クリス・オクスプリング
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男子 野球 | ||
銀 | 2004 | 野球 |
クリス・オクスプリング(Chris Andrew Oxspring , 1977年5月13日 - )はプロ野球選手で、元阪神タイガースに所属していた投手。オーストラリア・イプスウィッチ出身。右投げ左打ち。183cm、83kg。背番号45。愛称は「オックス」「オク様」など。ちなみに阪神甲子園球場などでは名前が長いため「オクス/プリング」と改行されて表示されている。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ。特にカーブはよく曲がる一級品でありこの投手を特徴付けるものとなっている。
イブスウイッチ州立高校を卒業後、米独立リーグのクック・カウンティーへ。2000年秋にトライアウトを受け、サンディエゴ・パドレスへ入団。2004年のアテネ五輪ではオーストラリア代表で出場。エースとして2試合に登板し、14回2/3無失点。準決勝の日本戦では6回2/3を5安打無失点の好投で、ジェフ・ウィリアムスにつなぎ、チームの銀メダルに多き貢献。2005年はメジャーでは勝利は無かったが、3Aで12勝をあげていた。2006年の第1回WBC豪州代表に選ばれていたが、同年に入団した阪神でのプレーに集中するためにウィリアムスとともに代表を辞退。オープン戦の序盤こそ本調子ではなかったものの、徐々に調子を上げていき、見事開幕ローテーションを勝ち取った。初勝利は4月25日の対横浜ベイスターズ戦。しかし、立ち上がりが良くても4~5回あたりで突然炎上する悪癖があり、2006年の1シーズン限りで退団した。 2007年ミルウォーキー・ブリュワーズとマイナー契約した。
[編集] 成績
16試合 4勝3敗 51奪三振 防御率5.12