クロハツ
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?クロハツ Russula nigricans(Bull.)Fr. |
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Russula nigricans(Bull.)Fr. | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
クロハツ |
クロハツ(黒初、Russula nigricans(Bull.)Fr.)はハラタケ目ベニタケ科ベニタケ属クロハツ節のキノコ。夏から秋に、ブナ科や針葉樹林の地上に群生する。傘は灰褐色、ひだは若いとき白色だが、古くなると黒くなる。傷つくと赤変し、後に黒変する。肉は白色で無味無臭。ひだと同様変色する。柄の表面は傘と同様。胞子は類球形で微細疣と不完全網目に覆われている。シスチジアは縁、側両方少なく棍棒型で先細を含む。有毒で生で食べると中毒する。死亡例もある。毒成分が分かってないので火を通しても素人は食べない方が良い。また、毒性の強いニセクロハツに極めてよく似ているため注意が必要。
[編集] 参考文献
- 池田良幸『北陸のきのこ図鑑』ISBN 4893790927
- 長沢栄史『日本の毒キノコ』 ISBN 4054018823
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