突破をはかり、トップスピードにのったまま、必殺技である消えるシュート「マッハシュート」へと持っていく。実力的に翼に匹敵するかそれ以上のものを誇る。原作のナトゥレーザと位置付けがかぶるが、こちらの方が設定がしっかりしており、登場時の強烈なインパクトも相俟ってゲームオリジナルでは屈指の人気キャラクター。「III」ではカルロスとのツインシュート「リーサルツイン」を覚える。「IV」では、プレイ中の分岐点次第では、ラテンアメリカカップにおいて翼やカルロスやストラットや石崎と同じブラジル代表の一員になるというおいしい展開も。しかし、可哀想なことに「V」にて、怪我により、選手生命絶望の危機に見舞われる。名前はジーコの本名と同じで、ゲーム発売から十数年たって彼がサッカー日本代表監督になったことは感慨深い。「II」~「V」に登場。「V」ではゲーム中の選手としては登場しない(名前の元となったジーコがJリーグ開幕により国内で有名になった事、またドリブルの速さの「V」のゲームシステム上でのゲームバランスへの影響を考慮したとも考えられる)。
[編集] ドイツ
- テオドール・カペロマン
- 「II」~「IV」に登場。ハンブルガーSVにてシュナイダーの抜けた穴を埋めていたFW。ドイツユースでも、シュナイダー、マーガスと共にFWを務める。主な必殺技は物理法則を無視した「サイドワインダー」。「III」では主要キャラの1人として昇格。メキシコに渡り、スタミナを養いつつ日向にケンカを売るなどの命知らずな暴挙に出た。パワーアップした「サイドワインダー」は当時の若島津さえも苦しめた。サイド際ではステータスがアップして、かなりの強さを見せる。エンディングに名前も登場。「うなれ! サイドワインダー!!」
- メッツァ
- 「II」~「IV」に登場。ドイツのMFで、シェスターとともにゲームを作る。ハンブルガーMF。「II」では後ろに下がり気味であったが、「III」においてシェスターが逆に後ろに下がったため、メッツァが10番を担う事になる。前に出てきたために必殺技の「トップスピンパス」が嫌らしいほど活きている。
- フライハイト
- ドイツのDF。「IV」に登場。旧東ドイツの選手で、ドイツの統一によって旧西ドイツメンバーと合流した。「雨の使者」と呼ばれ、雨が降ると、能力が上がり「ウォッシャードライブ」「ウォータードリブル」「ハイドロプレンタックル」といった多数の必殺技を駆使する様になる。しかし、雨が降っていないと一転して「レインボーパス」しか出来なくなるというかなり極端な選手。「IV」の親善大会編のラスボスとして描かれるが、突飛な設定と技名であったため、「V」ではあっさり姿を消した。ストーリーモードでは、彼の特性を生かすために前半では必ず雨が降るようになっている。…後半には上がってしまうが。DFではあるが、どちらかというとピエールの様なMFとしてのプレイをする。なお、雨が降るのは「VS」と「IV」のみである。
- ポブルセン
- ドイツのMF。「IV」に登場。ハンブルガーSVに所属し、若林のチームメイトである。ストラットと並んでかなり激しい性格の持ち主。昔、ブラジルのクラブチームに入団拒否をされた事があり、それが原因でブラジルで名を上げている翼に対してかなりの憎しみを抱いている。必殺技も「フレームドリブル」「マーダーショット」と、かなり物騒な名前であり、ある意味一番の危険人物かもしれない。設定はともかく、キャラの性格や必殺シュートの名前から「ステファン・レヴィン」の元となったキャラかもしれない。しかし「根はいい奴だ」(若林談)。
[編集] イタリア
- ランピオン
- イタリア・ASローマFWで同国代表。「II」~「IV」に登場。「ローマの鷹」の異名を持ち、スピード・シュート力ともにずばぬけている。必殺ヘディング「ロケットヘッド」。「ローマの鷹」とはジーコらとともに黄金のカルテットと呼ばれたパウロ・ロベルト・ファルカンの二つ名であり、国籍は違うもののモデルであるとみられる。
- ストラット
- サンパウロ→ACミランのFWでイタリア代表。「IV」「V」に登場。ACミランからサンパウロに移籍してきた選手。当初は誰にも心を開かず、翼に対して食って掛かったり、試合中に点を許したレナートをポスト以下と叫んだりと暴言も多かった。タックル恐怖症というトラウマも背負っていたため、彼なりの強がりだったのかもしれない。そのトラウマの原因とは、ACミラン在籍当時の親友バンビーノにタックルで怪我を負わせ、逃げるようにブラジルへとやってきたという過去にあった。しかし、恋人のミアータの支えと翼の助言によってついに克服。自らの背番号だった10番を快く翼に譲り、以降は良きライバルの一人となった。後に選手として復帰したバンビーノとともにACミランに復帰、宇宙空間をバックに放たれる必殺技「メガロゾーンシュート」を武器に、翼の前に立ちはだかる。攻撃力不足だったイタリア代表だが、彼の加入によって一気に恐ろしいチームへと変貌を遂げた。一度心を開けば気のいい男で、翼のセリエA行きを勧めたのは彼である。また、「IV」のサッカーグランプリ編のラスボスでもあり、この大会の決勝戦前までに61得点という無茶苦茶な点数をたたき出した、とてつもないエースストライカーでもある。
- バンビーノ
- ACミランのMFでイタリア代表。「IV」「V」に登場。練習中にストラットのタックルを受け、選手生命を危ぶまれたが、見事に復活。ACミランに復帰したストラットとともにイタリア代表としても活躍する。必殺技は「ショットガンドリブル」。
- ジャシント
- イタリアMF。「IV」に登場。必殺技は、リベリと共同で行う「ツインタックル」。
- リベリ
- イタリアFW。「IV」に登場。必殺技は、ジャシントと共同で行う「ツインタックル」。
- マンチーニ
- レッチェMF。「V」に登場。セリエAに来た翼を認めていた選手。セリエAで優勝したことにより、イタリア補欠MFに昇進。必殺シュートはないが、ドリブルの素早さとキープ力がある。
- カルネバーレ
- レッチェFW。「V」に登場。セリエAに来た翼を最初は嫌っていた選手。だが翼が来てから順調に勝ち続けたことから次第に翼を認めることに。セリエAで優勝したことにより、イタリア補欠FWに昇進。必殺技は「ごういんなドリブル」。
- ファケッティ
- ユベントス・イタリア代表キャプテン。「V」に登場。自分勝手な日向に対し叱咤するものの、日向の実力を認めており日向へのサポート役として積極的に回る。必殺技は「ピンポイントパス」。
- マッツォ
- ユベントス所属のFW。「IV」で登場。35億円で移籍してきた大型選手という前宣伝で、尊大な態度を取るが特に必殺技もなく能力も凡庸。フェイスグラフィックが存在するキャラクターでは珍しい浦辺の色違い(金髪)。
- ディーノ
- ユベントスGK。「IV」で登場。この作品の登場人物にしては珍しい顎鬚が特徴。前述のマッツォに対してこちらは人格者だが、やはり必殺技等の設定はなくGKとしては平凡。
[編集] 中国
- リ・ハンネ
- リ・バンクン
- 中国FW。「II」~「IV」に登場。一見石崎くんの双子。ワンツー・リターンで攻めあがるのが得意。二人で、「昇竜脚」なるスカイラブもどきの技を使う。父親が横浜の中華街でコックをしており、自分達も日本によく行くため、日本語がうまい(ゲーム中でも日本との試合後、全日本メンバーと日本語で話している)。
- ルー
- 中国GK。「III」「IV」に登場。必殺技は、足技「雷斬脚」。GKであれば手が使えるペナルティエリア内であっても、この足技を使う不思議な人。
[編集] 韓国
- シャ
- 韓国FW。「II」~「IV」に登場。日向同様腕をまくり、強引なドリブルを使う。キムとのコンビプレイ「ツインシュート」を使う。
- キム
- 韓国MF。「II」~「IV」に登場。シャとのコンビプレイ「ツインシュート」を使う。
[編集] ポーランド
- マッハー
- ポーランドFW。「I」「II」に登場。100mを5秒を切って走っているのかと思うほど冗談抜きで足の速い人。ボールを持っていない者は、彼のドリブルに追いつけない。
- ジャイッチ
- ポーランドGK。「II」に登場。中西くんの色違い。試合前のミーティングでも特に紹介されない選手だが、実力は高い。必殺技「ローリングセーブ」は「II」においてトンデモ技の代表格として人気がある。
[編集] イングランド
- ロリマー
- イングランドFW。「II」~「IV」に登場。「III」で「バウンドショット」を覚えた。
- リチャード
- イングランドFW。GB版のみ登場。滑ったと見せかけてその反動で打つ「ジェットシュート」を始め、「殺人タックル」「ごういんなドリブル」と3つの必殺技を使う。しかしながら世界選抜には選ばれず。その後の作品にも登場していない。
[編集] 旧ソ連
- ベラエフ
- ソビエトFW。「II」に登場。これといった必殺技を持っていないが、ヘディング等でもゴールネットを突き破る。
- ラシン
- ソビエトGK。「II」に登場。試合前のミーティングでも特に紹介されない選手だが、実力は高い。必殺技「ぶんしんセービング」を使う。モデルは旧ソビエトの名キーパー、レフ・ヤシン。
[編集] オランダ
- イスラス
- オランダFW。「II」~「IV」に登場。サッカー界に突如現れ、天才的サッカーセンスと抜群のテクニックを持つ。そのドリブル速度に追いつくことは困難。「高速ドリブル」「オーバーヘッドキック」を使う。ヨーロッパではシュナイダーと並び評価の高い選手だ。「V」ではサッカー界から突如消えてしまった…。
- リブタ
- オランダDF。「II」~「IV」に登場。「パワー」系ディフェンス技と「強引なドリブル」を持つ。
- ファンベルグ
- オランダFW。「IV」で初登場。ACミラン所属。必殺技はオーバーヘッドキックだけだが、エリア外からのシュートで、若林から1試合で5本も決めた男(設定から言って無理はあるが…)。彼の放ったシュートは、虹色に輝く。基本能力がずば抜けて高く、「IV」の最高プレイヤーであり、ジャイロカップ編におけるラスボスでもある。しかし「V」では最初から怪我のために離脱。能力は相変わらず高いものの、各種の特殊能力を失っている。
- フーリア
- ACミランの最強カルテットの1人でオランダ代表。「IV」「V」に登場。
- ニスケンス
- ACミランの最強カルテットの1人でオランダ代表。「IV」「V」に登場。
[編集] フランス
- ジャン・ピエール・ピピン
- ACミランの最強カルテットの1人でフランス代表。「IV」「V」に登場。若林相手にペナルティエリア外から3点奪った実績がある。必殺技は「ホーミングショット」。放つ際に「見えたぁ!!」と叫ぶ。モデルは言うまでもなくジャン・ピエール・パパン。
[編集] アメリカ
- ミハエル
- アメリカFW。石崎のライバル? 「III」~「V」に登場。ナルシストで、周囲に薔薇を振りまく一見お笑いキャラだが、必殺ドリブルの能力はゲーム中最強クラス。必殺ドリブル「ローズダンサー」に加えて徐々に「ローズバスター」、「ローズスティール」、「ローズスマッシュ」と覚えていき、そして「V」においては神の意志に目覚め「ホーリークロス」という必殺技を覚えた。
- ジャック
- アメリカMF。「IV」に登場。ラフプレイを身上とするがフィールド外では非常に紳士的な性格。必殺技は「ごういんなドリブル」「パワータックル」「パワーブロック」。
[編集] アルゼンチン
- カージャレ
- アルゼンチンFW。「IV」に登場。バティンとのコンビ技「ハイパーツインショット」を使う。
- バティン
- アルゼンチンFW。「IV」「V」に登場。必殺技は「バティゴール」と「ハイパーツインショット」。ハイパーツインショットは「V」では使えなくなってしまった。翼&岬コンビ以外では珍しい、「バティンくん!」「カージャレくん!」と「くん」付けで呼び合う様子が記憶に残るキャラだが、どうも「V」では性格が変わってしまったような印象を受ける。「V」でカージャレが登場しないことと関連がありそうだが、ストーリーで触れられることはなかった。
[編集] その他
- ミルチビッチ
- コロンビアDF。「IV」のラテンアメリカカップで、翼達ブラジル代表の前に立ちふさがった。必殺技は、「ナナハンタックル」。このタックルを機転に翼は、「クリップジャンプ」という必殺技を編み出した。
- オルミーガ
- ペルーFW。「IV」のラテンアメリカカップで、普通のドリブルでブラジルの誇る強豪選手たちを吹き飛ばし、普通のシュートで、ブラジルキーパー・メオンを吹き飛ばしただけではなく、ネットまで突き破った。大抵の選手は、必殺技を使わなければ選手を吹き飛ばすことなど到底できないということを考えると、非常に恐ろしい選手である。特に専用グラフィックも無く一見並の選手のようであった為、その豪快なプレイに度肝を抜かれたプレイヤーも数多かった。因みに、オールスターモードで自分のチームの選手として扱う場合は、この吹き飛ばし能力は無くなっている。
- カマーチョ
- カメルーンFW。必殺技は「ドラケンスマッシュ」。
- シューマッハ
- デンマークGK。「IV」「V」に登場。「奇跡を呼ぶ男」という異名を持ち「ミラクルウォール」という必殺セービングを持つ。ブラジルを完封し「カルロスもコインブラも大した事は無かった」などと公言しているが、実力的にはとてもそんなことができる選手ではない為、ゲーム版の大きな謎の1つになっている。ブラジルを完封したことが奇跡というわけではなさそうだが…。ちなみに「Ⅴ」ではマンチェスターに所属、松山のチームメイトでもある。
- エスパーニャ
- メキシコMF。「II」に登場。必殺技も無いし変わった名前だが、実力は高い。エスパーニャはスペインという意味。あれ?
- サルバトーレ
- モンテビデオFW。「IV」に登場。必殺技は、「マシンガンシュート」。 サルバトーレ・ジェンティーレとは別人。
- ラムカーネ
- ベルギーGK。「モスクワ」所属。「III」「IV」に登場。「IV」では間違いなくNo.1 GK。ミューラー、若林よりも基本能力が高く、加えて必殺技まで持っており正に鉄壁の守護神と言える。しかし、スタミナが無く、後半頃には能力ががた落ちしてしまう、言わば三杉のGK版のような選手。「IV」ではその弱点がいつのまにかなくなったため、手が付けられなくなった。必殺技は「シャドーシールド」。
- ルード
- 「Ⅴ」に登場するMF(国籍不明)。カンピオーネ入団を熱望していたが、レッチェとの試合で翼に敗れた事が原因で入団を拒否された悲しい選手である。必殺技は持っていないがその実力は本物で、レッチェの選手たちは翼以外の誰もが彼を止める事が出来なかった。試合中のイベントでレッチェの選手たちが「俺たちの力では無理だ!!翼!!奴を・・・奴を止めてくれーーー!!」という悲痛の叫びを上げるシーンがあり、カンピオーネに入団拒否をされたとはいえ実力的には充分に世界レベルの選手である事が分かる。
- クスタ
- マレーシアDF。「Ⅴ」に登場。カンピオーネの一員で必殺技「パワーチャージ」「パワーブロック」を使う。デモでは「芸術的なドリブル」を使うが何故か選手の技能としては持っていない。
- サビチェビッチ
- 「カンピオーネ」のGK。国籍不明。必殺技は「ダブルアームスマッシュ」。「V」最後の敵となる「カンピオーネ」のゴールを守るキーパーであるのに判断力は若林やミューラーに劣る"B"であったりする不思議な人。しかしそこは必殺セービングの「ダブルアームスマッシュ」で防いでいくため、位置付けとしては全日本の若島津のそれに近いかもしれない。
- アルシオン
- 「カンピオーネ」所属で、「V」のラスボスにしてジョアン監督の"最高傑作"。カンピオーネに渡った新田とコンビを組む。キック力、ジャンプ力、走力と、いずれをとっても、最強クラスの能力を誇り、「芸術的なドリブル」という必殺技を使ったり、破壊力抜群の「スターバースト」、超上空からのオーバーヘッド「シューティングスター」、新田とのコンビ技の「シャドウストライク」という必殺シュートを放ち、さらにチームメイト全員との超高速芸術的コンビプレイ「ラ・オルケスタ」というとんでもない技まで使ってくる。ちなみに「カンピオーネ」とはイタリア語で「チャンピオン」の意味、まさに「覇者の称号」である。イタリア代表としてアルシオンが出場していたら、イタリアは一転してかなりの強敵になること請け合い。実は若林君と同じ声で、これには気が付かなかった、というユーザーも多い(とはいえ、音声はスターバーストを放つ際の「砕け散れ!!」しか無いのだが)。
- なお、アルシンドがモデルではないかという説があるが、髪の毛はフサフサである。
- 「Ⅴ」のハーフ画面でジョアン監督から受け継いだカンピオーネの個人プレーサッカーが全日本のチームプレイに及ばないのに悔しさを爆発させ、何と素手でコンクリートの壁を破壊している。キャプテン翼は人間離れした必殺技ばかり使う選手が多いのは有名だが、この人はもはや人間じゃない。
- KAZU
- 「IV」のオールスターモードのみに登場。最初の必殺技は「フォーミュラシュート」だけだが、プレイヤーがシナリオをクリアする度に「グランドツーリング」「「ハイパータックル」「スプレットミサイル」「クリアボム」という必殺技を覚え、全シナリオをクリアすると、「コンプリートスマッシュ」という必殺技を覚える。モデルは、元日本代表選手三浦知良と思われるが、全然似ていない。
[編集] バンダイ
バンダイから発売された作品は以下の通り。
- キャプテン翼J THE WAY TO WORLD YOUTH
- スーパーファミコン。1995年発売。バトルでの主導権争いが連打という、変わったサッカーゲーム。なお、この頃から権利関係にうるさくなった模様で、クラブチームの名前などが、架空の物にされるようになった。(サンパウロFC→サンパスFCなど)
- キャプテン翼J 全国制覇への挑戦
- ゲームボーイ。1995年発売。
- キャプテン翼J GET IN THE TOMORROW
- プレイステーション。1996年発売。SFC並みのグラフィックのサッカーゲームに、必殺シュート、必殺セービング、少々のドリブルテクニックなどが、プラスされたもの。ストーリーモードの試合は、西ドイツジュニアユース戦から始まりタイユース戦の後、世界選抜戦となる。なお、ストーリーモードには出てこないが、イタリアジュニアユース、アルゼンチンジュニアユース、フランスジュニアユースも使えるようになる。レベルを上げると、オリジナルの必殺技を覚える選手もいる。また、育てたチーム同士を対人戦で使うことができる。ファンの間では酷評が多いが、少なくともバンダイの遊び心、意欲は見て取れる。
- キャプテン翼
- プレイステーション2。2006年発売。アニメ第1シリーズの声優、オープニングテーマを使い、テクモ版の有名な、シュートを打ったときディフェンダーが吹き飛ばされて「おーっと ○○くん ふっとばされた!」という実況を使用した意欲作。条件発生など原作の再現度を重視している。なお、非常に残念ながら実況の声はアニメと異なる。参考リンク
[編集] コナミ
コナミから発売された作品は以下の通り。
- キャプテン翼 栄光の軌跡
- ゲームボーイアドバンス。2002年発売。カードゲーム。ゲーム発売の後にカードゲーム自体も市販化された。選手カードの間でボールを動かし、シュートやタックルの勝敗を選手の能力値と補助カードによるプラス値で決定した。世界観は【ROAD TO 2002】に忠実で、実在選手と翼キャラが混在するJリーグを戦う。
- しかし、集めたカードが消えてしまうバグ等のファンを落胆させる要素が大量に含まれていた。
- キャプテン翼 新たなる伝説・序章
- プレイステーション。2002年発売。ワールドカップもどき(権利問題で名前を使用できない)の「インターナショナルカップ」を目指し、世界各国に散った翼キャラを集めていく。
- 元々コンセプト自体に問題があり、明らかに設定やキャラの性格、世界観等がおかしい箇所が大量に存在していた。「序章」とある通り、本作の設定は本戦前の練習試合で、舞台を変えた続編を予定していたと思われるが、事実上なかった事にされている。
- キャプテン翼 黄金世代の挑戦
- ゲームキューブ。2002年発売。
バンダイ、コナミ両メーカーの作品はテクモ版と比べると著しく完成度が下回っているとの評価をうけ、クソゲーの称号を受けているが、2006年、バンダイから発売されたPS2版だけはテクモ版程ではないが、評価が高い。
カテゴリ: キャプテン翼 | サッカーゲーム | コナミのゲームソフト | テクモのゲームソフト | バンダイのゲームソフト | ファミリーコンピュータ用ソフト | ゲームボーイ用ソフト | メガCD用ソフト | スーパーファミコン用ソフト | プレイステーション用ソフト | プレイステーション2用ソフト | ゲームキューブ用ソフト | ゲームボーイアドバンス用ソフト | キャラクターゲーム | 1988年のコンピュータゲーム